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民意を汲み上げた者が勝ち、反した者が負ける。それが国政選挙の原点である。菅首相は、消費税10%を掲げて選挙戦を戦い負けた。だからもし民主党が引き続き政権を担うなら、菅政権が総辞職するほかない。もし菅政権が自ら掲げた【消費税増税10%】がその敗北の核心ではないと云うなら、自らの信認を賭して解散総選挙をするのが道理である。
小紙は、したがって消費税に賛成か反対かを世論調査で問うた。その結果、71%が反対で、29%しか賛成が無かった。それが事実である。勿論のこと71%にも条件があるし、29%にも条件がある。しかしながら71%もの人が反対したことは事実で、選挙は44議席対70議席と云う大敗だった。小紙は、次期衆議院選挙では、自民党はぜひ持論である消費税増税・法人税減税をくっきりと掲げて選挙を戦って頂きたい。
菅首相についてはお手元に首相の専権たる解散権があり、その解散権を小泉のように行使し、消費税増税に賛成か反対か、勿論大マスコミも賛成論調でいいからやってみろ。それで初めて、自らの言に信が与えられよう。だが、消費税増税はいつのまにか議論にすり替わり、財政再建は必要との意味不明の釈明と化している。さような態度を右顧左眄すると云う。09マニフェストに於いて民主党は、四年間消費税は上げないと云い、その間に政治・行政改革を断行すると国民に約束した。
しかしそれを突然反故にし、消費税上げを云ったから国民は驚いた。今頃、議論すると云ったとかほざいているが、首相の記者会見では公約と思って頂いていいと明言しているし、玄葉政調会長は早ければ12年度にもと云っているではないか。そんなもの動画にしっかり証拠として残っている。「小沢さんはしばらく静かにしていてくれ」と菅首相が云い、枝野氏は「しばらくと云うのはもう少し長い時間を云う」とか云っていたが、それは勝手に54議席くらいは行くだろうとの甘い見通しのせいに他ならなかった。
フタをあけたら前述のとおりの大敗。理由はカンタン。民意を汲み上げた者が勝ち、反した者が負ける。ただそれだけである。すなわち、民意を汲み上げそこなった指導者は表舞台から去るべきであり、国民の心情としてはゴミ箱行きである。要らない。それとも霞ヶ関や大マスコミや自民党並びに菅首相は、民意はアホだとでも云うのか。ぜひ、そう云ってくれないか。皆で靴を投げに行くから。
おい、そこで後期高齢者医療制度を国保と合体させて、似非改革をしようとしている例の改革で売った政治家もそうだ。我々国民はアホウではない。散々、小泉詐欺改革に騙され、目が肥えているからもう騙されないぜ。小紙は、後期高齢者医療制度の法律を全文読んでいる。なぜ今、小沢を担ぐというのか。それは情ではなく、そろそろやらんといかんからだ。他にない。政治・行政改革をやれそうな者を選び、やる。ただそれだけだ。
鳩山が、スコップとツルハシで向かったら、ブルドーザーが必要だった、そう云うことである。云ったことはやる、それが「信」の原点だ。そして選挙で負けたら降りるか後ろに下がる。そこに理由なんかない。なぜならそれが政治だからだ。
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