http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/494.html
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http://31634308.at.webry.info/201007/article_27.html
菅政権が発足したとき、あたかも市民派=綺麗、清潔というようなイメージ(偶像)で華々しく打ち出した。参議院選挙の時、ネット広告に盛ん大量の広告を出していた。そのときの唄い文句も市民派で初めて首相になったことを煩いほど強調していた。しかし、その「市民派」ということば自体が胡散臭くなってきた。市民派政治=官(菅)僚政治に見えてきた。
最近の本ブログはなぜか菅政権の批判になってしまう。あっさりと見限ってしまえば、敢えて批判などする手間が省けてすっきりする。しかし、まだこだわっているのは昨年の夏の選挙で希望の火がかすかに残っているからである、もしくは思いたいからである。菅氏、仙石氏、枝野氏、玄葉氏の顔がTVに出てくると、支持者を裏切った裏切り者を見ているようで不快になる。これは理性を超えて生理的に不快になってしまった。とても、鳩山・小沢前政権の遺伝子を受け継いだ政権とは思えない。支持者の気持ち、期待を踏みにじったどら息子達に見える。
今、枝野幹事長が各選挙区の候補者、県連などの関係者から参議院選挙の敗因を聞いているが時間稼ぎを行い、ほとぼりを冷ましていると見ている。ひたすら頭を下げて嵐が頭の上を通り過ぎるのを待っている。密室でヒアリングを行っているので内容が外に漏れて来ない。これも情報操作でずるがしこいやり方である。昨年夏の選挙後に自民党が敗戦の総括した会議の方が余程オープンであった。
菅代表も誰の責任も取らずやり過ごそうとしている。また、法務大臣は国民の死刑執行の重い責任を負わされているのに、一民間人に続投させている。また、民主党がなぜ負けたか自分たちで分からないのか、または誰かに言ってもらわないと敗因の理由を認めたくないのか、大学の先生に執行部全員が雁首揃えて教えを乞うたという記事が出ていた。アホかと言いたい。
民主が有識者呼び敗因分析
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100725/stt1007251925001-n1.htm
菅直人首相、仙谷由人官房長官、枝野幸男民主党幹事長らは25日、公邸に小林良彰慶応大教授(政治学)と宮台真司首都大学東京教授(社会学)を招き、参院選での民主党大敗の原因分析を聞いた。(以降省略)
自分が考えて行動した敗因を大学の先生に聞かなくて分からないような政権執行部が、国の下々の暮らしの話まで出来る訳がない。世論の情勢も分からないで、消費税を浮かれて言ってしまって大敗したのは至極当たり前と言える。先生に原因を講釈して貰うぐらいだから、正直言って負けた理由が分からないのではないか。自分たちの行動が何が良くて何が悪かったかを分析が出来ないような議員たちが、日本国全体をまとめていること自体が空恐ろしい。首相をころころ変えるのはいかがなものかと、体面を気にしている場合ではない。また、仙石官房長官が、反執行部の動きを牽制するため、以下の記事のように述べたという。
誰が首相でも、ねじれ変わらず…仙谷氏けん制
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100726-OYT1T00796.htm大敗民主
仙谷官房長官は26日、都内で講演し、今後の国会対応について、「誰が政権を担おうとも、ねじれは変わらない。政策論議を前提に合意形成を図っていく手法しかない。誰々だったら多数派形成(できる)とか連立できるとかいうが、野合と言われないように政策協議を通じて連携・連立・連合ができていく(ようにすべきだ)」と述べた。
上記の発言は本質を全く理解していない。つまり、言っていることは誰が首相になっても国会の状況は変わらないとしているが、そんなことは仙石氏に言われなくても小学生でもわかっている。なぜ多くの支持者が絶望しているのは、今の菅首相のままでは、官僚政治に変わって元の黙阿弥になってしまうと危惧しているからである。創業の理念が変わってしまったと感じているから批判されているのである。別にねじれが変わらないから首相が変わらなくていいというものではない。
市民派首相と自我称賛しているが、市民派とは市民に迎合し、浮動層の如く理念を持たず、または如何様にも変身するように見える。当初訴えていた市民派の偶像も落ちてしまい、結局官(菅)僚政治に戻るようだ。唯一の希望は、今の執行部を変えるしかない。
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