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2010年07月17日
検察審査会がどのような議決を出そうが、マスメディアがどれ程騒ぎたてようが 小沢一郎が民主党の代表になれる可能性は非常に高い。
しかし、だからと言ってメデタシ目出度しな訳でもない。 小沢一郎が「名誉ある被告宰相」の名を欲しい儘にして、官僚主導政治から、国民の立場に立つ政治主導政治へ大転換して、八面六臂の活躍を大いに期待したいところであるが、国会運営の壁はある。
八面六臂の実現の為に、小沢一郎は民主党代表選で勝利しなければならないのだが、、それですべてが解決するかと云うと、そうもいかない。
予算等は衆議院の優先で成立するが、予算関連法案などは参議院で否決されると衆議院三分の二の再議決が必要になるわけで、現在の連立枠組みに社民党が加わっても足りない。 要するに衆議院よりも劣勢な筈の参議院が政治を制しているということになる。
このネジレを解消するには、参議院選を今後2回(6年間)経なければ解消の可能性もない。なぜこのような国会の仕組みになっているのか、此処で議論するのはテーマが重過ぎて非現実的だ。(笑)
しかし、だからと言って菅・仙谷政権を勝たせて、菅民主党政権を延命させることは国益に反する。既得権益の庇護だけが居残る政治だ。だから、ネジレは起こるべくして起きた正しい選択である。
衆議院は307議席あるので過半数を制している。参議院で過半数の122議席以上を確保しなければならない。菅・仙谷民主党政権でも、小沢民主党政権でも、この部分の悩みは同じだ。
しかし、菅・仙谷政権と小沢政権では、連立の相手方の選択肢で圧倒的に小沢政権が有利だ。菅・仙谷政権では政策別のパーシャル連合が関の山で、魂の入った政治等出来るはずもなく、半年以内に解散総選挙に追い込まれるのがオチである。
やはり、安定政権を維持し、小沢政権の政策を優先順位を見定めながら、確実に一歩ずつ実らせるには、安定した連立を組むしか方法はない。
小沢政権であれば、自民党、公明党、みんなの党、社民党等々、連立を語る席に着くことは可能である。菅・仙谷政権では連立の相談の席についてくれる政党を探すことから頓挫するだろう。霞が関やマスメディアは隠然たる勢力ではあるが、残念ながら政党ではない。(笑)
小沢であれば、共産党を除く政党が魅力的に感じるという、面白い政治現象がある。
どの政党も、どの政治家も「小沢は悪」と云う「建前仮面」を被っている癖に、小沢一郎との話なら「聞いてみよう」と云う姿勢になる。まことに不思議な政治の世界である。
「クリーン」が売り物で米国・霞が関・マスメディアを味方につけた菅・仙谷政権との連立の誘いには見向きもしないのである。(笑) いかにマスメディアのプロパガンダが偽物であるか、生身の政治がそれを如実に著している。真実とは、こういう風にして姿を現す。
筆者は小沢一郎に腹を括って貰いたい。執拗に主張するが、現在の日本の司法における枠組みでは、政治家は如何様にも「抹殺」される。そのような陰謀に、面と向かって闘って欲しい。
法的に闘うことも大切だが、政界の常識を超えた「名誉ある被告宰相」(首相になれば起訴は不可能だが、日本のマスメディアは自社が倒産するまでネガキャンを続けるW)になることも、時には人生と割り切り、縄文の心で政治理念を実現して貰いたい。
案外、他の政党の実力政治家の面々も「一度小沢にやらせないと、日本の政治の灰汁抜きが出来ない、このままでは前に進まない」と思っている節がある、(笑)
筆者もそう思う。 40代政治家は小沢の後を狙えば良かろう。
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