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政局だけの日本は、世界からどんどん取り残される。。。
本当の国益のための政治を希望。
ムネオ日記
2010年7月31日(土) 鈴 木 宗 男
http://www.muneo.gr.jp/html/diary201007.html
(全文転載)
北海道のメーカー技術者らがロシアの査証(ビザ)を取って択捉島に入り、仕事をしていたことが明らかになった。
岡田外相は昨日の記者会見で、「事実関係を調査中だ」とした上で、「ロシアの管轄権を前提にしたとすれば、北方領土に関する我が国の立場と相いれないと」と指摘した。その上で「当該企業に厳重抗議し、事業への関与の即刻中止を求める」と述べた。(7月31日付北海道新聞2面より)
この考えでは、旧ソ連時代、「領土問題はなし」と言われていた時の頭づくりではないか。
ソ連が崩壊し、自由と民主のロシアになり、ロシアは「領土問題がある」と、四島の名前を挙げ、第二次世界大戦の残滓(ざんし)と言った。そして、過去の全ての諸文書、声明、会談、合意に基づき、話し合いで解決すると日ロ両国の最高首脳は約束している。
時代が変わったのにもかかわらず、ソ連時代と同じ対応で良いのか。日本の技術力、ノウハウを北方四島でも活用し、生かすことで、島民の理解も得られるのではないか。
ロシアは南クリル開発計画で年間100億円近くの資金を投入し、インフラ整備を進めている。日本がただ指をくわえて黙っていて、将来に繋がるのか。
岡田外相も、空想的な頭づくりではなく、現実的な頭づくりをすべきである。
今世界は、国境を越えて活動している。未解決の地域だからこそ、時には柔軟に、そして主張すべきは主張し、信頼関係に基づいて時代に合った対応をしなくては、日本だけが取り残されてしまう。
改めて、外務官僚の掌(てのひら)に乗った外交では、明日の日本はないと考える。政治主導というのなら、何が国益か、何が日本の名誉と尊厳か、何が将来に繋がるのか、しっかり考えて的確な判断をしてほしいものである。
朝一便で帯広に向かい、帯広市内挨拶回り。
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