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2010年07月20日
どうも小沢一郎復権の芽吹きが力強いものになってきているようだ。
復権のシナリオは多種多様だが、国会の勢力を加味して考えると政界再編の要素を含む色合いのものになってきているようだ。
この小沢一郎復権のニオイに敏感に反応したのが、流石の朝日新聞・テレビ朝日である。 19日午後7時、たけしのTVタックルスペシャル版で幕が開いた。延々3時間、テレビ朝日は視聴者を洗脳し続けた。
参加した民主党議員は渡辺周、長島昭久、桜井充、尾立源幸と歴然たる反小沢議員を並べた。かたや自民党は誰が出ているのかと思いきや、平沢勝栄、大村秀章、猪口邦子、片山さつき。ギャア〜!小泉純一郎の子分たちではないか。渡辺周、長島?民主のネオコンだろうが。(笑)驚くべき顔ぶれを臆面もなく並べられたものだ。横には三宅久之、たけし、阿川ときては、もう隷米主義者のファシズムKKK集会状態。(笑)
しかし、30分程度しか観ていないが、たけしが絶妙に茶々を入れながら、視聴者を娯楽的に誘導し、小沢を貶め、菅を見守ると云う流れを作っていた。唐突に「小沢一郎は好きか?」と云う質問をスタジオ参加者に聞き、好きなのは20%だと云う結果を導き、80%は嫌いと云う記憶を視聴者に与えていた。
そしてたけしに露払いをさせた報道ステーション。古舘がのっぺりした軽薄面を出したのが午後十時少し前。頭から何を言うかと思いきや、「菅首相退陣の必要なし!75%」、「小沢は代表選に出るべきではない80%」(たけしの番組と同じ数字かよW)、「消費税論議すべきだ80%」。
マスメディアの世論操作が功を奏しているのか? 国民が馬鹿なのか? 調査の数値を捏造しているのか? 筆者は調査に関わっていないので、答えがどれなのか判らない。一番ゆゆしき答えが「国民が馬鹿なのか?」である。(笑)
テレビ朝日が此処まで赤裸々に再び小沢一郎に焦点を当て、形振り構わぬネガティブ報道を始めたと云うことは、色々状況の変化があると云う証拠でもある。 小沢が八丈島での「瞑想時空間」を経て、ついに動き出す。動かなかった山が、怒涛疾風の如く動きだす、まさに風林火山ということなのだろう。
そして、その勢いは米国に飼いならされた官僚・マスメディアの力量を凌駕する勢いで走りだすと云う情勢なのではないだろうか。 現時点で、民主党内だけの問題に限れば、小沢一郎の判断が判るのは、早くて8月20日前後だろう。検察審査会の議決を確認してから表立って動くとなると、時間が経過し過ぎ 妙な既成事実に覆われる危険が増大してきた。
仙谷は必死になって、小沢一郎の居ないうちに民主党政権の仕組みを滅茶苦茶にしてしまおうと核マル的動きをしている。何でも良いから壊してしまえ。そこまでは良いのだが、その先にあるのが小泉純一郎の再来と云うのが悪魔的だ。
つまり、小沢個人の陸山会問題の決着まで待てないと小沢が判断すれば、当然動かざるを得ないわけである。少なくとも、隷米、隷官僚、市場原理主義と云う悪魔と手を結んだ虚弱な「菅・仙谷民主党政権」は国民に最悪の政治を展開することは間違いがない。
米国からの年次要望書を首を長くし待ちわびる、自民党時代以下の隷米政治が始まる危険が増大しているのだ。 仮の話、隷米、隷官僚、隷大企業政治で国民が生きていけるのなら、それはそれでも善しとすることは出来る。過去の自民党の政治もたしかに「菅・仙谷民主党政権」同様のスタンスを持っていたが、小泉純一郎を除いて、人の心と云うか血が流れていたので僅かに救いはあった。
それは縄文の共生の心であり、理屈では割り切れない人間臭いバランスの政治だと言うことが出来る。あまりに理不尽な米国の要求に「嫌だ、あまり無理を言いなさんな」と言える政治家がそれなりに残っていた。三つの要求の一つを呑んで二つを断るくらいの、国益を考える政治家は居たのである。阿吽の呼吸政治なので不透明さは存在したが、理不尽さはなかった。
経済成長が自然に伸びる時代だったから、それはそれでオッケーだったのである。
しかし、小泉純一郎によって、日本の国益政治、阿吽の呼吸政治は成敗され、市場原理主義に覆われる政治が展開されたのである。
何故、貧富の差が激増する政治が行われたのか? 親分である米国の経済が火の車になったからである。ブッシュの軍事費増大のツケを小泉が工面した。その結果、国民の殆どが年収五百万以下の自転車操業 生活者に貶められたのである。
今や日本家庭の貯蓄率はG20最低ランクになっている。 にもかかわらず、国民の生活が継続しているのは、65歳以上の年金生活者の富が下支えしているからである。
ところが、この65歳以上の国民の富を米国と官僚は奪おうと画策している。
郵政民営化の再チャレンジと外資による株式交換と云う怖ろしき企みである。
菅や財務省、マスメディアの論調に乗っかっていると、気づいた時には、日本の主たる企業は外資にすべて支配される無惨な状態になると思われる。その企業の法人税を減税し、貯蓄率最低の国民から消費税を取ろうというのだから、怖ろしき事態である。その上、相続税にも重税が用意されているというのだから、悪魔の税制改革だ。
それに対し、事もあろうか国益を必死で守る立場の一国の総理が自らの延命のために、嬉々として協力しようと云うのだから最悪だ。 その上、オバマになってからの米国経済は日本の何倍もギリシャ化している。基軸通貨ドルを持つ米国はドルを刷りまくっているのだ。それゆえに、経済成長が鈍いにも関わらず、日本の円が買われるのだ。日本はマヤカシをしないと、国際的金融にありがたくもないが信じられている。(笑)
小沢一郎、乃至はそれと手を組む国益派の政治家たちが、今後どのような動きをするか、実は日本は非常に重大な岐路に立っているのだと予感する。
正直、マスメディアが国民を洗脳しているから、国民がそうなると云う面もあるが、基本的に共生と云った概念や人間性が縄文の心から遊離している人々が多く存在するようになった国家だと云う危惧もある。
7割の愚衆と3割の国を憂う人々。今の日本を取巻く政治環境はそんなものだろう。しかし、3割だからといって嘆く必要もない。この3割の力が強行であれば、7割は風に流されるタンポポの種のようなモノ、何処にでもくっ付く存在でしかない。
早い話、小沢一郎たち国益派政治家には タンポポの種国民の声をかすかに記憶し、国益のためであれば世論に阿ることなく怒涛疾風なダイナミックな政治シーンを見せて欲しいものである。
小沢シンパの皆さん、心強くお待ちください。このテレビ朝日の阿鼻叫喚的報道の姿勢は、小沢がたしかな足取りで政権取りに歩を進めている明らかな証拠です。
自民党領袖や保守本流政治家との接点が幾つか起きているようで、「日本の真の独立」「官僚政治打破」云う二つの「大道」で団結しようとしているのかもしれません。
政治は生き物、本当に素晴らしきドラマです。
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