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最近の保守市民運動の暴走は酷い。「反日」映画を潰す為なら「手段」を選ばない。(『鈴木邦男をぶっとばせ!』)
http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/172.html
投稿者 蔦 日時 2010 年 7 月 22 日 14:12:11: TYIQ1FZsKVr1w
 

『鈴木邦男をぶっとばせ!』2010/07/19、「日本的〈美学〉があったね、昔は」より抜粋して転載します。
原文はかなり長いので、全部読みたい場合は、下記URLよりご覧下さい。


(以下転載)

 日本的〈美学〉があったね、昔は


@かつては全共闘にも美学があった

 学生時代は、「いい敵」がいた。全共闘だ。我々、右翼学生は少数派だから、いつも全共闘に論破され、殴られ、ボコボコにされていた。でも、卑劣なことはしなかった。例え、乱闘になっても、堂々と闘った。「弱い者いじめ」はしなかった。僕ら右翼学生は巨大な敵・全共闘と毎日、闘っていた。全共闘だって僕らのことを「弱い者」と思わない。「弱い者いじめ」ではない。「敵」として正当に認め、全力で潰しに来た。
 もう40年も昔だ。今となっては、懐かしい思い出だ。清々しい闘いだった。だから今、会っても、「やあやあ」「懐かしいね」と会うことが出来る。40年前の良き時代の、「いい敵」とは今、話し合えるし、左右を超えて、同じ〈時代〉を闘った「戦友」のような気がする。
(中略)
 40年前の、乱闘に明け暮れていた時代を考えると、今、どんな事があっても動揺しない。保守派グループに、「北朝鮮に帰れ!」と言われても、ハンドマイクで殴られても、何とも思わない。どんどんやってくれよ、と思う位だ。学生時代は、こんなもんじゃなかったぞ、と思っている。
 それにしても、最近は「いい敵」がいない。こんな形で闘うなんて、自分も不幸だと思う。昔の「敵」が恋しい。再生してくれよ!と思う。全共闘は卑劣なことはしなかった、と言った。卑劣な手段を取ってまで勝とうと思わなかった。「手段」「方法」も、重要だ。それを人々は見ている。
 たとえば、成田闘争だ。開港を阻止するのなら、国民に空港を利用させなければいい。そのための一番「効率のいい事」はスカイライナーを爆破することだ。成田にはそれしかアクセス手段はない。怖がって、国民はもう乗らない。成田にも行かない。
 しかし、全共闘はそんな卑劣な「手段」を取らなかった。それだけは「禁じ手」だ。禁じ手を使ってまで闘争に勝利しようと思わなかった。少々過激で、荒っぽくても、でも国民に支持される「手段」を選んだのだ。
 もっと前なら、60年安保の時の、ハガチー阻止闘争だ。当時のニュースを見ると、ハガチーの車はデモに完全に囲まれている。全く進めない。そのうち、学生たちは車の上に乗ったり、車を揺さぶったりする。窓ガラスも割れた。だったら、中にいるハガチーを引きずり出し、ボコボコに出来た。殺すことだって出来た。でもやらない。そこまでやったら「オワリ」だ。あれだけ「群衆心理」で狂気になっているのに、やらなかった。そんなことまでやって「勝利」したくなかったのだ。

A今は効率万能主義だ

 その点、最近の保守市民運動の暴走は酷い。「反日」映画を潰す為なら、「手段」を選ばない。弱い映画館に押しかけて攻撃する。映画館の支配人の家に行って、何の関係もない年老いたお母さんを脅す。これは、「禁じ手」だ。ここまでやったら「オワリ」だ。闘いに〈美学〉がない。何でも勝てばいいのか。
 嫌がらせの電話やFAX、メールを集中させて、脅す。それで、3つの映画館は恐怖にかられて、上映中止した。「我々の勝利だ!」と狂喜している。しかし、こんな汚い手を使って、脅して、それが「勝利」なのか。美しくない。空しくないか。
 単なる、嫌がらせ、単なる妨害だ。それなのに「日の丸」の旗や「旭日旗」を持って行く。旗だって迷惑している。「日本人の闘いはこんな卑劣ではなかった。堂々としていた」と嘆いている。「日の丸」が泣いている。その泣き声を私は聞いた。
 正しいことなら、1人でやればいい。一千万人といえども我行かんで、闘えばいい。それなのに、数を集め、衆を頼んで、圧力をかけ、恐怖を与えて、上映を阻止しようとする。日本人の闘いではない。左翼の全共闘や全学連の方が、ずっと「日本的」だった。闘いに、「日本的美学」があった。

「氷雪の門」7/17より公開殴られたから文句を言ってるのではない。あんなことは、いくらでもあった。全共闘と闘った時は、もっともっと酷かった。こっちもやった。でも、それで警察に訴えたことはないし、警察に守ってもらうこともなかった。「殴った。それがどうした」と思っていた。
 今の保守市民運動も、「反日分子だから殴った。当然だ」と言ったらいい。それなのに、「やってない。鈴木が勝手に突っ込んで来て、ハンドマイクにぶつかったんだ」と弁解している。見苦しい。こんな連中と闘っていたのかと思うと、自分まで恥ずかしくなる。
 40年前、全共闘と闘ったのは、自分の〈誇り〉だ。しかし、最近の闘いは、自分の〈恥〉だ。悔いている。
 私も愚かだったと反省している。今まで、どんなに考えの違う人とも、話し合って来た。考えが違い、反対だからこそ、かえって興味を持ち、話を聞きたいと思った。それは「飲み会」の席もあったし、雑誌の「対談」もあったし、テレビの「激論」番組もあった。対決しても、とてもかなわないと思ったことも多かった。しかし、一つも断ったことはない。負けてる方が多いだろう。しかし、その中で、多くの友人・知人を得た。それが私の財産だと思う。
 話し合い、対談、対決を拒否したことは一度もない。私の人生の中で、それだけは唯一誇れると思う。「愛国者」と自負したことはないが、それが日本人の美学だと思った。いや、人間として、当然のことだと思った。
「こんな左翼と話せるか」「こんな悪党と対談できるか」と言って、断ったことは一度もない。ましてや、「反日!」「売国奴!」というレッテルを相手に貼って、「逃げた」こともない。逆に、レッテルを貼られて、追い返されたことは多い。対談を拒否されたことも多い。「こんな右翼とは対談できない」「天皇主義者とは同席できない」と、対談、座談会を断られたことは無数にある。心の狭い人だと思った。悲しかった。

B政党にも、警察にも頼らなかったよ

 昔は、「言論の場」が全くなかった。今もないが、作ろうとは努力している。どんな人とも話し合いたいと思っている。どんなに反対の運動をしている人とも「言論の場」で闘い、そのことによって、彼らの運動を「美しく」しようと思っている。
「いらぬ世話だ!」と言われるかもしれないが、勿体ないだろう。単なる嫌がらせ、妨害と思われては。その「思い」「思想」を伝えられるように努力しようと思った。そして、少しはやれたと思った。
 赤軍派や、日本赤軍、連合赤軍、オウムなど、「敵」だった人々と、知り合いになったし、「友人」になった。これは自分の歴史の中で大きかったと思う。「ただ、左翼にすり寄っただけじゃないか」と言う人もいる。まあ、何と言われてもいい。
 だから、今回も、必死で努力した。ただ、言っておきたいが、「言論の場」に引きずり出して、騙し討ちにしたことはない。「話し合おう!」と呼びかけると、「鈴木の挑発に乗るな!」と言う。でも、「2時間のうち90%以上をそちらに喋ってもらう」「そちらは何人でもいい。こっちは自分1人でいい」と、あらゆる条件を呑んで、話し合おうとしたがダメだった。
「ニコニコ動画」でも出てくれなかった。ロフトにも出てくれなかった。又、チャンネル桜でも、ダメだった。

(中略)

C自立自尊の精神がなくなった!

「学生運動の時代」が終わってからも、この姿勢は変わらなかった。かつての活動家は、マスコミや労働組合や、市民運動に散っていった。そこでも、「政治家、なにするものぞ」「政治家に頼らない」という気概があった。
 たとえば、元気のよかった雑誌、週刊誌、テレビ番組でも、そうだった。『朝日ジャーナル』『現代の眼』『流動』『情況』…と変革的・革新的雑誌のどれもが、在野の思想家・運動家に書かせていた。決して政治家などは出て来ない。
「朝まで生テレビ」や、あるいは、大阪、名古屋でもあった激論番組でも、政治家なんて出なかった。「政治にすり寄るのは邪道」だと思っていたのだ。「権力にすがる」あるいは、「権力に頼ろうとする」ことが「美しくない」と思われていたのだ。これも、「日本的美意識」かもしれない。
「朝生」の初期は、数々のタブーに挑戦していった。「差別問題」「天皇問題」「原発」「右翼」…と。そのどれもが、政治家は出ていない。「政治家に頼るもんか」という気概があった。政治家に頼み、法律を作ってもらい、それで「人民をコントロールする」という発想に、嫌悪感を持っていたのだ。拒否していたのだ。やるのなら、我々の力でやろう、そう思っていたのだ。雑誌も、テレビも、討論番組も、「政治家お断り」だった。

 ところがいつからか、どこの番組も、政治家ばかりになった。左の運動もなくなり、右も弱くなったからか、「俺たちが政治を変えるのだ!」という気概を持った人々がいなくなったからだろう。これは悲しむべきことだ。
 そして今、人々は、政治家にだけ、頼っている。「政治が変わらないと何も出来ない」と思っている。情けない。そして、「この党こそは」「この人こそは」と空しい夢を見、数ヶ月後には裏切られ。そして、又、新しい「夢」を見ようとする。そんなに政治に頼ることはやめよう。自分で変えることを考えるべきだ。そう思うが、違うだろうか。
 我々の国と生活の全てを政治家だけに預けてしまっていいのか。彼らにだけ頼ってていいのか。政治が変わらなければ、何も出来ないのか。そんなことはないはずだ。
 40年前、変革に燃える左右の学生達は、誰も政治家なんかに頼らなかった。「オレたちがこの世の中を変える。政治家は後からついて来い!」と思っていた。その気概が今、必要ではないのだろうか。

(転載終了)


『鈴木邦男をぶっとばせ!』
http://kunyon.com/index.html


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

※鈴木 邦男(すずき くにお、1943年8月2日 - )は、日本の政治活動家、新右翼団体「一水会」最高顧問、プロレス評論家、予備校講師。
また、格闘家としては、合気道三段。(いわゆる富木流)合気道から柔道に進み、柔道も三段。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%88%B4%E6%9C%A8%E9%82%A6%E7%94%B7

 

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コメント
 
01. 2010年7月22日 14:15:27: jSi6HnIzVA
「在特会」とか「主権を回復する会」などの「行動する保守」グループの連中ですね。
奴らの蛮行は目に余りますね。
奴らは「保守」というよりは、もはやネオナチでしょう。
反社会的勢力ですよ。

02. 2010年7月23日 00:19:52: B1ZhhZMSbM
最近卑怯な人が増えたということを言いたいようだが、
敗戦以降卑怯な人は常にいたし、その総量が変わったとは思いません。
負けるということはそれだけ大きいことだと思ってます。
負けたのは事実だから、卑怯な人が増えるのはしょうがないと思って
対策を考えないといけないわけです。

卑怯な人が改心してくれると確かに大きな力になると思いますが
そんなことは期待してもせんない話だと言い聞かせてがんばるしかないでしょう。

敗戦と、小泉改革とどちらが日本人に及ぼした影響が大きいかと考えると
敗戦のほうが大きいとしか言いようがない。小泉がしたことは敗戦国の
必然だと思ってがんばるしかない。ってなふうにおもてます。


03. 2010年7月23日 02:23:49: fI8AlyJmKo
政治家に頼らないという方針は妥当でしょう。生コンストライキの記事でも妨害しかしなかったような事が書かれてましたね。
妨害の詳細が知りたい

04. 2010年7月23日 09:42:03: MwnKv4eTmQ
★鈴木邦夫さんは、主権回復を目指す会とまともに相手にしてはいけない。
下にソースを示すので、判断は読者諸氏に任せます。
---------------------------------------------------------------------------
★以下前文引用、「主権回復を目指す会」に近寄るべからず

徒然なるままに@甲斐田新町 「主権回復を目指す会」に近寄るべからず
http://tk01050.blog27.fc2.com/blog-entry-257.html

2008-04-26
「主権回復を目指す会」に近寄るべからず

 今日は長野で聖火リレーですな。
 でも今日書くのはその事ではない。

 前回のデモの、「その後」について、だ。

 実はあの後、一週間程してメールが来た。

 参加した人の中に、同じ様なメールが着たかもしれない。
 いや、来ただろうな多分。


送信者: "百人の会"
件名 : チベット抗議デモご参加感謝!
日時 : 2008年4月2日 0:14

先日は『中国によるチベット侵略に抗議!緊急デモ行進』にご参加いただきありがとうございました。
おかげさまで大成功でした。反省は多々あるものの・・・。

(省略)
『MASUKI情報デスク』関与の諸会 http://mid.parfe.jp/

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
百人の会では、下記各会等にメールアドレスをいただいた皆様に情報を配信しています。このメールが無事着信いたしましたら、「着いたよ〜」とご返信お願いいたします。

(中略)

NOコキントウ   NOオリンピック    フリー チベット   NOポイズ ン

胡錦濤来るな! 北京オリンピック反対 チベットを解放せよ 毒餃子の責任を取れ
(※ 英語として少々おかしい言い方ですが、語呂合わせで上記のように!)

百人の会では、下記各会等にメールアドレスをいただいた皆様に情報を配信しています。このメールが無事着信いたしましたら、「着いたよ〜」とご返信お願いいたします。
『教育再生地方議員百人と市民の会(百人の会)』
h ttp://www1.ocn.ne.jp/~h100prs/
         〃          参加地方議員等
h ttp://www1.ocn.ne.jp/~h100prs/party/sanka-top.htm
『MASUKI情報デスク』関与の諸会 http://mid.parfe.jp/
『教育正常化裁判支援の会』http://www5f.biglobe.ne.jp/~constanze/nomarin366.html
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
『教育再生地方議員百人と市民の会』 事務局長  (省略)

 色々適当に省略しているが、気にしないでほしい(笑)。

 3月23日デモ当時、確か『殿岡事務所が管理している』と聞いていたが、何故かそれ以外の、しかも当日(あらゆる意味で)聞いた事も無い団体からメールが送られてきた。

 問題は、T「という事務所が管理してたと思ってたら何故かXという会からメールが来た」ってことだ(笑えない)。

『このメールは下記に列記した会にお名前をいただいた方に送っています』

 ・・・・・・・・いつどこの会に入会するって言ったのか。


 そこで、当日、受付が「署名を管理している」といっていた(つまり責任の所在ある)殿岡事務所に電話して、殿岡昭郎氏本人に直に色々伺ったところ、以下の様な事を話してくださった。


・「名簿を管理しているのは殿岡事務所と当日聞きました」と聞くと、「署名は主権回復を目指す会・関西の人達が集め、関連団体で名簿を共有している」、との事。

・つまり殿岡事務所も名簿を持っている。主権回復を目指す会・関西もまた名簿を持っている。

・実のところ、署名について詳しい事は把握していない。

・もしその話が本当なら、ご迷惑をおかけして申し訳ございません。


 ・・・てっきり署名を一括で管理していると見ていた殿岡事務所自体が、今回の様に一見無関係の団体がメールを送った件について、どうも予想外だったらしい。

 しかし一方で上に記している様に、殿岡氏は『主権回復を目指す会・関西』が署名を集めていたと言っていた。
 じゃあ真の責任はその団体にある。というより、この『主権回復を目指す会(以下「主権」)』そのものが元々胡散臭いという話はあった。
 そこで、正規、つまり一応合法的、平和的に活動する事を旨とする政治団体の関係者数人から直に「主権」について色々聞いてみた。
 ただ、名前や所属団体その他については非公開という事なので、ここでは全て「関係者〜」とする。
 因みに、出てくる人物は全て所属団体が異なっている。


--------------------------------------------------------------------------------
■ 其の一・「維新政党・新風」との関係。


私:いきなり直球で伺いますが、「主権回復を目指す会」ってのは何です?

関係者A:ああ。・・・西村修平だよ。

私:で、そちら(A)の「団体」との関係は?

関係者A:特に無いなぁ。

私:そうですか。

関係者B:うちの所は大多数のメンバーはあまり快く思ってない。
 でも別組織とはいえ、仲良くやっていく必要があるから。
 けどまあ、「主権」に対する不満は物凄い。

関係者C:因みに一つ言っておくけど、「新風」と「主権」は関係無い。
 ネットでは何故か「ある」みたいに勘違いされてるけど、あれはウォッチャーの「はやとちりの定着」。

私:そりゃ勘違いもしますよ(笑)。だって「主権」のHPに新風の副代表のHPがリンクされてる上に、一緒に活動してるじゃないですか

関係者B:まあ、新風副代表だしなぁ。

関係者A:西村修平氏は新風を除名されてる。

関係者C:新風は百歩間違っても政党なので、「新風」の演説は「主権」の街宣とは全く違うということだけは確か。
 主権回復のやり方では世論を動かせないことは新風も解ってる。

私:・・・じゃあ、あのおっさん(=瀬戸氏)は何なんだってことにもなるんですが(笑)。

関係者B:瀬戸はよく分からんなあ。ポジションが(笑)。

関係者A:これは最近聞いて”なるほど”と思ったんだが、「主権」の活動は、国民運動じゃない。
 あれは単なるガス抜きだ。


■ 其の二・「主権」とネット


関係者C:youtubeができる前は、「主権」の活動はほんと数人で少数だったらしい。
 何故かというと、代表(西村修平氏)の人望が無いから。

私:確かに彼等が、最近動画サイトで宣伝しまくっているのを見かけます。

関係者C:だけど、youtubeができてから、その構図が180度逆転してしまった。
 現在、彼と一緒に活動してる人で10年前から残ってる人は1,
2人しかいない。
 皆、数年の内に離れていく、という繰り返しだったらしい。

 だけどyoutubeができてから、その構図が180度逆転してしまった。
 「過激な街宣をして それをyoutubeに流せば流すほど人が集まる」という、以前とは真逆の状態になってしまった。

関係者A:私はそういう状態を危惧してるなあ。

関係者D:彼等の行動を見ていると、明らかにネットの活動を取り込もうとしている。

関係者B:取り込むのはいいんだよ。ただ、単なるガス抜きに取り込んでほしくないなぁとは思う。
 取り込むべきなのは、本当に世論を動かす、コツコツとした活動。

関係者A:赤の他人が始めたものすら自分のものの様にするのが嫌って事。

関係者B:ああ、そういうことね。同感。

■ 其の三・「主権」と縄張り


関係者D:自分の所属する団体は、一応は万が一の対策は整えている。
 そうしないと、何かあった場合に困るんだよ。
 自分まで逮捕される。まだ「主権」と一緒に何かやった事は無いのだけれど、若し共催団体にウチの団体が入ってて、彼らがやった活動で誰かが逮捕でもされたら、主催共催芋づる式に全部挙げられるだろうね絶対。

私:じゃあ関係を持たなければ良いんじゃないですか?

関係者A:皆「主権」とは関係をキレイさっぱり切りたいんだけど、流石にそれは東京という場において全く活動が出来なくなる可能性がある。
 そんなのゴメンだね。

私:何で全く活動できなくなるんですか?

関係者A::要するに「お前なんか絶交だ」と突っぱねてしまうと、嫌がらせされて潰し合いになる可能性がある。

関係者C:あと、東京で活動していく場合において、彼らの人脈や口コミが利用できるのは悪いことではない。

関係者A:どんな団体とも、表面上は仲良くしておかなければならないんだよ。
 人脈や動員力の無い活動なんて、絵に描いた餅。
 だけど、しっかりリスクマネジメントはするよ。


■ 其の四・「主権」と街宣


関係者C:街宣自体はいいんだよ。
 ただ、レイシストと勘違いされるような文言を発してはいけない。これは最低ルール。
 ところが「主権」の街宣はそれを守れない。

関係者D:そういう話を聞いてたんで、自分の所属する団体は「主権」の活動に対しては一線を引いてきた。
 団体のメンバーの中には『もし「主権」の指導を受けるようなことがあれば、一切の活動から身を引く!』と言い切る人までいる。

関係者C:国会議員を呼ぶときにネックになるのはそれだよ正に。
 「主権」が主催だと、そういう人を呼べないんだよ。
 過激なレイシズム団体だと思われたら、責任ある立場の人は出席しないよ。

私:でしょうねぇ。
 ・・・「主権」から署名受け取った議員って、断れなかったんですかね?

関係者C:出演OKしてくれた国会議員だって、ウチらのことを根掘り葉掘り聞いてきた。
 うちらは過去に集会実績があるから、それを説明して。うち1回はテレビにも良く出てる有名な人だし。

関係者A:初めての集会に国会議員を呼ぶのは難しいと思う。実績ない団体は怖くて出れないと思う。

■ 其の五・「主権」と人権擁護法案


私:そういや「主権」が人権擁護法案の署名に絡んでるんですが、あれは一体何なんです?

関係者C:あの署名は、どっちかというとサイトの管理人がスペース貸したのを、田中・ジョセフィーヌとかいう、わけわからん へんちくりん女が収集して、それを市議経由で国会議員に提出したんだろう。

私:いや、提出の場に西村・瀬戸の両氏が何故かいたらしい、という。

関係者B:自分も何で西村・瀬戸の2人が絡んできたのかさっぱり分からなかったんだが(笑)

関係者D:飛び入りみたいなもんか?(笑)写真どっかで見たぞ(笑)

関係者B:そういえば主権の連中は署名を横取りするとか言うのがネットで流れてるんだが。

関係者C:まあ、否定も肯定もしない(笑)

私:・・・


補足資料A:人権擁護法案反対のWeb署名のページ - 人権擁護法案ポータルwiki↑署名の発起人が色々と弁明している。

補足資料B:36,410名の署名「人権擁護法案反対」を内閣府と国会議員らに提出!多くの若者が反対署名活動に決起!↑上の話についての詳細が書いてある。

■ 番外編・「主権回復を目指す会・関西」


私:今回主催者の一人であるM氏からメール貰ったんですけどね。
 「主権」の関西の方ってどうなんですかねアレ。かなり怪しいんですが。

関係者B:M氏については、あの人は、どうやらカンパなどの金が全て自分のところに流れるようにしたいらしい。

関係者A:あの人、そこそこ金持ってると聞くけど、なんでそんなに金にがめついんだろう。

関係者B:挙句にはカンパ振込用紙まで送りつけてる、という話まで聞いてるしなぁ。

関係者C:ええ・・・本当かそれ?明らかにやりすぎだし、顰蹙も買うだろ。

私:カネにがめついからそこそこカネ持ってんじゃ?

一同:笑

関係者B:まぁ・・・「カネの匂いに敏感な輩」って事で。関西では。
 例えば、○○の会・大阪と、○○の会・岸和田 というのがあったとして大阪がM氏だったとしたら、M氏は岸和田に対して

 「折角大阪でやってるんだから一緒にやりましょう」

 と持ちかける。
 で、その際はカンパは全て大阪が管理します、という風にしたがるらしいんだな。
 あくまでも分かりやすい例としてあげたが。

関係者A:「○○の会・大阪」=「救う会・大阪」ですな。

関係者B:実際の詳細は知らないが。

私:まぁ、この間のデモがいい例ですね。
 詳細すぎるという意味で。

関係者A:実際、「救う会・大阪」は「救う会」から除名され、今は衆院議員の西村真悟氏の後援会がその肩代わりを務めていると聞いてる。

私:何で「救う会・大阪」は除名されたんです?

関係者A:「活動実績が無いから」と聞いた。


補足資料A:救う会:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会・・・加盟組織
↑大阪は実際に此処に載っていない。

補足資料B:幹事会議事録 平成18年8月7日:「真悟の会・堺」↑後援会の一つである「真悟の会・堺」が該当する模様。

補足資料C:救う会大阪↑救う会大阪金銭疑惑、名誉問題という項目がある。
 そこで、全国協議会が除名理由の一つに「最近運動をほとんど行なっていない」というのを挙げている。
 他に金銭疑惑もあった様だ。それについての当人の弁明等も載っている。

--------------------------------------------------------------------------------


 とまぁ、以上の様な感じ。
 あと、皆さんおっしゃっていたが、「新風」と「主権」は違うらしい。
 実際、過去に「新風」の政権放送を見たが、「主権」の街宣活動等とは雰囲気が違う記憶はある。
 だから、上の皆さんの発言などもくんで、一応ここでは「新風」と「主権」は分けておく。
 話を聞いて言えるのは、


 『「主権」の署名活動には関わるな!』

 『「主権」が関わってきたら避けろ!』


 というところだろうか。他の活動家ですら忌み嫌うくらいだから、あの連中は余程「駄目」なんだろう。
 実際、この間のデモで、一般人を呼び込みながら警官達と衝突しようとしていたし、

■ せと弘幸Blog『日本よ何処へ』

 上のブログを読んで行くと、警官隊と度々衝突している事も判る。
 更には今回署名(メール)の流用が疑惑として出てきた。

 そういえば河野談話撤回の署名、だったかな?
 アレもどうなっているんだろうか。
 一体どんな事に使われているのか、普通は気になってしょうがないのでは?

 他に気になるのは、資金源。
 一体何を資金源にしているのだろうか?
 「主権」は自身のサイト上でカンパを求めてるが、youtubeに彼等がアップしたビデオ等を見る限り、連中はしょっちゅうあっちこっちに飛び回ってるのだが、アレはカンパだけで足りてるのだろうか?

 非合法的な活動を幾度と無く繰り返し、他人の活動も乗っ取る「主権回復を目指す会」。
 彼等は、まともというか、合法的な活動家にとっても邪魔でしかない。
 
 これからは、彼等の活動をビデオで見てもそっぽを向くべき。
 カンパや署名を求められても無視すべき。
 今の段階でそうしなければ、何時か彼等は国会議員等公職にある人達も含めた右派・保守派の活動・主張も毀損してしまうだろう。

 と、思う次第。
 


 ・・・ああ、何か徹夜になってしまったな。。。
 さっそく聖火リレーの中継も始まってるし。


05. 2010年7月23日 14:49:35: eLOWuzhYpM
前々から、左翼のくせに保守を気取ってる鈴木が俺は気に入らなかった。
大嫌いだった。そもそもこいつが所属している一水会だって、左翼イデオロギー
丸出しのエセ保守集団だからな。 左翼とか売国奴などのレッテルを貼られても
仕方ないだろう。 もっとも、その対極にいる桜井誠の暴力性も嫌いだが。

一水会も在特会も、どっちも糞以下ってこと。


06. 2010年7月23日 17:00:25: MpDwgvNhvc
鈴木邦男さんが相手にしている「ゴロツキ右翼」は、

・CIAから金を貰って、極左が右翼を偽装している政治ゴロ
・朝鮮総連が雇っている在日朝鮮人似非右翼
・統一教会が派遣している宗教右翼

たちです。こんな異常者を相手にせず、立派な人だけを相手にしてください。


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