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小沢一郎前幹事長が八丈島で命の洗濯、「動かざること山の如し」ではなく、「陰雷」の態勢にあるらしい 【板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」】 2010年07月18日 18時32分15秒
◆日本テレビの番組「真相報道バンキシャ!」のカメラマンが7月18日午後3時、羽田空港で民主党の小沢一郎前幹事長の姿をキャッチした。3時30分、飛行機に乗り込み、5時前に八丈島に到着、小型ワゴン車に乗り移り、いずこかへ向かった。おそらくは、好きな魚釣りに行ったのであろう。命の洗濯をして、19日には、帰京するという。
◆清和源氏の流れをくむ戦国武将・武田信玄が掲げた軍旗「風林火山」(その疾きこと風の如く、静かなること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如く)とは、孫子の「軍争篇第7」の一節から採った旗印である。平安末期、八幡太郎義家が貴族学者・大江匡房から孫子の兵法を伝授された、直系の名門・武田氏に伝えられてきた。
民主党の小沢一郎前幹事長は、参院選公示直後、武田信玄ゆかりの甲府市に入り、後見人だった故・金丸信副総理の墓前に額づき、手を合わせて、戦勝祈願をした。
菅直人首相率いる民主党が大敗北して戦い済んで、小沢前幹事長は、表舞台から姿を消し、これまで文字通り「動かざること山の如し」を決め込んでいた。しかし、実のところ、「風林火山」は、これで完結しているのではない。
孫子は、続けてこう述べている。「知りがたきこと陰の如く、動くこと雷霆(らいてい)の如く」すなわち「暗闇に身をひそめたかと思えば、いざ動くとなると万雷が轟きわたるようにスピーディに動く」と。チャンス到来と判断すると、疾風の如く組織を動かすというのである。
小沢前幹事長の不気味な静かさは、次の戦いに備えて単に鋭気を養う蓄電状態を示しているのみではなく、勝機に備えて準備し、タイミングを図るところからきている。
◆民主党代表選、あるいは自民党との大連立のための工作に当たり、小沢前幹事長の軍資金は、タップリあるという。一説には3000億円とも観測され、その規模たるや、金持ちの鳩山家の比ではないと言われている。公職選挙法が適用される国政選挙などと違い、いくら使っても違反にはならない。
政治の世界は、「GNN+M」(義理・人情・浪花節とマネー)によって結びついており、最後の決め手は、「軍資金」であることは、言わずもがなである。逆に言えば「カネの切れ目が縁の切れ目」ということにもなる。
◆否、もっと大事なものがある。それは、「情報と根回し」である。情報と言えば、小沢前幹事長は、宿敵ディビッド・ロックフェラーのライバルであるジョン・D・ロックフェラー四世の関係者と会い、また、協力関係にある新党大地の鈴木宗男代表と会談し、意見交換したともいう。
菅首相からの面会申し出に対して、用件を質して、その回答待ちという姿勢を維持しつつ、その一方では、次の行動に出るための「根回し」を小まめに行っているということである。
小沢前幹事長の側近・平野貞夫元参院議員が、テレビ朝日の番組「スクランブル」に録画出演して、菅首相をこう批判していた。「民主党政権実現に貢献した人に対して、静かにしておれというのは、大変な侮辱だ」 小沢前幹事長サイドの「反菅感情」は、いまだ解けていないようなのである。
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