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勝栄二郎氏
財務次官に勝氏昇格へ2010.7.13 21:10
http://sankei.jp.msn.com/photos/politics/policy/100713/plc1007132111025-p1.htm
写真 産経ニュースより
http://blog.goo.ne.jp/kintaro-chance/e/2c27649afa54cd91f1a820466b356a69
2010年07月18日
234810 勝栄二郎主計局長の事務次官昇進人事〜小沢・亀井両氏の仕掛けを壊そうとしている菅政権
猛獣王S ( 不惑 営業 ) 10/07/17 PM10
『「日本郵政斎藤社長人事の真相」(EJ第2856号)』(Electronic Journal)リンクより転載します。
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「悪徳ペンタゴン」という言葉があります。植草一秀氏の造語です。「悪徳ペンタゴン」とは次の5つです。
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「政」 ・・・・・ 政治家
「官」 ・・・・・ 特権官僚
「業」 ・・・・・ 大資本
「外」 ・・・・・ 米国
「電」 ・・・・・ 記者クラブメディア
リンク
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現在、「政」は民主党が政権党として支配しているものの、既に小沢氏は政権の座から降りており、菅政権は「官」に支配されかかっています。さらに深刻なのは、「官」が参院選や衆院選に立候補して、「官」の仮面を被った「政」が続々と増えてしまうことです。民主党の中にもそういう議員はたくさんいます。
また、悪徳ペンタゴンの中に「外」──米国が入っていることをわれわれは注目すべきです。鳩山政権の普天間基地移設を潰したのは「外」(米国)であり、その手先となって動いたのは、民主党内部の「政」の一部です。
小泉政権のとき、来日したアーミテージ国務副長官(当時)が田中真紀子外相(当時)に面会を申し込んだとき、外相は面会を拒絶し、メディアはそれを非礼として報道しました。これにより多くの国民は田中外相を外交儀礼をわきまえない人物と考えたと思います。しかし、それは違うのです。田中外相はアーミテージ国務副長官の正体──CIAを使って日本国内で政治活動を行い安保でメシを食う人々の1人であることを知っていて会わなかったのです。同じような話を最近佐藤優氏が話しています。
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鈴木宗男・新党大地代表は立派な政治家です。キャンベル元国
防副次官補が会見を申し込んできたとき、鈴木宗男さんは「俺
はあなたと会いたくない」、「見苦しい」「目障りである」と
言いました。今、こんなことを言えるのは彼一人しかいないで
す。民主党側も自民党も、まったくだらしのない状態です。
──副島高彦×佐藤優著/日本文芸社刊
『小沢革命政権で日本を救え/国家の主人は官僚ではない』
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鳩山─小沢政権における亀井前金融相の存在について、考える必要があります。亀井氏が、昨年12月3日に次のようなことをいって胸を張ったことがあります。
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日本の政治は国民新党中心で動いている───亀井前金融相
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多くの人は亀井大臣のいつもの大言壮語と考えたと思いますが違うのです。財務省の勝栄二郎主計局長を脅し上げて、15兆円の埋蔵金を奪い取ってきた直後だから胸を張ったのです。それによって今年度(2010年度)の予算が成立したのです。
財務省は、菅首相や野田財務相はまるで問題にしていませんが亀井大臣には一目置いているのです。それにその当時は小沢氏が幹事長の職にあり、小沢─亀井の連携があることを財務省は掴んでいるので、反対できなかったのです。
日本の政治家は首相や閣僚クラスでも平気で携帯電話でやり取りしていますが、小沢─亀井ラインは携帯電話を絶対に使わないのです。副島隆彦氏によると、日本の政・財・官のトップたちの会話は、エシュロンで盗聴され、一部は日本の情報機関(米国の手先の部局)や検察庁に流れているのです。このことを熟知している2人は携帯電話などでは会話しないのです。
これに関連して、日本郵政の社長に斎藤次郎氏──元財務省事務次官──を任命したのも小沢─亀井ラインの知恵なのです。メディアはこの人事に対し、一斉に批判しましたが、これにもウラがあるのです。
小沢─亀井ラインの狙いは、財務省が30の特別会計に隠している埋蔵金を吐き出させることにあります。その大仕事をかつて「10年に1人の最強の事務次官」といわれた官僚のトップである斎藤次郎氏にやらせようと考えたのです。
現在、埋蔵金について熟知している幹部官僚は次の3人です。いずれもこの10年間、財務省の最高幹部だったからです。
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勝勝栄二郎主計局長
武藤敏郎大和総研理事長──財務省元事務次官
坂篤郎・元内閣官房副長官補
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この3人のうち、坂篤郎氏は小泉政権下で官房副長官補を務めた人物ですが、現在、日本郵政の斎藤次郎社長の下にいます。民主党に寝返り、小泉郵政改革を潰す側にまわったのです。郵貯・簡保は、30ある特別会計の源流の川上に当たるのです。
郵政改革法案を成立させ、米国に資金を流失させるのを防ぐとともに、特別会計に隠されている埋蔵金を吐き出させるために、斎藤次郎氏を日本郵政の社長にしたのです。
ところが、あの鳩山─小沢のツー・トップの辞任劇によって誕生した菅政権は、早くも財務省の軍門に下り、10%の消費税を打ち出し、小沢、亀井両氏の作ったせっかくの仕掛けを壊そうとしています。その象徴的な出来事が勝栄二郎主計局長の事務次官昇進人事です。小沢前幹事長は、香川俊介総括審議官を推していたのを覆したのです。菅政権は反小沢を一層確かなものにするために勝氏を事務次官にしたのです。
菅政権は秋に事業仕訳で特別会計に踏み込むといっていますがここまで財務官僚に取り込まれてしまっては到底無理です。勝栄二郎氏を事務次官にすることは「菅」が「官」になったことを何よりも意味しているといえます。小沢氏のいない民主党はかつての自民党と同じです。
〜後略〜
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