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「本当にやってないなら、裁判で無罪になるからいいじゃん」の理屈で、「真実が知りたい」の興味を満足するために11名全員が「起訴すべき」に入れたとしたら、「しょうがない」で済まされることではない。 被告がサラリーマンなら「無罪判決」が出たときには間違いなく失職しているし、住居も移転を余儀なくされているだろう。真実が分かれば、あとは何でもいいのか。
検察審査員の方に言いたい。「市民目線で」とか「真実を明らかにするために」とか軽い言い方で、人の後半生を破壊するのはやめていただきたい。自分は「MIB」のように一生特定はされないだろうと思っているのだろうが、はたしてそうだろうか?
日本人で一番多い「サラリーマン」の場合を考えてみよう。本人が検察審査員になれば、何度か審査会に赴かねばならない。役所は土曜日曜は休みだから、平日に休暇を取ることになる。単に「休暇願い」を出せば済むことではあるが、重要な商談の日などにぶつかったら上司から「なぜ休むのだ?」と問われるだろう。「実は・・」そこで自分が検察審査員であることが、他人に知られてしまう。
そして本人以外が喋ることは「守秘義務」には違反しない。本気になって休暇の日と審査会開催日を照合すれば・・・。それよりも先に、あなたは家族にも一生黙っていることができるだろうか? 家族がつい漏らさないと断言できるだろうか? ある日週刊誌の記者が突然尋ねてきて・・。
1名が喋れば他の10名が危険になる。こんな危険な綱渡りを、本当に実施しているのだろうか。「そんなことは絶対にない!」と言い切るのならその根拠は? 審査員全員に「見張り」を付けているのか? それとも、審査員なんて「いない」から安全なのか?
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