http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/880.html
Tweet |
生活保護で、月の収入が11万円もあって、
エアコンも買えない、使えないというのは
理解に苦しむ。
>「クーラーの設置費などお金の問題が壁になっているのは間違いない。
>政府は今年の猛暑を大規模災害と同様に位置づけ、緊急の対策をとってほしい」
日本の生活保護制度は、大変、恵まれています。
その範囲内で、何とかするのは当たり前で、
それ以上を求めるのは、いくらなんでも、やり過ぎでしょう。
*******************************
低所得の高齢者、熱中症の危機 冷房買えず・使えずに(朝日新聞)
http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK201008070043.html
6日も各地で猛暑日となるなか、低所得の高齢者らが熱中症の危険にさらされている。経済的な理由からクーラーが買えなかったり、電気代が払えずに使うのを控えたりしているためだ。
大阪市淀川区の男性(86)は足に障害があり、ほぼ終日、6畳と4畳二間のアパートで過ごす。
午後3時半、室温は34度に達した。じっとしていても汗ばむ。風呂やシャワーはない。「これがただ一つの熱中症対策や」。台所の水を何度も頭からかぶる。
生活保護と年金で月の収入は11万円。家賃や食費を支払うとほとんど残らない。クーラーは10年以上前に故障し、そのまま。扇風機の風は生温かく、もわっとする。「クーラーを買ったとしても、電気代を払えるか……」
肺がんをわずらう同市東成区の男性(62)も生活保護を受給。クーラーはない。先日は室温が38度まで上がった。寝苦しい夜、ぬらしたタオルを裸の上半身にかけ、扇風機をつけて横になるが、何度も目が覚める。「治療のために養生したいが、睡眠どころやない」
熱中症で搬送される人は高齢者が最も多く、室内で発症する人も多い。一般的にはクーラーを使うのが予防の基本とされ、気温が体温より高い場合、扇風機は逆効果になる恐れもある。
大阪府内の医療機関などでつくる大阪民主医療機関連合会は毎年夏、低所得の高齢者ら約500人のクーラーの使用状況を調査。昨年はクーラーのない世帯が17%、1日2時間未満しか使わない世帯が22%あった。また、昼過ぎの室温が30度を超えていたのは「クーラーなし」で84%、「2時間未満」で74%にのぼった。今年は調査中だが、同連合会は「昨年以上に危険な環境下にいる人が増えている」とみている。
対象者の6割以上が生活保護か住民税などの非課税世帯で、同連合会の山村弘成(ひろしげ)・事務局次長は「クーラーの設置費などお金の問題が壁になっているのは間違いない。政府は今年の猛暑を大規模災害と同様に位置づけ、緊急の対策をとってほしい」と話す。
全日本民主医療機関連合会などは6日、自治体の見守り活動を強化し、公民館などの「避難所」を日中に確保することなどを盛り込んだ緊急要望書を長妻昭厚生労働相あてに出した。(永田豊隆)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK91掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。