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(回答先: 李大統領、教育界不正と癒着風土の断ち切りを強調 投稿者 taked4700 日時 2010 年 7 月 19 日 13:58:38)
http://blog.livedoor.jp/hangyoreh/archives/1068754.html
2010年02月28日
[社説]‘李明博教育政策’の予告された破産
原文入力:2010-02-26午後07:00:44(1117字)
教育不正が相次いで溢れでている。昨日、ソウル市教育庁は学校長推薦で自律型私立高の社会的配慮対象者選考に合格した新入生389人の内、248人が当初の対象ではないにも関わらず裏口入学したと疑われると明らかにした。ソウル地域の自律型私立高13校で全てそうしたというので、学校の誤りに先立ち教育政策の弱点を恨まざるをえない。2010学年度の大学入試入学査定官選考でも一部受験生が偽造した受賞経歴証明書・推薦書などを買い入れ提出したという疑惑が出てきて警察が捜査に入った。官職売買などソウル市教育庁の不正も漸次佳境に入っている。
なぜこうしたことが一度に溢れでるのかは自明だ。自律型私立高導入と入学査定官制拡大は李明博政府の代表的教育政策であり、今年施行初年度をむかえた。競争力強化を前面に出した自律型私立高の場合、当初から公教育の根幹を揺るがし社会両極化を深化させるという心配が多かった。その補完策として定員の20%を貧困家庭の子供などに割りあてることにしたとしても、どんな人たちがそのような社会的配慮対象者なのか、校長推薦はどのようにするのかなどに対する基準はきちんと作られなかった。こういう状態で選抜をしたわけだ。制度自体も問題だが、拙速もこれほどの拙速はない。
入学査定官制もやはりこのように急ぐことではなかった。学科成績のほか潜在力と創意性を考慮して人材を選ぶべきだということには多くの人々が共感する。だが入学査定官制は本山である米国でも数十年にわたる試行錯誤と論議を繰り返した制度だ。主観が介入する以上、恣意的に流れる危険もあり、不法と情実に対する疑いも出てくることになる。すでに入学査定官制に備えた各種私教育が雨後の筍のようにできており、私教育を減らせるのかも疑問だ。問題点を補完し制度に対する信頼を積みあげ段階的に推進するのが当然なのに、イ大統領は任期中に入学査定官制を100%導入するとゴリ押しした。その結果、拡大実施初年度から事故がおきたのだ。
ソウル市教育庁の不正も拙速教育政策と関連している。不正の主役に浮上したコン・ジョンテク前教育長は自律型私立高など‘李明博教育政策’の推進を陣頭指揮した人物だ。効率だけを前面に出し、道徳性は軽く考える雰囲気も不正をあおっただろう。政府は今からでも立ち止まって誤りを正さなければならない。そうでなければはるかに深刻な問題を産むことになる。
原文: http://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/407018.html 訳J.S
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