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2010-08-04 16:35:54
まさに「満点!大笑い」な発想。
▶菅首相「評価は歴史が決める、不退転の決意で」(読売見出し)
はっは!
>参院予算委員会は4日午前、菅首相と全閣僚が出席して質疑を行い(中略)、首相は「首相という席についた政治家の評価は、歴史が決めるものだ。歴史に恥じない行動を取りたい」と述べ、政権運営への決意を強調。
【読売新聞/8月4日11時45分配信】
まさに「どんだけえぇ〜!」としか、良い様が無い発言をなさった。
タナボタ同然で、首相の座を手に入れた。
ここまでくる為に、鳩山政権の迷走中一切何もやらずに、「寝た振り」を決め込んでいた。
旧権益集団が仕掛ける、検察と言う<錦の御旗>を使った歪曲捜査中も、<蚊帳の外>を決め込んで、相手に組みする様な<利敵発言>をしながら、「我関せず」を決め込んでいた。
要するに、『トロイカ』の2本がコケれば、「後は自分だ」という<ズルイ>奴だった。
その挙げ句に、計算通り<消去法>で選ばれての、総理大臣の座。
しかるに、直後から直ちに<独自性>を発揮しようとして、「菅違い」をし始める。
「小沢さんにはしばらく休んでもらう」と言い、クーデターのごとく、小沢切りを断行。
知恵を授けたのが仙谷官房長官や枝野幹事長であるのは言うまでもないが、その主役は菅であり、しかし脱小沢でいい気になったのは一瞬で、あとは国民も呆れ返る迷走の連続だった。
その結果が、参院選での「世紀の大惨敗」である。
今度の選挙でハッキリしたのは、「脱小沢路線」が大失敗だったということだ
しょせん、小沢がいなければ何もできない菅らの“幼稚さ”をまざまざと見せ付けられただけ、だったのである。
要するに、<空き缶>がカラッポの中身を無理矢理ひねり出そうとした結果、でありました。
党内論議も何も無く、唐突に(自分かってに)消費税増税論議を言い出す。
党内論議も何も無く、国民と約束したマニフェストを骨抜きにする。
民主党の売り物だった透明性に逆行する取材拒否。
挙げ句の果てに、敗戦濃厚になった選挙終盤には、メッセージを伝えるために取材に応じるという自分勝手。
いやはや、ここまで<裏切り>を重ねれば、結果は最初から知れたもの。
要するに菅直人には、消費税を筆頭にすべて「小沢流の逆を行く」以外の何も無い政治家だった訳です。
この間、小沢は「国民との約束は果たさなければいけない」と再三、メッセージを発したが無視。
菅首相と枝野幹事長のコンビの<幼さ>は、「小沢切り」だけでなく、対野党発言、対有権者発言、何から何まで「相手の神経を逆撫でする」のみ。
実は筆者は、小沢が鳩山との抱き合わせで幹事長を辞任した際、前回の代表辞任の際と同じく、「参院選担当副代表」か「副代表格での選対委員長」に就任するのだ、考えた物でした。
だって、選挙戦開始直前ですよ。
ところが。
いい気になっている、仙石を含めた3人は、シロウト感覚で小沢から引き継いだ選挙体制をことごとく壊した。これが傷口を広げていく。
「例えば、選挙資金の配り方ひとつとっても、小沢さんは緻密でした。選挙区によって、渡す相手を本人、選対、県連と変える。常におカネを効果的に流す方法を考えていました。しかし、菅体制になって、選挙資金は公平配分が原則。あと一歩で通りそうなのも、てんでダメなのも一緒にしたのです。揚げ句が1人区の大惨敗。カネの使い方を知らなすぎる」(小沢に近い関係者)
連合その他の<組織票>も、小沢が丹念に築いて来た人間関係を、いともあっさりと断ち切って、おこチャマ枝野は何の関係も築けないまま。
挙げ句の果てに、選挙戦最中の「敗北宣言」、と等しい<連立>の公然たる模索。
バッカじゃなかろか、ルンバ!
挙げ句のサンパチに、大勢判明の深夜に、早々と執行部の続投まで宣言。
仙石はと言えば、「大変もだえ苦しむことになると思うが、それをくぐり抜けてこそ日本の政治が成熟する」と、自分たちの続投を正当化した。
アンタが<悶え苦しむ>のは自業自得だが、日本を、国民を巻き込まないでくれ!
三バカ大将が続投する事が、何を正当化出来るのでしょうか?
訳が分からん。
日本の有権者は、長らく『責任を取らない政治』に不信感を抱いてきた。
その結果の『政権交代』であったはず。
参院選の民意を反映すれば、菅さんは党と有権者に何らかの責任を取る必要があるのは当たり前だ。
菅が続投なら、選挙を仕切った幹事長が責任をとるのが筋である。
組織に大問題が発生した際、誰も責任を取らない、そんな事は現実的にあり得ない。
菅直人政権は、政権に居座る事だけが、存在理由なのか。
民主党惨敗の大きな要因のひとつが、菅政権になって“民主党らしさ”が急速に失われた事にある。
要するに、限りなく自民党に近づいてしまった。
自民主党である。
国民が共感したのは、民主党の理念に対してだった。
何度も書いて来たが。
政治主導。
対等な日米関係。
国民の生活が第一。
50年以上続いた自民党政治にホトホト嫌気がさした有権者は、民主党が掲げる理念に期待し、政権を託した。
それが、ことごとく裏切られてしまった。
自民党と変わらない政治なら、何も交代して、政権担当能力の無い<素人集団>に任せる必要などない。
自民党に任せておけば済む話だ。
それでもなお、菅直人は、「逃げ切れる」と考えているらしい。
民主党の理念を体現する筈の『国家戦略室』の<シンクタンク>への格下げを、一方的に発表。
ところが、<み党>にすり寄りやすい、とみるや、国家戦略室格上げ「次期国会で議論」と来た。
▶<菅首相>国家戦略室の局昇格法案 秋に成立目指す考え表明(毎日見出し)
>国家戦略室を「局」に格上げする政治主導確立法案について「衆院で継続審議になっており、まずはその審議をしかるべき国会で継続させていただきたい」と述べ、今秋の次期臨時国会での成立を目指す考えを示した。みんなの党の江田憲司幹事長への答弁。
>江田氏は戦略局について
(1)首相直属とし、局長職を官房副長官から閣僚にする
(2)国会議員や民間人局員の増員
(3)所掌事務を「予算編成の基本方針の企画立案及び総合調整」とする、
などの修正を求め、政府側が応じれば法案に賛成すると表明。
>仙谷由人官房長官は「その種の法案を作っていただければ真剣に検討する」と答弁し、修正案の提示を求めた。
しかしねえ。。。
>首相は戦略室に関し、鳩山政権で担っていた各省間の政策調整機能を外し、首相のシンクタンクに機能縮小させる方針。
【毎日新聞/8月3日20時22分配信】
これは、どのような整合性が有るのかさっぱり理解出来ない。
この様に、悉くが<自己保身>の為の発言であり、姿勢である事は、明らかだ。
国民は、政権交代を日本改造の<スタート>と考えていた。
大いなる希望を持って。
ところが、旧民主党経由の『さきがけ』組は、政権交代が<ゴール>だったらしい。
その輩を惹き付けて『総理』の座についた空き菅は、その事が究極の<ゴール>だったのだ。
旧官僚。
旧弁護士。
松下政経塾。
ペーパー・テストでの<優秀>なエリート達。
理論と知識だけでオツムが膨らんだ、国民の<生活の痛み>など、知る由も無い輩。
そんな連中に取って、この空き缶氏は、実に担ぎやすい<同類>のニオイを持つ
<軽い>首相に過ぎない。
国民受けは良いはずだ。
そんな連中が考える事は、「あとは、如何にに長く居座るか」しか無いのだろう。
こんな政治家が、「歴史が評価する」なんておこがましいにも程が有る。
もっとも、<歴史>が1秒後から始まるのなら、既に評価は為されている。
菅直人。
君は<無能>だ。
君は<有害>だ。
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