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死刑制度の根本的矛盾
2010/7/29(木) 午前 11:52
死刑廃止論者の千葉法相が、自ら立ち会って死刑執行したことが物議を醸している。
理由が何であれ、信念を曲げた変節漢であることは間違いない。大学同期生としても、残念なことである。
しかし、改めて死刑制度の矛盾に社会の関心を呼び起こした点は評価できよう。
私は死刑廃止論者である。犯人を殺したいと思う被害者の感情はわかる。自分も同じ立場に置かれたら、まず報復を考えるであろう。
それでも死刑廃止論者を譲らないのは、原始的かつ個人的な報復感情を満足させる以外に、死刑の意義を見い出せないからである。
死刑廃止団体「フォーラム90」の死刑囚に対するアンケート調査でも、ほとんどの死刑囚が反省し、罪を悔いているという。
反省し、更正した者への死刑は、国家権力による故無き暴力そのものであり、神仏の教えに反し、人倫にもとる。
その一方で、いつ死刑になるかもしれない状況に置かれて初めて死刑囚が、殺される者、自分が手にかけた被害者の恐怖を知り、心から反省する現実がある。
そうした根本的な矛盾に悩まされる死刑廃止論者は、結構いるのではないか?
千葉法相もあるいはその悩みの末に決断したやも知れない。
かの酒鬼薔薇聖斗のように、無垢のエンジェルが成長の過程で悪魔にとり憑かれて凶悪な犯罪者に転落する。
好き好んで人を殺める者はなかろう。
我々俗人ができることは、悪魔にとり憑かれる社会的な要因を最大限除去することに努めることしかあるまい。
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