03. 2010年7月18日 13:58:35: pp0EWQcIBU http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2010/06/post-d972.html 革マル派だった北教組議員辞職した小林千代美議員(41歳・民主党)への闇献金事件(政治家個人に対しての企業・団体献金の禁止)で一躍“悪名”を世にとどろかせた北海道教職員組合(北教組)。 左翼通を自認する私にとっても、この異常な組織の正体は謎だった。 なぜか? 売国左翼は掃いて捨てるほど存在するが、「竹島は韓国の領土」と機関紙で主張する組織は初めてだったからである。 まあ、中核派などの「日本の労働者は排外主義・差別主義にまみれており、 そのままでは革命の主体にはなれない」という、いわゆる「血債の思想」を掲げる党派であれば、その可能性はある。 が、その中核派も今では、そのような考えを「労働者と被差別者を分断する階級性のない被差別主義」として否定している。 しかも、中核派は北海道に基盤がない。 北海道は元々社会党と共産党が強い地域だった。 が、北海道の社会党は丸ごと民主党に吸収されており、共産党も「竹島は日本の領土」と明言している。 では、何なのか? 「島根県などが竹島の領有権を求める行為は、日本の侵略・植民地支配を正当化する不当極まりないものである」と主張する組織は? 民主党に行き切れなかった社会党最左派の新社会党か? 実は、私は、最初から革マル派ではないかと疑っていた。 私が極左だったころ、北海道は私が所属したブント(共産同)と革マル派が学生運動の主流だった。 特に、小中学校の教師を養成する北海道教育大学(北教大)は革マル派の牙城と言ってもよかった。 したがって、北教大を出た革マル系の学生が教師になり、やがて北教組を牛耳るようになった―そう考えれば、北教組の異常さも理解できる。 が、革マル派は、中核派と違って階級闘争至上主義で、民族問題とか差別問題には冷淡だった。 だから、「竹島の領有権」とか「日本の侵略・植民地支配」を革マル派が持ち出すとは思えない―私はそう考えたのである。 しかし、どう考えても「北教組=革マル派」以外にこの異常な教員組織を説明できない。 そこで私は、革共同革マル派のホームページを調べてみた。 すると、以下の記事が目に留まったのである 北海道地方委員会 教育労働者委員会 三月一日に札幌地検は、民主党衆議院議員の小林千代美にたいして「違法な団体献金をおこなった」という「政治資金規正法違反」容疑で、北教組本部役員三名(委員長代行・書記長・会計委員)と自治労北海道役員(選挙事務所会計担当)の計四名を逮捕した。 この北教組役員らの大量逮捕という異常な事態は、民主党政権の長期化に危機感を募らせている検察権力(最高検察庁・東京地検特捜部)が札幌地検に指示し強行させたところの、民主党支持団体=北教組を狙い撃ちにしての政治的大弾圧にほかならない。 そして、昨年の衆議院選挙で小林に敗北した自民党・町村(比例区で復活)らを筆頭とする自民党は、今夏の参院選における民主党の過半数獲得を阻止するために、そしてなによりも小林の支持母体である北教組にたいする憎悪に燃えて、今回の「違法な献金」疑惑をかぎつけ騒ぎたてているのだ。 たたかう北教組組合員は、こうした検察による北教組にたいする政治的弾圧と自民党による北教組・日教組バッシングを徹底的に弾劾しようではないか! また、自民党極反動分子の国会での「追及」にあわてふためき、「教職員の政治活動禁止」「罰則強化」を策す鳩山政権を弾劾せよ! 「政治資金規正法違反」容疑を口実とした北教組破壊攻撃を許すな! さらに革マル派は 「違法献金」容疑を口実とした北教組破壊攻撃を打ち砕け! という檄文を「解放」第2112号(2010年3月29日)に掲載している。 そして最後を ◇「日の丸・君が代」強制反対! ◇「愛国心」教育・能力主義教育の徹底化反対! ◇組合活動規制の強化阻止! ◇普天間基地撤去! 新基地建設阻止! というスローガンで締め括っている。 この記事を読むと、「北教組=革マル派」という事実を100%確信できる。 つまり、革マル派は、民主党を通じて政治に影響力を及ぼそうとしているのだ。 その昔、社会党を通じて行ったように。 革マル派は、今回の参院選で、JR総連からも民主党比例区に候補を擁立している。 共通の理念を持たず、綱領もないから、元外国人(民団)や革マル派を平気で受け入れる。 民主党は旧・社会党(現・社民党)に比べて現実路線を歩んでいるように見えるが、体質的には旧・社会党色を色濃く残しているのである。 北教組=革マル派を糾弾する。 売国政党=民主党を弾劾する。
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