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先の参院選で当選した参院議員の6年間の任期が26日、始まった。サラリーマンの給料に当たる国会議員の歳費は月129万7000円、他に文書通信交通費が月100万円で、基本的に合計229万7000円が1カ月の収入になる。7月分の給与は日割り計算されず、31日までの6日間だけで8月10日に満額が支給される。みんなの党など複数の政党が日割り制導入を訴える中、国会議員の“給料”をもう1度、見直してみた。
国会議員の給料は国会議員歳費・旅費・手当法で決められている。月額合計229万7000円。これを6日間で割ると“日当”は38万円超。法律で決まっているとはいえ、うらやましい限りだ。ちなみに31日間で割ってみると、1日あたり約7万4000円で、6日間なら約44万円の計算。改選議員59人に満額支給すれば約1億3570万円だが、日割りで支払うとすれば合計約2596万円。約1億1000万円も経費を削れることになる。
有権者に任期付きで選ばれる議員と、サラリーマンの世界は単純比較できないだろう。だた、今のご時世、民間には厳しい経費節減の嵐が吹き荒れ、働いただけ給料がもらえればいいが、それもかなわなかったり、給与カットされるケースも少なくない。
国政選挙のたびに、歳費の日割り支給の話は浮上しては消えてきた。昨年8月30日の総選挙では、同30、31日の2日間だけで8月分の歳費が満額支給された。新人議員からは「民間の意識とはずれがある」などいう声が上がったが、結局そのままだった。今回はみんなの党、公明党などが臨時国会に日割り法案を提出する意気込みを見せていて、事態が動くことも考えられる。
歳費そのものの削減も話し合われている。議員の年収は額面で約3304万円になる。参院議員が任期6年を勤め上げれば、単純計算で1億9848万円。有名企業でも2億円割れしているとされるサラリーマンの生涯賃金に、6年間だけで迫る金額だ。
ちなみに海外では、米下院議員の歳費が約17万4000ドル(約1566万円)、英国が約6万4700ポンド(約882万円)。日本の議員の給料は、決して安いわけではなさそうだ。【清水優】
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