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菅直人内閣の閣僚から、9月の民主党代表選での菅氏続投に支持が相次ぐなかで、元党代表の前原誠司国土交通相も同調した。前原氏は参院選後、予算編成での各省一律1割カットを批判するなど首相とは距離を置く発言をしたうえ、党内から出馬論も出ていたため対応が注目されていた。首相支持の背景には、自らのグループに所属する議員が菅内閣の屋台骨を支える“お家事情”のほか、党内に待望論が広がりをみせていないこともあるようだ。(小島優)
「菅政権は日米合意を重視する中で、沖縄に理解を求める柔軟さを併せ持つ」
先月31日、沖縄県名護市を訪れた前原氏は記者団に、菅首相とともに米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題に取り組む姿勢を強調した。30日の記者会見でも「信念を持って、腹を据えて政権運営に当たっていただきたい」と述べ、菅首相を支え、出馬しない考えを示した。
党内には参院選で民主党が大敗し、首相の求心力が低下したため、各種世論調査で次期首相候補として名前が挙がる前原氏を推す声はあった。ベテラン議員はこう語る。
「順当に行くなら菅さんの次は(外相の)岡田克也さんだが、待つだけではその間に政権交代があるかもしれない。出るなら今だ」
しかも、前原氏とは対立してきた小沢一郎前幹事長が参院選の最中、菅内閣に衆院選マニフェスト(政権公約)の履行を求める発言をするなど、「財政事情でマニフェストが骨抜きになってはいけない」とする前原氏に接近する動きもあった。前原氏が出馬に踏み切り、小沢氏を支持する議員グループ「一新会」が支持に回れば、前原氏有利の可能性もあった。
前原氏も参院選後、国家戦略局構想見送りを批判するなど、代表選をにらんだともとれる発言をした。しかし結果的に前原氏は出馬を見送った。
その理由は自らのグループ「凌雲会」にある。仙谷由人氏は官房長官、枝野幸男氏は幹事長、安住淳氏は選対委員長と菅氏を支える立場にある。出馬すれば、グループは分裂しかねない。ただでさえ「前原グループはバラバラ」と言われているだけに、自身の存在感を示すためにもグループの「ガラスの結束」を維持する必要があった。
最近の前原氏の言動をみると、仮に代表選に出馬しても支持が広がりを見せるか疑問視される。
沖縄訪問について、前原氏側は「平成23年度で現行計画の期限が切れる沖縄振興計画を検証するため」と説明するが「ねじれ国会で大変な最中なのに」(若手議員)との声も出ている。
さらに、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんの結婚披露宴出席のため、参院選を総括する29日の両院議員総会を欠席したことも、失望を招いた。批判の出ていることを30日の会見で問われた前原氏は「私の耳には入っていない」と述べたが、中堅議員はあきれ顔で話す。
「(平成18年の)『偽メール問題』で代表辞任に追い込まれたのは前原氏だったはず。危機意識がなっていない」
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