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夕刊フジが最早菅首相の再選はない事由を指摘している。小沢氏に近い民主党関係者はこう語ったと云う。
「第1検察審査会は先月15日午後、小沢氏について『起訴相当』より軽い『不起訴不当』の議決を公表した。同じ日の午前中、菅首相は公邸から官邸に入る時間を2時間も遅らせた。この異例の行動がクセものだった」
つまり参議院選挙に大敗し、9月の代表選挙での再選が危ぶまれる状況で、その再選を阻止する勢力の中心にある小沢氏の第一検察審査会の「起訴相当議決」を待っていたと云うものだ。もし第一検察審査会が、小沢氏に対し起訴相当議決を出してくれれば、第五検察審査会に続き、その起訴相当議決の可能性が高まり、それは小沢氏の政治的影響力を削ぐことになると計算していたと云うのだ。
そしてもし首尾よく起訴相当議決が出ていてば、その場で仙谷官房長官や枝野幹事長、玄葉政調会長らを官邸に集め、対応を検討する計画だったが、不起訴不当と云う先が見えた議決だったので、目論見は空振りに終わったと云うものだった。しかしよくよく冷静に考えれば、小沢氏は同じ民主党内のトロイカ体制の政権交代の同志であり、そのような目論見を持つことは決して人の道としてしてはならないことだった。
小沢氏周辺は、この菅首相の不穏な行動に激怒しており、最早、9月での菅首相の再選はないと云っているそうだ。つまり、小沢前幹事長と鳩山前総理は、自らの責任を明らかにし、参議院選挙に勝つために身を捨てたのに、唐突な消費税を云いだし党を敗北に追い込んでおきながら、反省どころかその味方を背中から刺そうとしたと周辺が激怒しているのである。
小沢氏も、その周辺を最早抑えることは出来ず、腹を固めたと云い、少なくとも9月の代表選挙で菅首相を交代させるしかないと考えているようだ。鳩山前総理は、小沢氏との会食で対応を協議した模様だが、鳩山前総理もこの不穏な行動に最早調整困難と見ているようだ。19日には、鳩山グループの合宿があるが、小沢グループの参加を予定されており、そこでは今後の政局の方向が語られると云われている。
つまり菅首相は、同志であるはずの小沢氏を政敵と看做してしまったことになる。
小沢氏と鳩山前総理は、同志の勝利のために身を捨てたのに、菅首相は同志を敗戦に追い込んだどころか、責任すらとらずに更に小沢氏を追い込もうとした。いわく、人間として最低の餓鬼の如くの所業であり、このような者を総理にしておけば、国民に何をするか分からない、したがって9月でお引取り願うと云うことのようだ。
今、小沢氏周辺はこの所業に激怒し、檄文を掲げ、9月の代表選挙に向かって結束を固め合っているらしい。人間には、決して踏み外してはならないスジがある。すなわち、菅首相が再選される道はもうないと云うことである。歴史に於ける謀反人の最期は厳しい。それが史実である。
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