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(回答先: 振興銀社外取締役の弁護士が死亡 自宅で自殺か(朝日新聞) 司法解剖は行ったのか? 投稿者 近藤勇 日時 2010 年 8 月 02 日 19:38:23)
振興銀事件「検査忌避」「SFCG」「ネットワーク」 疑惑の3ルート
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2010.7.18 19:50
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100718/crm1007181955013-n1.htm
日本振興銀行(東京都千代田区)による銀行法違反(検査忌避)事件は、前会長の木村剛容疑者(48)が2つの取引に関する不正を隠蔽(いんぺい)する目的で、メール削除を指示した疑いが強まっている。1つは出資法違反が疑われる商工ローン大手「SFCG」との債権取引。もう1つは融資先の企業群「中小企業振興ネットワーク」を舞台とした取引だ。警視庁捜査2課は検査忌避と合わせた3つの事件・疑惑に着目。「木村銀行」とも称された振興銀の実態解明を目指す。
【検査妨害】
「不都合なメールを消せ」
金融庁の検査通知直後の会議の席上、木村容疑者はこう指示を出したとされる。会議には前社長の西野達也容疑者(54)、元執行役の関本信洋容疑者(38)らが参加。指示を受けて削除するメールリストが作成され、検査前の6月中旬、約280通が削除された。
実行役は木村容疑者の側近だった関本容疑者。削除をためらう関本容疑者に木村容疑者は執拗(しつよう)に実行を迫った。西野容疑者は検査官に「人的な過失」と虚偽説明を行うなど、組織的犯行だったことがうかがえる。
木村容疑者は「私の見解と違う」と容疑を否認。一方、関本容疑者らは「(木村容疑者から)指示を受けた」と認めており、供述は対立している。捜査2課は木村容疑者が削除の「言い訳」を申し合わせる録音テープも押収しており、木村容疑者の具体的な指示内容の裏付けを進めている。
【SFCG】
木村容疑者らが削除したメールにはSFCGとの債権取引に関する内容が含まれていた。振興銀は平成19年ごろ、SFCGの貸付債権を買い取る取引を開始。この取引により、振興銀の業績は一時、急伸した。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100718/crm1007181955013-n2.htm
しかし20年以降は多くが回収不能となったため、振興銀はSFCGに債権を1カ月後に買い戻させる取引を提案。受け取る手数料を45・7%に設定した。この手数料が実質的な金利にあたり、出資法の上限金利(29・2%)を上回る同法違反の疑いがある。
振興銀はSFCG出身者を大量に採用。木村容疑者は、SFCG元会長の大島健伸被告(62)=民事再生法違反(詐欺再生)などの罪で起訴=とも親交があったとされる。
捜査2課は、振興銀の捜査にSFCG事件を担当していた捜査員も加え態勢を強化。両社の不透明な取引の全容解明を目指す。
【ネットワーク】
一方、削除メールの大半を占めていたのが、振興銀融資先による企業群「中小企業振興ネットワーク」との取引に関するものだ。ネットは木村容疑者が20年7月に創設した任意団体。振興銀から融資を受ける約110社で構成されるが、会員企業が絡む複数の取引は実態が見えにくく「振興銀のブラックボックス」(捜査員)とも称される。
ネットをめぐっては、破綻(はたん)懸念のある企業の株式を別の会員企業に買い取らせ、融資金の返済に充てさせていたことが判明。会員企業への融資金の一部を振興銀に還流させ、増資に充てる「見せかけ増資」のほか、特定企業への融資の集中を禁じた大口融資規制を逃れるため、会員企業を通じて「迂回(うかい)融資」を行っていた疑惑も浮上している。
捜査2課は6月11日以降の家宅捜索で、ネットの中核をなす複数の会員企業からも資料を押収。数々の不透明取引での資金の流れを解明するとともに、木村容疑者の関与を調べる方針。
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