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「貯蓄税」暴論か、財政再建の特効薬か
http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/628.html
投稿者 gikou89 日時 2010 年 7 月 31 日 01:54:55: xbuVR8gI6Txyk
 

http://www.j-cast.com/tv/2010/07/30072280.html

「ギリシャ」まっしぐらの日本財政。消費税増以外で、その救世主となりうる手段を玉川徹リポーターが見つけてきたという。それはレディ・スイス証券チーフエコノミストの白川浩道が提唱する過激な新税――その名も「貯蓄税」だ。

1000万円以上の預金に2%課税
「これはいいかもしれない」と玉川。具体的には、たとえば1000万円以上の預金に対して2%課税する。

この主目的は、日本の金持ちの資本主義的欲望を喚起することである。日本人にありがちな貯金などというセコセコした後ろ向きの行動をしるとゼニを取られてしまうため、持ってるゼニを活用してもっとゼニが儲かる方法を積極的に追い求めるようになり、経済が活性化する見通しなんである。「証券」などは、言うまでもなく、そうした経済活動の筆頭だろう。

これによって、「税収は上がり、景気にもインパクト」(白川)があり、銀行で眠ってる死に金(150〜200兆円)が市場に出回ってくる。消費税のような逆進性はない――と良いことずくめ。

ちなみに玉川は来週もこの貯蓄税を追及していくんだそうで、視聴者のみなさんぜひお楽しみに。その節は銀行にもインタビューしてもらいたいものではある
 

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コメント
 
01. 2010年7月31日 07:28:45: AQqyLULhMc
相続税の累進性を少し元に戻して、亡くなったお金持ちから
いただいたほうがいい。

02. 2010年7月31日 07:39:40: Bo9HfYwpKA
ハゲタカ金融屋の提案だろ?
そんなものクズ証券を売りつけるための作戦じゃないのか?

03. 2010年7月31日 07:54:42: Td0N6QHNrk

テレ朝は、温暖化防止の政策と引き換えに電気代が上がることを承知の上で肯定していたから、貯蓄税の提言と併せ、軽薄な割り切り方をしていることが分かる。

04. 2010年7月31日 08:20:21: B1ZhhZMSbM
ミヒャエルエンデの減価貨幣に通じる考えで、景気はよくなるでしょう
インフレになったら減税・廃止すればいい

多くの物が時がたてば減価するものなのに、お金は減価しないで価値を生むのは変だ、と資本主義を否定してみると違った風景が広がるかもしれない


05. 2010年7月31日 08:24:50: KYdSxu5Ztg
もう一歩進めれば、ゲゼルマネーでしょうか?

よいかもしれませんよ


06. 2010年7月31日 10:08:28: WkzPYXqLsI
ブラックマンデー以後の米国の金融経済対策を担った3人、グリーンスパン、ルービン、サマーズを、私は秘かに「3馬○大将」と呼んでいました。それが証明されるまでは、少し長い時間がかかりましたけれど。
番組では、登場した3人の経済専門家を「3賢人」と呼んでいました。上述の傍流に位置する方々です。
少し手が込んでいますが、小泉構造改革の延長線上にあるものです。「劇薬」と言うのは、今回は、日本を不景気にするだけでなく、破壊して資金を米国に流す計画になっているからでしょうか。郵政民営化、国債暴落、円安(ハイパーインフレ)の3点セットは変わりません。
グリーンバックを刷れば良いのさと嘯いている米国はフォートノックスにあるはずの金の地金も底を尽きかけ、喉から手が出るほど資金が欲しいようです。しかし、このままでは、もっと破壊的な世界金融危機が起こります。それを防ぐには、とりあえずG20で話題に上った銀行税、またはトービン税のようなものを導入すべきです。短期の投機的資金に対してはマレーシアが実行しているような高い税金をかけるのも良いかもしれません。
金融立国を国是として大失敗した米国を日本は見習うべきではありません。金融の小手先で経済をどうにかしようとするのは止めるべきです。米国に資金まで提供して(イリノイ州の金庫は空っぽです)新幹線を作るくらいなら、札幌までの北海道新幹線を前倒しして作るべきです。
子孫に美田を残さず。日本は貯蓄税(逆進性がないと言う甘言に乗せられてはいけません。)よりは相続税を元に戻すべきです。税金はあるところから徴収するしかないのです。国が消費者に換わってお金を使うしかないのです。

07. 2010年7月31日 12:38:01: JDT4MBCXHw
やめとけ。1000万円以上の貯蓄が海外に流出するだけだ。

富裕層の消費を喚起したいのなら、所得税の累進課税を1980年の水準に戻せばいい。
日本経済が最強だった時代。8000万円超の所得について、国税75%、地方税13%。

彼らの父親は粛々と払ってくださった。彼らにも頭を下げて払っていただく、という
ことではダメか?



08. 2010年7月31日 12:41:48: JDT4MBCXHw
>>07です。訂正。

(誤)
>富裕層の消費を喚起したいのなら、所得税の累進課税を1980年の水準に戻せばいい。

累進課税をいじっても、消費を喚起する効果はありませんね。訂正します。ごめんな
さい。

(正)
>所得税の累進課税を1980年の水準に戻せばいい。


09. 2010年7月31日 18:26:28: f4qMbUFg8Q
要は

死に金を
税金かけるぞと
つっくだけ

物に変わってもよし

海外に行ってもよし

タンス預金もよし

株で持つもよし

金でもつもよし
お金がもっと動けばよし


そのままもよし


貧乏人には関係なし

消費税も上げる必要なし


出来れば相続税も今の数倍に

ただし寄付などは恩恵を与える(名誉だけ)

親の財産だけで生き延びている連中は


社会悪という風潮を作ればいい


子孫に美田は残さず



10. 2011年1月26日 21:18:07: dG16D6YvG6
 「財源がない」にだまされてはいけない。
サラ金だって、「ご利用は計画的に」というのに、計画経済ではなくてなぜ自由主義市場経済は可能なのか。
神の見えざる手という有名な言葉があって、経済は市場の自由な運動に任せておけば需要と供給の関係でおのずから最適な位置に落ち着くのだということのようですが、でも供給と需要は全然別のものじゃないか、おコメを百俵作った人がそれを売りに出したがそのコメを必要とする人には金がなくて、コメは売れ残り人は餓死するでは最適な状態とは言えないのではないか、というと、そういうことではなくて、セーの法則、もしくは販路の法則というのがあって、供給それ自体が需要を生み出す、のだそうです。これは経済学上ではあたかも物理学におけるエネルギー保存の法則といえるものなのだそうで、どういうことかというと…
ある樵が山林地主に一万円をはらって木を切り出し、二万円で材木屋に売った。それを家具職人が三万円で買い、テーブルを作って四万円で売りに出した。各人の収入はそれぞれ一万円で、四人の収入の総計は四万円である。左側には四万円の収入があり、右側には四万円の商品がある。
 もし樵の取り分が五千円であれば三万五千円の総収入に対して三万五千円の商品になり、材木屋が自分の収入を一万五千円にすれば四万五千円の総収入が四万五千円の総商品に対することになる。さらに一人の商人が現れてそのテーブルを買い五万円で売るとしても同じで一方に五万円の総収入があり反対側には五万円の商品がある。全世界の収入の総額と商品の総額は常に等しい。この二つは違うことができない。だから収入のすべてが支出されればすべての商品が売り切れる。
 これは非常に優れたシステムで、もし商品が売れ残るとすればそれはその商品が市場にとって不要なものだったからであり、必要な商品である限り必ずそれが売り切れるだけの収入がおのずからもたらされていることになる。
 ただしここで肝腎なのは「収入のすべてが支出される」ということで、(マルクスとケインズが批判したのもここですが)
このとき、収入の一部が支出されずに貯蓄に回されるとするとその分の商品が売れ残ることになり、その商品が売れればもたらされるはずの収入が実現しないことになる。そこに発生する貧困の量は貯蓄の量と等しい。使われずに残った貯蓄は世界の反対側に自分と等しい量の「実現しなかった収入」・貧困を生み出す。
一方で、貯蓄するということはもう消費に金は使わない、消費財はいらない、と市場がいっているわけなのだからそれだけ資本財、生産財に資源を振り向ける余裕を手に入れたのだともいえる。
資本主義の初期においてはブルジョワジーという偉大な種族がいて利潤をすべて投資に次ぐ投資に振り向け資本財、生産財を拡充し世界を豊かにしたというふうに昔習った記憶があるのですが、今の日本はカネ余りとか言って産業育成のための投資に振り向けられずに漫然と溜め込まれたままになっているのだそうで(というよりは投機目的で溜め込まれている)、するとその巨大な貯蓄の分だけ消費が不足し、実現されない収入・巨大な貧困が生まれる。
自由主義市場経済で完全雇用が実現するのは貯蓄がゼロのときで、貯蓄が存在するときは貯蓄と同じ大きさの投資をしなければ失業と貧困が発生する。

もはや投資に次ぐ投資で事業を拡大した偉大な種族が滅びてしまった現在、国づくりがあらかた終わってしまったといわれる現在では、この巨大な貯蓄を何とかするには、貯蓄している人に何とかものを買ってもらうとか、軽いインフレ状態にして今使わなければ損をするぞと脅かすとか、貯蓄分は税金で没収するぞといって強制的に支出させるとか、それでも使わなければ本当に没収して国が代わりに使ってやるとか、もしくは安い金利で借り上げて国づくりに使うとか、多く貯蓄する富裕層からあまり貯蓄のできない貧困層に所得を移転するとか、または、使わないで貯めこむだけの人がいるなら、貯めないで使う人がいればいいわけだから誰かが巨大な赤字を出して借金経営の事業をするとか、とはいってもそれだけの赤字に耐えられるのは民間にはいないだろうから国が赤字財政で何かをするとか、またはそもそもカネがしまいこまれてしまっているのだからその不足分のカネを印刷するとか、が必要になる。
投資しきれないほどの貯蓄が眠っているということはそれだけのお金を持つ資格と能力のない人の手にお金が集まっているということであり、一方にはお金がなくて失業、ホームレス、餓死、自殺が発生しているということは現在の貯蓄のシステムが重大な欠陥を抱えていということだ。失業、ホームレス、餓死、貧困…は自己責任ではない。
 税収が足りない・国債は国の借金だ・とデマゴギーを振りまいている人がいるが、それなら国債に投下されている金を税金として徴収することにすればよい。それを嫌って貯蓄が全部消費にまわされるならば完全雇用が実現してしまうわけだから国がすることもできることもなくなるわけでそのほうがマシなのだ。
 もしくは発想を逆にして、貯蓄の残らない世界を作れば無駄なバラまきをしないですむ。


11. 2011年1月26日 21:55:24: dG16D6YvG6
↑上の続き

ユダヤ人はなぜ憎まれたのか、という小文がケインズにあったと思う。
答えは
「貨幣を溜め込んでしまうから」
というものだ。
 たとえ無駄遣いであっても、たとえば金の馬車を買う、でも何でもよい。その金を遣ってくれればまず馬車つくりの職人が潤い、金細工師が潤い、職人たちがその金で肉や酒を買えば肉屋や酒屋の家族が新しい着物や子供のおもちゃを買い、お針子や露天商が日々の糧を手にし…となるはずなのに、その金が溜め込まれてしまったばかりに村が貧困にあえぐのだ。そして地元にロイヤルティを持たないユダヤ人はいざとなるとその金を持って外国に逃げてしまい、後には貧しい村が残される。
 なぜ使いもしない金を溜め込むのか、それならユダヤ人からその金を取り上げて村に配ればみんなが豊かになれる。金を無意味に溜め込むのは社会に対する犯罪行為だ、というのだ。
 または、戦乱の続く国では人々はいつでも持って逃げられるように貨幣を壁の穴に隠してしまう。すると消費も新事業に対する投資も起こらず、社会は貧しいままになる、という考察もあった。
 貨幣が退蔵されてしまうことの危険を訴えていたのだ。

お金は使うとなくなってしまう、と人々は言う。十万円の収入を手にした人がそれを使ってしまえばお金はなくなる。しかしその十万円は別の人が手にしている。日本を上から見ていればお金は移動しているだけでなくなったわけではない。
 日本中に張り巡らされた血管の中をお金が血液のようにめぐっているのをイメージしてみよう。しかしこの流れはお金が退蔵されると細く細くなってしまう。日本経済が貧血に陥って体中に栄養不足が起こっているのだ。退蔵されたお金を掘り起こして強制的に循環させる補助ポンプが必要なのだ。

 使われずにしまいこまれた貯蓄に100パーセントの税率で課税し、貧困対策として使えば問題は解決する。
 このとき貯蓄している人は税金にとられる前に自分で使ってしまおうとする。それでも完全雇用は達成されるのだがそうすると金持ちがよりいっそう贅沢をすることになり、日本の産業構造が贅沢品生産にシフトしてしまう。それよりは貧困者がより多くの購買力を手に入れるほうがよい、という立場に立つとするならば
1、税金に取ると名目上は言ったが、実際の所有権はあなたに認めましょう。
2、その証拠にあなたが必要になったときは全額を返還しましょう。
3,箪笥預金よりはましだと思える程度の利子もわずかですがつけましょう。
4、倒産するかもしれない銀行に預けるよりはずっと安全ですよ。
5、運用だけさせてください。
といえばよい。
 で、それのことを「国債」と言うのだ。

失われた十年、といわれ、ケインズ型の不況対策は無効になった、といわれる。

「失われた十年」などなかった。という指摘がされている。(「デフレの正体」藻谷浩介)
たとえば団塊の世代が都会に出てきて家庭を持つようになり、住宅に対する巨大な需要が生まれた。しかし住宅がいきわたってしまうと次の世代は数が少ないから住宅は売れなくなる。当たり前だ。しかしそれをエコノミストたちは景気が悪くなったせいで住宅が売れなくなったと見誤った。そして不況対策をしたが住宅は売れない。大変だ大変だ不況対策が利かなくなった。ケインズは役に立たない…

 ケインズは正しい。使われずにしまいこまれた貯蓄が貧困を生み出しているのだ。


12. 2011年1月27日 21:05:18: F8BPFmNYJc
 このままでは、日本経済は崩壊します。それなら、貯蓄税を実施してみる価値はあると考えます。もちろん欠点もありますよ。でも、今の日本に完全な解決方法などないのです。よく聞かれるのは、たんす預金が増えるという考えですが。そのままでしたら確かにそうです。

 そこで、たんす預金させないようにするには、新貨幣を発行し、タンス預金した旧貨幣は新貨幣に換金しないと使えないようにすればタンス預金の意味がなくなると思います。いかがでしょうか。


13. TESTGood 2011年9月01日 17:05:21: 4b1DWtImoToKE : F8BPFmNYJc
以上の考えに賛成です。貯蓄税はそれだけでは、タンス預金を増やすだけです。新貨幣を発行することで、タンス預金の意味をなくし、海外で日本円を貯蓄することも無効にできます。また、1000万円以下の貯蓄しかない人には無税なわけです。(つまり私、さらに多くの日本人)これを実施することで、間違いなく、円安に移行し、おおくの企業が救われるでしょう。これにより雇用が促進され、低所得者には、さまざまなメリットがうまれます。ぜひ実施してほしいです。

14. 2012年2月16日 23:02:33 : oCAQcZO4uI
日本の借金は、日本の貯蓄で支えているんじゃないのか?150〜200兆円消費に回ったら、デフォルトするんじゃないの?
 そもそも"日本の借金は、日本の貯蓄で支えている"というのが理論破綻しているのでは?日本には国有資産が700兆円以上あるというし。外貨預金だって250兆円以上ある。デフォルトしないんだったら、国民に負担を強いるのではなく、経済成長を第一に考えるべき。OECDの平均成長率並みに日本が経済成長すれば、増税も必要なくなるかもしれないし。歳出削減、資産売却、既得権益への切り込み等、財政再建で、まずやらねばならない事をやってから、税の事を考えるべきでは。

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