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写真 ライジング・サン(甦る日本)より
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2010年07月31日 12:34
郷原信郎氏 「特捜神話の終焉」
先日、副島隆彦氏の新刊と同時に郷原信郎氏の本を購入し、昨夜から本日午前中にかけて読み終えました。
タイトルは「特捜神話の終焉」となっており、対談形式で、堀江貴文氏、細野祐二氏、佐藤優氏の3人の方が郷原氏と対談した時の様子が書かれています。 すでにこの本のことをご存じの方も多くいるとは思いますが、対談形式ということもあり所々笑える箇所があると同時に、これらの3人の方が検察に逮捕された事件の真相や検察官たちの単純な思考回路、取り調べのやり方、その他法律面でも勉強になると思います。
またこの3人が検察官らの、「推定有罪」ではなく「どんなに抵抗しようが有罪」と決めつけて襲いかかってくる取り調べに負けないのは、もちろんこの3人が非常に優秀で非凡な人物であることは間違いないのですが、それ以前に郷原氏も含め皆「典型的な東大法学部卒たちの育てられ方で成長してない」(勉強や試験のみに縛られた育てられ方ではなく、社会の動きを見ながら育ってきたから)だと思います。
だから社会の動きに対しても敏感で、会社を起すにも、発言するにもいろんな角度から物事をとらえ洞察しできる能力があるからこそ成功した(している)のではないだろうか。 もちろん頭が良いことは4人とも同じです。
「この頭が良い」というのも佐藤優氏が度々述べるように、霞が関の官僚のように「記憶力だけがズバ抜けている」のではなく、この4人はそれプラス社会のありとあらゆる物事に精通していることと、その学力・記憶力・洞察力を元にしていろんな場面に応用できるからではないだろうか。
この本にも書いてあるが、検察官のほとんどは各業界の専門的な法律や社会通念上、皆行っていることなどを知らないようだ。 常に大元は被告が無罪であろうが関係なく、あらかじめ作られたストーリーをメインに事件解明を押し進め、それをくつがえされるとまた別のストーリーを組み立てていくみたいである。
だからそれがどうしようもなくなって破綻すると、厚労省元局長:村木氏の郵便悪用事件のような結果や西松建設問題での小沢氏の秘書大久保氏の件のように限りなく無罪に近づいていくのだろう。
小沢氏の政治資金の件でも検察は不起訴にしたが、それも同じく検察の作ったストーリーが破綻してしまったからであり、それでもしつこく小沢氏を追い落とすために検察審査会という、どうにでも操れる素人集団を利用ているのだ。
とにかくこの郷原氏の本は非常に勉強になります。
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