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http://www.j-cast.com/tv/2010/07/27071948.html
参院選で当選した新人議員はきのう26日が登院初日。7月の登院は31日までの6日間だけだが、1か月分230万円の歳費がまるまる出るというので、司会のみのもんたは「ほっとけない!」と吠える。この声が通るのかどうか。
みんなの党と公明党は歳費の支給基準を日割りにすべきだと、臨時国会での法案可決を各党に呼びかけているが、実はこの問題、民主党もマニフェストなどで「日割り」を明言している。
みんなの党の渡辺代表は「2日もあれば衆議院、参議院を通るんだから」と言うのだが、仙谷官房長官は「引き下げデモクラシーみたいなことが、もし論争の中にあるとすれば、そこんところはみなさん気をつけて議論しましょうとお願いしている」と、何やらブレーキをかけるような口調だ。
民主党は10年も前から若手議員が主張しており、この3月には小沢幹事長(当時)が「日割りにすべきだ」と発言、きのうも細野豪志幹事長代理が「積極的に考えていきたい」と述べた。なのになぜすんなりといかないのか。
法案準備の時間十分あったのに
議員歳費は129万7000円と決まっており、ほかに文書通信交通滞在費が月額100万円支給される。1度もらってしまうと、返納は寄付行為になる(公選法で禁止)のでむずかしいのだが、この臨時国会で法案が成立しないと、7月分はそのまま支給(8月10日)されてしまう。
みの「国会議員が血を流すというのなら、国民の多くも消費税もと思うかもしれないが」
金井辰樹(東京新聞政治部記者)「去年の総選挙後も2日間で満額というので、言われたのだが、結局、法律にする準備をしてこなかったのが問題。時間は十分あった」
三屋裕子(スポーツプロデューサー)「だれかが相当の覚悟でと言っていたが、議論していること自体がおかしい。何年もかかる問題じゃない」
杉尾秀哉(TBSテレビ報道局解説・専門記者室長)「反対する人はいない。ねじれ国会を乗り切るには、与野党で一つひとつ協議しないといけないが、日割り法案は与野党が歩み寄れる最初のテーマだし、国民にもわかりやすいから、ぜひとも臨時国会でやってください」
みの「こんなことがなぜ実現できないの」
杉尾「マニフェストにはあるんだから、あとは実行するかどうか」
みの「実行しなくても、国会議員やってられるんだ、なーんちゃってね」(笑い)
これをひと足先にやったのが、東京・立川市。全会派一致で日割り支給条例を作ったあとの最初の市議選が先月開かれたが、日割りによって233万円が節約できたという。
みのが大きなリストを持ち出した。
「東京23区の区議の報酬。23のうち20区が日割りになってますが、まだ月額になっているのはどこでしょうか」
カメラが寄って、中央、渋谷、荒川と読めたところで、パッと消えた。リストを床に捨てたのだった。スタジオでは笑いが起きたが、「この3区は何やってんだい!」という笑いだった。
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