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http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100725/plc1007250314001-n1.htm
今月の参院選のとき、どういう風の吹き回しか知らないが、私のところに民主党候補者推薦のはがきが舞いこんできた。
もちろん、支持つまりは投票を求める文面であるが、その結びに至って、「伏して」お願いしますというところを「臥(ふ)して」ときた。
気は確かか。これでは「寝ころがって」のお願いですよ。
こういうのでも国会議員になろうというのであるから、ま、近ごろ風に言えば、立候補は就活(就職活動)の一つぐらいのつもりなのかもしれない。事実、その主張から見て、識見のある候補者などほとんどいなかったではないか。
例えば、枝野幸男民主党幹事長。投票日の翌日であったか、各党幹部が出演した番組でこう発言した。税制の問題について(野党の)皆さんと話しあって案を作り、国会に提案いたしたい、と。
私は耳を疑った。この発言は、中学校の生徒自治会レベル、いやそれ以下である。その職責にある者は、自分たちの知識と知恵とをしぼって、まず原案を作り、その原案を公的な会議において、審議してもらうわけである。
この原案作成において、担当する責任者は、当然、識見をもって練りあげる、政権であるならば、政府・与党が己の政見をそこに反映できなければならない。もし原案を作れないとすれば、その職責に堪えうる能力がないということであり、そのときは恥じて辞職するのが常道、いや常識である。
ところが、枝野某は平然と原案を野党といっしょに作ろうと言ったのである。これは、政権を担当する能力がないと自分で言っているのと同じではないか。中学校の生徒自治会でもそんなバカなことは言わない。
枝野発言はこういうことだ。野党の野郎ども、お前らしっかり汗かいて働け。わしはそのできあがりを待って実施し、政権を運営する。わしらは政府・与党としてな。そうなるよう「臥して」お願いしまーす、ということだ。
私はテレビ画面上の枝野某の顔つきをつくづくと眺めたが、無能の傲慢(ごうまん)そのものという意味で悪相である。民主党議員には、そうした悪相の者が多い。いや、去年の政権担当以降、しだいに悪相になったと言うべきであろう。
なぜか。理由ははっきりしている。彼らは〈民主主義〉原理主義に陥(おちい)っており、選挙で当選した自分たちはなにをしても許されると勘違いしている。そこから傲慢となり、慎みを忘れ、顔が悪相に変化してきたのだ。
政治資金規正法違反で疑われている小沢某、母親からの贈与を隠して脱税した疑惑が指摘されている鳩山某、カネにからんでの批判を受けている閣僚の仙谷某、荒井某等々、すべて傲慢という悪相である。
では、菅直人首相はどうか。この人、悪相ではない。いや正確には今や悪相になるヒマがない。参院選に大敗し、自信喪失のおろおろした顔つきと化している。こういうのを貧相と言うのだろう。
孔子は、相手のつらい立場(例えば喪中)などに接したときは、常に己の身心を正した。さらには「迅雷風烈(じんらいふうれつ)には(天の怒りと受けとめ容貌(ようぼう)を改め敬(つつ)しみ)必ず変ず」(『論語』郷党篇)のような慎み深い人物であった。(かじ のぶゆき)
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