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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100717ddm002010042000c.html
選挙:参院選 民主大敗 国家戦略室を縮小、強まる首相批判 政策決定、どこで
<追跡>
参院選の民主党大敗を受け、菅政権の政策決定システムが大きくぐらついている。菅直人首相は11年度予算編成へ向け、政府内調整を仙谷由人官房長官に一元化し、国家戦略室の機能を縮小する方針を打ち出した。しかし、鳩山内閣の官房副長官として「国家戦略局」構想を推進した松井孝治・党政調副会長が16日、ツイッターで公然と首相批判を展開。少数与党となった参院で野党の協力を得る道筋をつけるどころか、政府内の意思決定をめぐる対立が表面化し、菅首相の求心力低下を示す形となった。【野口武則、坂口裕彦】
「従来の自民党内閣と同じじゃないですか。官邸主導の予算編成が国家戦略局構想の肝なんです」
松井氏は16日夕、首相官邸を訪れ、菅首相に詰め寄った。首相は「決して財務省主導に戻すわけではない」となだめたが、松井氏は納得しなかった。
「政治主導の目玉」として民主党が09年衆院選マニフェストで掲げたのが国家戦略局構想だ。昨年の政権交代後、まずは「室」としてスタートしたが、「局」に格上げして法的な権限を持たせる政治主導確立法案は通常国会で継続審議となり、野党が多数を握った参院で成立する見通しは立っていない。
戦略室の権限があいまいなまま初代国家戦略担当相に就いたのが菅首相。荒井聡国家戦略担当相は16日の記者会見で「首相本人も仙谷さんも担当相を経験し、法的根拠なしに各省と折衝するのがいかに大変だったかよく知っている」と説明した。
これに対し松井氏はツイッターなどで「財務省主導」「マニフェスト違反」と批判を展開。首相との談判後、「戦略室の機能を変化させるなら、税財政の骨格編成機能を別途、官邸に置くべきだ」と仙谷氏に申し入れた。
みんなの党の渡辺喜美代表は同日の記者会見で「一番自慢していた話を断念するとはあきれ果ててものも言えない。(議員立法で)法案を提出して国家戦略局を創設したい」と皮肉り、菅政権を揺さぶってみせた。
毎日新聞 2010年7月17日 東京朝刊
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