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「族議員」化の懸念=予算編成へ手ぐすね? ―民主政調
菅直人首相の指示で復活した民主党の政策調査会。政府の政策決定に党側の意見を反映させるのが目的だが、2011年度の予算編成をめぐり、歳出増へ圧力を掛ける「族議員」の温床となりかねないとの懸念も出ている。政調の動き次第では予算規模が膨れ上がり、首相が足を引っ張られる可能性もある。
政調は22日、11年度予算の概算要求基準の策定に向け、各省庁に歳出削減を求める提言をまとめた。歳出の大枠は今年度並みの71兆円とし、国債発行額も今年度を上回らないことを明記。玄葉光一郎政調会長は「(党内の)歳出増圧力を抑えた」と胸を張ってみせた。
政調は昨年9月の政権交代後、「政策決定の内閣一元化」を理由に小沢一郎幹事長(当時)が廃止したが、党内で「政策決定に関与できない」との不満が渦巻き、首相が復活させた。
役割は、政府への「政策提言」が中心。自民党政権下では、政府の法案や予算案は党側の事前承認を経てまとめられていたが、それが特定の政策分野で強い影響力を行使する「族議員」を生んだとの指摘もあり、民主党は復活後の政調に「政策決定」の権限を与えなかった。
ただ、政調が守備範囲から逸脱せず、提言活動に徹し切れるかは不透明だ。11年度予算で各省庁の要求を精査するのは、農林水産、国土交通など政調内に置かれた部門会議。民主党政権発足から間もなく1年。同党議員も官僚や業界団体とのパイプが太くなりつつあり、予算獲得に手ぐすね引く議員も出始めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100725-00000028-jij-pol
国家戦略室縮小で財務省主導、政調復活で族議員製造機化。
まるで、数年前の自民党みたいだ。
マスゴミは政調の弊害を知らずに鳩山・小沢叩きがしたいが為に族議員製造機の側面を隠し廃止した事が悪しき事と生方らを持ち上げた結果がこれ
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