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れんだいこのカンテラ時評771 れんだいこ 2010/07/20 12:05
【第22回参院選の不快さ考】
第22回参院選の不快さはどこから来るのだろうか。結果はどうでも良い。時に勝つこと負けることもあるだろう。だがしかし、こたびの不快さは少し味が違う。敗戦した民主党の執行部が誰ひとり責任をとらない。その不快さもある。だがしかし、その不快さとも違う。選挙の不正の可能性もある。だがしかし、それとも違う。れんだいこに見えてきた結論は、要するに八百長選挙だつたことから来る不快さではなかろうか。
「八百長」を辞書で引くと次のように解説されている。「八百屋の長兵衛(通称八百長)という人が相撲の年寄某とよく碁を打ち、適当に勝ったり負けたりするように手かげんをしたことから出た語という〕勝負事で、真剣に争っているように見せながら、前もって示し合わせたとおりに勝負をつけること。なれあい。いんちき」(三省堂の大辞林より)。何となくピッタリではなかろうか。つまり、第22回参院選は八百長選挙だった。これが不快さの原因ではなかろうか。
では、どう八百長だったのか、これを紐解く。まず、普天間基地移転問題で辺野古案に差し戻した時点で臭い。この案に辿り着いた時、既に参院選八百長シナリオができていたのではなかろうか。まず社民党が政権離脱する。これは織り込み済み。小沢幹事長が乗り込む。ツートップ同時辞任で決着する。これも織り込み済み。菅政権が誕生する。郵政再改革法案が流される。参院選に突入する。これも織り込み済み。
選挙公約に、自民党がまず消費税10%増税案を掲げる。自民党はオカシナ主張をするものだと思っていたら、菅首相がこれに呼応して消費税10%増税案をブチ上げる。ここが臭い。続いて、執行部の責任数値を現有議席に敷く。これも臭い。党内から批判を浴びるや、わざとらしいお粗末な言い換えで糊塗し始める。途中で負けた時の連立枠組みに言及し始める。この一連が臭い。
民主党内は選挙戦最終日まで混乱する。選挙結果が出て敗戦がはっきりしても誰も責任を採らない。落選閣僚まで居座らせる。静岡県連が敗北責任を小沢前幹事長に求める。政治とカネ問題で引き続き小沢を責め上げる。蟄居せよと云っていたのに、今度は出て来いとのたまう。
このお粗末な経緯が果たして偶然だろうか。そう思うと云う人と政治談議しても詰まらない。恐らく、今後の菅政権は意図的故意に更に失言、デタラメを繰り返し衆院解散にまでもって行こうとするのではなかろうか。昨年の民主党の圧倒的議席が邪魔でしようがない連中が、何とかして振り出しに戻そうと躍起になっている。鳩山、管政権は、これを上手に演出する政治ピエロでしかないのではなかろうか。この下手な芝居が日本人民大衆に政治に対する失望を与え、不快さを募らせているのではなかろうか。
こう読むと、我々の対抗策としては、これ以上シオニスタンに好き放題はさせられない。よって政局は俄然ポスト菅に向かう。政権交代の灯を誰が継ぐのか。リレー走者は誰かということになる。この間、菅は生き恥を晒し続けることになろう。既に将棋では詰んでいる、囲碁ではオワとの解説も出ている。醜態を晒すだけに過ぎない。
れんだいこは、菅が、ここまでどうしようもないアカンタレとは思わなかった。既に完全なアホヅラになっており叡智のカケラもない。いつからこういう菅になったのか、その裏事情を勘繰りたくなる。れんだいこ史観によれば、去る日の反角栄運動のなれの果てであり、中身がないこと甚だしい。キレイでもないのにキレイごと云い士の鳩山同様の政界遊び人の愚物でしかない。小泉の時の不快さと似ていると思うのは私一人だろうか。伸子はん、あなたは素晴らしい。早く菅を官邸から連れて帰れ。もう一回お遍路廻りさせよ。
2010.7.20日 れんだいこ拝
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