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参議院選挙が終わり、次期国政選挙は三年後である。おそらく衆参同日選挙になる。したがって政局は、目前の民主党代表選しかない。ここで代表に選出された者が余程のことがない限り三年間民主党政権を担うことになる。審判は、その結果有権者国民がする。ここにきて、読売が菅内閣続投57%内閣支持率44%とやっているが、ここの調査では次期代表に菅直人氏を選んでいるのは23%しかない。
また博報堂がなぜか「税金は高くない」との世論調査を出しているが、ここでは消費税増税は実に72%が反対している。まぁ畑が違えば結果が異なるのだろうが、2倍も3倍も違うとは思えない。何処からか予算が出ているのだろう。官房機密費か。(笑)テレビをたまに視るとなぜか小沢叩きが散見されるが、もう当面は前述のように国政選挙はない。だから、9月の代表選に選出された代表が三年後の次期衆議院選挙に於いて審判を受けるべく、その責を担うことになる。
国政では昨年の衆議院選挙で約束した09マニフェストを基軸に、一方では財源を掘り起こし、そのために政治・行政改革を行い、日米・日中関係も政治主導に変革しないとならない。マスコミは懸命に菅首相の持ち上げを図るが、参議院選挙敗北の現実は国会に於いて四面楚歌であり、この局面を打開出来ない以上、我が国は多くの政治停滞を余儀なくされる。
野党情勢は多党乱立の戦国時代到来だが、既に死に体の菅首相に近づく勢力はいない。皆、9月の代表選挙後にどのような政権になるかを見極めている状況と云えよう。小沢氏は、政治・行政改革をきちんとやれば、結果は付いてくると読んでいるだろう。彼は先の衆議院選挙でも、下馬評を覆し、大勝で民主党を政権に導いた。仮に彼が代表になり、総理になったとして、マスコミが例によって、支持率マイナスとか報じても、最後に衆参同日選挙で勝てば、代表はそれでいいのである。
そのためには、国民に約束したマニフェストを着実に実行するだろうし、修正が必要な部分は説明するだろう。菅政権で出来ていない記者会見の開放も進むだろう。国会では野党が束になってかかってくるが、顔色ひとつ変えないだろう。彼は、世論調査ではなく選挙が国民の審判だと云う原理主義者である。だから菅首相が、参議院選挙でNO!を下されながら、代表にしがみついているのが滑稽で仕方がないはずだ。
なお小紙は昨日論評したように、橋本政権以降の行財政改革が実は全然骨抜きであることを全法文を読んで理解した。したがってこの三年間には、戦後政治を大転換する政治・行政改革を法律・制度含め行なうこととなろう。国民は、表では赤字をいいふらし、裏ではスキヤキをほうばる奴らをなんとかしろと云っている、ただそれだけである。
皆、この20年間GDPは横ばいなのに、可処分所得だけが下がっている、その差は何処に行っているのだろう、ひょっとしてフスマの向こう側のすきやきに化けているのではと疑っている。この官民の疑心暗鬼が国民の間に増幅している。最早ガス抜きや紙芝居には国民は騙されなくなっている。つまりホンモノが登場しない限り、この断層を埋めることは出来ない。勿論、改革を始めると最初は多分支持率一桁とか云われるだろう。
しかしなぜか次期衆参同日選挙では勝つ。そういう指導者の登場を国民は待っている。今、必要なのはこの祖国の運命を背負い出て来るホンモノの改革者であり、市民派を気取りながら毎日ホテルニューオータニで食事している誰かさんではない。それくらいに今の菅首相には祖国のイメージがない。日の丸への敬意もない。靖国は忘れ去られている。
政治は結果責任を負う。審判は国政選挙で受ける。その国政選挙で大敗しながら、言を左右にし、ごまかしで政権を維持しようとする。これでは政治にならない。このままでは菅首相の歴史的評価は地に落ちてしまうだろうと予言する。
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