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某ブログで小沢一郎がM・グリーンに許しを請い、M・グリーンが快く小沢を許し、小沢一郎が次期首相になる事を了承した。なんとも荒唐無稽な情報を流しているがニュースソースが全くないヨタ情報と受けと止めるのが正解だろう。
仮にM・グリーンが満足する「手打ち」なら、小沢一郎が鳩山由紀夫・菅直人・小泉純一郎になったと云う事で「米国隷属容認」ということになるので、筆者の知る小沢一郎ではなくなったと云うことだ。あり得ない(笑)
何もかにもがM・グリーン一派の一存で日本の首相が決まると云うのも短絡的で笑うしかないのだが、そのように思いこむ人が居るくらい、米国の日本支配が強固であると云う証左ではあるだろう。ところで22日の鳩山由紀夫の動きが異様である。徹底的に痛めつけられヘロヘロになって首相を辞任したした時には「もう選挙には出ない」と引退表明までしたのだが、2カ月もしないうちに「引退表明撤回」と変わり身の早さを見せている。
どうも、元新党さきがけの連中は日々主張する事がコロコロ変わる。正直、その政治姿勢を応援するにも、何時どの日の姿勢を応援するのか、日時でも記さないと埒があかなくなっている。最も悩ましい「鳩山の生臭い復活」は菅直人政権続投支持と云う部分だろう。正直、鳩山の政治姿勢を悉く裏切った菅直人にも関わらず、代表継続を容認した発言は聞き捨てならん。どうも、鳩山由紀夫も芯から小沢一郎を嫌っていた(怖がっていた)と云う噂は本物のようである。もしかすると、菅直人より鳩山の方が小沢嫌いなのかもしれない。(笑)
おそらく鳩山の狙いは、小沢と菅の橋渡し役を演じる事で党におけるレゾンデートルを確保しようと云うことだろうが、そう旨く行くとは思えない。民主党内でそれなりの影響力を保とうと云う野心が何故湧いたのか、その野心を何に向けて駆使しようとしているのか、現時点では分析は難しい。
ただ、9月代表選における数勘定への影響は避けられないようだ。民主党鳩山グループ50人と言われる勢力が未だに鳩山の求心力に集うのかどうかは定かではない。 たしか小沢鋭仁は早々に鳩山に見切りをつけたのか前原グループに唆されたのか新グループ10人程度を立ち上げている。
8月下旬に話題の鳩山軽井沢別荘でのグループ合宿にどのくらい人が集まるか注目と云う話もあるが、一種金づるのような民主党オーナーの合宿に顔を出して損はない。それを持って代表選の数勘定は出来ないだろう。集合する連中はオーナー並に結束は緩い。(笑)
しかし、代表選において小沢側に積極的有利に働く話でなくなったことは事実だ。鳩山は菅に対して、民主党の挙党一致に相応しい政権の提示が支持の前提のようだが、今更菅・仙谷ラインが軌道修正するのは相当困難が伴う。ここ数日を見ると、矢継ぎ早に鳩山・小沢ラインの民主党を「ぶっ壊す」勢いで事を進めている。ここでその動きと矛盾する選択は、結果的に菅・仙谷ラインの崩壊であり、飲めない相談だろう。
小沢一郎に会えない菅直人を尻目に、鳩山は都内で小沢・輿石と90分も会談まで行った。あの煮え切らない鳩山由紀夫にしては電光石火だ。(笑)「首相をお辞めになった政治家が影響力を残すことは如何か?」と言ったのは間違いなく鳩山由紀夫の筈だが、どうも新党さきがけに籍を置いた政治家の言動はコロコロ転がるので、瞬間瞬間しか信用できない。勿論、菅直人も新党さきがけだ。
もっとも厄介な事態は、菅直人が己の延命だけを中心に鳩山や小沢に恭順の意を表してしまうことだ。仙谷、前原、枝野、安住、玄葉の首を差し出すのでお許しください。何でもご指示に従います、でも僕ちゃんの命だけは1年は執行猶予してください。これが一番困る。小沢一郎と云う人、縄文の心がこう云う時にも疼くのだ!此処が怖い。上記ほど極端ではなくても、代表継続の為なら形振り構わぬ態度に出てくる可能性は充分ある。
しかし現実、政権交代時のマニュフェストを反故にした菅政権が、再びそのマニュフェストを反故にするなど前代未聞、あり得ないだろう。つまり、鳩山由紀夫の体質に合わない「生臭戦術」は頓挫するだろう。菅直人も此処まで小沢一郎に逆らって融和するにも、融和できる余地が少な過ぎる。小沢一郎も半端な妥協が国益に反する事くらい判り切っている。菅直人に長く首相をやらせることは、国益に反する。国民を地獄に突き落とす。
だから、最近では9月の代表選が主戦場かどうかを見定める作業に取り掛かっているものと思われる。菅民主党政権は、臨時国会すらまともに運営できない可能性が高い。来年度の予算を組む段階まで生き延びるのは至難の技だろう。11月くらいには二進も三進も行かなくなる。その段階で、菅直人は政権を投げ出す可能性が高い。解散のない総辞職である。
これは自動的に小沢一郎の代表就任と総理就任が転がり込む。そう云う読みもある。検察審査会の議決など、小沢シンパにとっては蚊に刺された程度の話だが、まだ生き残って国民を総白痴化させるマスメディアと云う機械は作動中で、それこそM・グリーン一派のオーラに満たされているのだから、回避可能なモノは回避した方が賢明だろう。
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