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http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/d/20100725
仮に小沢一郎が多少のリスク(検察審査会の陰謀)を覚悟で、この秋に政権を握った場合の小沢政権の支持率はどのようなモノになるのだろうか考えてみた。
おそらく各マスメディアの世論調査の支持率は15〜20%と云う、政権発足時としては、我が国の政治史上最低を記録するかもしれない。(笑)捏造分を加味すると、一桁台等と云うメディアも出てくるに違いない。
しかし、それでも2012年夏に行われるであろう衆参W選挙において、小沢政権は勝利できるだろう。理由は幾つかあるが、第一は国民の20%が小沢一郎を頑強に支持している事である。選挙における投票率を加味すると、常に小沢一郎は30%以上の支持率を確保しているのが現実の政治だ。
菅直人も国民も「タンポポの種状態」な訳で、コロコロ変化すると云うか、何処にでもへばり付き変節を気軽に繰り返すのである。中曽根康弘のように台座にくっ付いた風見鶏ですらないのである。こんなものに日本の方向性を決められては、それこそ一大事だ!国益を失ってしまう。
THE JOURNAL(http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010/07/_2025_1.html)で高野孟がまたまたすり替え論理を展開していたが、なんともはや三百代言そのもである。*弁護士でもない癖に、その辺だけソックリだ。2025年まで菅ら旧民主党と云うか元さきがけドモに政治をさせれば、東アジア共同体も出来あがると嘯いていた。一度見聞されておくのも一興だ。充分に笑わせてくれる。
正直、筆者より10年以上先輩なのだが、青臭いったらありゃしない。小僧の論理だ。ポン友の仙谷もこう云うヤツなのだろう。結局旧民主党綱領を作った自己宣伝に終始していた。
筆者は2010年こそが日本の政治の節目だと思っている。小沢一郎が政治の表舞台に出るか出ないかの分岐点こそが、日本の政治の分岐点だと信じている。ここ5年の間に、「隷米脱却、脱官僚政治」を明確に方向づけないと、「日本の真の独立・普通の国家」と云う理念は悲観的だが15年から20年遠ざかると読んでいる。
場合によると、永遠に遠ざかり、米国共々衰退の一途を辿るのかもしれない。その時こそ、中国による日本支配が始まっているかもしれないのだ。 ネトウヨさんが叫ぶ中韓による日本支配。実はそれは日本の政治家が決めることではなく、米国の沈没によって起こるのである。
つまり、このまま隷米で進む結果が日米同時沈没のリアルなシナリオなのだと思う。
勿論経済界の目線を今以上に加速度的にアジアに向けさせるために、その政策的背景構築を小沢政権が行うべきだが、あくまでそれを利用し、経済を活性化させるのは企業の役目である。
小沢一郎の当面の政治課題としては、普天間移設問題の解決、消費税論議の封殺と税制改革、実のある公務員制度改革、そして地方分権だ。これは最低でも2年を要するだろう。政府と党が一枚岩となり、小沢の意思に従い動ける政権を樹立しなければならない。
それが現実の民主党だけで成立するとは思えない。国会のねじれも是正しなければならない。直近の問題としてマスメディアの大抵抗に遭うだろう。その大抵抗をモロともしない盤石な政権基盤がどうしても必要だ。
政界再編が政局として面白いから話題にする訳ではない。小沢政権を樹立する以上盤石さが要求される。米国にモノ申し、官僚をねじ伏せ、マスコミを黙らせ、ファシズム司法を黙らせる。これだけの「日本改造」でも猛烈なパワーが必要だ。
政治は清濁併せ呑む力量で決まる。合法的な数も金も必要だ。今までの小沢の手法で問題はない。ただ、純潔な理念に強く拘る必要は当面ないのではないか。昨日の敵は今日の友もありだろう。「米国にモノ申し、官僚をねじ伏せ、マスコミを黙らせ、ファシズム司法を黙らせる」これは革命だ!嘘偽りなき革命だ。
民主主義の革命は国会を制しなければならない。小沢は今それを考えているのだろう。 民主党内の代表選と云う枠だけで、もう政治は動かない。あきらかに、それ以上の動きをしないと、革命は成就しない。小沢シンパの方々も、一定の不愉快な覚悟も必要だと思う今日この頃だ。
(南青山コメント)
末尾にある次の言葉は、まことにそのとおりであると思う。
「米国にモノ申し、官僚をねじ伏せ、マスコミを黙らせ、ファシズム司法を黙らせる」これは革命だ!嘘偽りなき革命だ。
これまで日本を支配してきた思考、制度、システムを改変すること。
アメリカの軛から逃れ、官僚利権を解体し、21世紀の日本が生き残るための経済システムを再構築する。
その必要があるにもかかわらず、いまの日本は、戦後日本(ひょっとすると明治政府の成立以降)を形成し、支配してきた旧勢力に、再び飲み込まれようとしている。
2010年は本当に大きな節目の年になりそうだ。
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