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「2010参院選総括その1議席動向・2戦記・3民主党敗北の要因解析」 れんだいこのカンテラ時評765〜767
http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/574.html
投稿者 韃靼人 日時 2010 年 7 月 14 日 17:04:19: XfUHcQiPmEZmc
 

http://otd10.jbbs.livedoor.jp/1000013618/bbs_plain

れんだいこのカンテラ時評765 れんだいこ 2010/07/13 19:53

【2010参院選総括その1、議席動向】

 2010.7.11日、第22回参院選が行われた。れんだいこの事前予想「何だかんだ云っても民主引き続き伸長、自民退潮」が全く外れ、逆の結果になった。あな恥ずかし。穴があったら入りたいとはこのことだ。それにしても、新聞社の予想はかなり的確だ。ということを教えられた。社説はダメだが、今後は選挙予想だけは重視することにしようと云い聞かせた。次回に役立つ資料として、れんだいこなりの総評を遺しておきたい。

 民主の菅政権は、党議を経ずのまま俄かに消費税増税論を掲げて選挙戦に突入した。これにより立候補者は一気に逆風下の闘いを余儀なくされることになった。菅執行部は消費税増税批判が高まるや次々と口先を替え、しかしながら最期まで居直りつつ投票日を迎えることになった。結果は、「民主退潮44議席、自民復活51議席、みんなの党大当たり10議席、公明ジり貧9議席、共産ジりジり貧3議席、社民ジり貧2議席、たちあがれ1議席、改革1議席、国民新党無惨なり0議席、その他諸党0議席の出ただけ選挙」という結果となった。これを総評とし、以下、各党を総括する。 

 民主党は、選挙区73、比例区48の121議席を争った今回の参院選で、改選数54→44に惨敗した(参院総議席106)。1人区のうち、無所属候補を推薦した香川と不戦敗の沖縄を除く27選挙区で自民と競合したが8勝21敗。2007年参院選では推薦などを含め野党共闘で23勝6敗であったことを思うと今回は元の木阿弥に戻った結果となった。12ある2人区では10選挙区で、2人擁立によるあわよくば議席独占を目論んだが、全選挙区で自民と議席を分け合った。3人区でも自民と議席を分け合い、残り1議席をみんなの党、公明党に与えた。東京の5議席区では辛うじて2議席を確保した。比例区票は、2001年8議席・899万、2004年19議席・2113万、2007年20議席・2325万票、2010年16議席1845万票、31,56%。

 自民党は逆に38→51議席獲得した(参院総議席84)。民主党に対して巻き返した感がある自民党の勝因は、手堅い戦略戦術を採ったところに現れている。1人区で21勝8敗、複数区では全区1議席を確保している。但し、比例区では12議席の確保にとどまった。比例区票は、2001年20議席・2111万、2004年15議席・1679万、2007年13議席・1654万、2010年12議席・1407万、24,0%。

 公明党は11→9議席となり引き続き退潮した(参院総議席19)。選挙区を絞り込み埼玉、神奈川、大阪で全員当選を果たした。2001年5議席、2004年3議席、2007年2議席、2010年3議席。比例区票は、2001年8議席・818万、2004年8議席・862万、2007年6議席・776万、2010年6議席・763万、13,07%。

 旧社共の場合、引き続き土壺にはまっている感がある。共産党は4→3議席となり引き続き退潮した(参院総議席6)。選挙区で議席0が続いている。比例区票は2001年4議席・432万、2004年4議席・436万、2007年2議席・440万、2010年・356万、6,10%。選挙区での議席ゼロ、比例区でのジリ貧という構図が確定しつつある。党中央は比例区の得票数が増えていることを自慢していたが、こたびは大幅に減らしている。あらゆる指標が後退を示しているが相変わらずの捲土重来でお茶を濁そうとしている。つける薬のない処置なし弁明と云えよう。

 社民党も3→2議席となり引き続き退潮した(参院総議席4)。共産党同様に選挙区で議席0が続いている。比例区票は、2001年3議席・362万、2004年2議席・299万、2007年2議席・263万、2010年224万、3,84%。かっての自社二大政党時代の面影は微塵もない。福島社民党の限界を示しつつあると云えようか。

 国民新党は議席3→0議席の完敗となった(参院総議席3)。比例区は2007年126万、2010年100万、1,71%。民主党連立政権の与党の一角を占めているが、この窮地を脱する特効薬があるのだろうか。郵政再改革法案の行方が気になるところとなった。れんだいこは1票投じたのだが、票が少な過ぎる。まさかとは思うが誰か調べてくれ。

 みんなの党が0→10議席となりいきなり第三党に進出した。選挙区で東京、神奈川、千葉で3議席獲得した。比例区票は、794万、13,59%。みんなの党は、自民党、民主党が共に消費税増税を打ち出す中で構造改革優先のアジェンダを唱え、且つ経済成長再建策を提唱したことで支持を増したと考えられる。

 たちあがれ日本は3→1議席で敗北した。比例区の得票数は123万、2,11%。新党改革は6→1議席。比例区の得票数は117万、2,01%。創新党、女性党、幸福実現党は0→0。既成政党に抗して新党で闘うことの困難さが浮き彫りになった。全体として、「自民の巻き返し、みんなの党の善戦」が光った。以上を総評とする。

 2010.07.13日 れんだいこ拝


れんだいこのカンテラ時評766 れんだいこ 2010/07/13 20:01

【2010参院選総括その2、戦記】

 民主党は何ゆえにかくも無残な敗北に追い込まれたのか。れんだいこが解析しておく。こたびは個別の戦記はせずに民主党敗北の要因分析とする。

 第22回参院選を一言で評すれば、「お灸選挙」であろう。民主党はあちこちの選挙区で灸を据えられた。思えば、昨年の総選挙での大躍進による政権交代は僥倖のものでしかなかった。民主党が政治的能力で勝ち取ったというよりは、自公政治の幻滅から一度民主党に政権取らせやらせてみようと云うテスト的支持であった。民主党は、世論のそうした気紛れ的性格を踏まえるならば、自惚(うぬぼ)れるべきではなかった。公約履行は必須の政治責任で、政権足固めの唯一のチャンスであった。よしんば公約通りにはならないとせよ趣意の一貫性だけは保つべきであった。いずれにせよ直ちに有言実行政治に取り組むべきであった。ところが鳩山政権は政権取りに有頂天になり宴に明け暮れた。またたく間に政権3か月が過ぎ年が明けた。

 鳩山政権は年が明けてもサロン風政治が改まらず、結局次から次へと公約を反故にして行った。あるいは大幅に履行を遅延させていった。この間、政治とカネ問題が取り上げられ始め、鳩山首相、小沢幹事長のツ―トップが槍玉に挙げられた。特に小沢幹事長がターゲットにされ、「天の声資金疑惑」が問題にされ始めた。鳩山派はこれをよそごとに受け止め、説明責任があるなどと野党の追及に唱和した。ところが鳩山首相自身の故人献金問題が浮上するや、二枚舌三枚舌を使い始めた。民主党は党として、民主党政権になってなぜ執拗にトップの政治とカネ問題が採り上げられるのかの政治主義性を衝いて切り返すことなく「政治とカネ問題」に忙殺された。

 この間、沖縄の普天間基地問題が次第に浮上した。鳩山首相自身が指定した「5月末期限」を迎え、鳩山政権は、紆余曲折右往左往した挙句、自公政権時の辺野古案に決着させた。鳩山首相自身が「国外、最低でも県外」と何度も声明してきた経緯と齟齬しており失笑を買った。少子化相を務めていた社民党の福島党首が閣僚罷免され、社民党は政権与党からの離脱を余儀なくされた。鳩山政権の支持率が急降下し始め、参院選を闘えないとする党内からの突き上げが始まり、これを受けて小沢幹事長が官邸に乗り込んだところ刺し違い辞任となった。こうして鳩山政権は崩壊した。

 ポスト鳩山として菅政権が登場した。菅派は、組閣に当たって露骨な反小沢シフトを敷いた。マスコミがこぞって歓迎し、その影響を受けた世論調査でV字回復を果たした。これにより、懸案の郵政再改革を先送りしてまで参院選を急いだ。これも臭い流れであるが、ここでは問わない。ここまではまだ良い、許せるとしよう。

 問題はここからである。そうまでして急いだ選挙に突入するや、菅政権は突如何の必然性もないのにいきなり消費税10%増税案をブチ上げ冷や水を浴びせた。浴びせただけではない、浴びせ続けた。候補者の多くは面喰い、防戦一方となった。菅政権は、これが批判されるや、消費税増税案を出したり引っ込めたりし始めた。低所得者層に還元すると云いだし、低所得者層のボーダーラインも次から次へと変わった。しかし、これは自然ではない。意図的故意の失言としか考えられない。小沢前幹事長が異議を唱えると、「暫く蟄居せよと云い渡しておいたろうが」と逆批判する始末であった。

 菅政権の変調ぶりはそれだけではない。勝敗ラインを解散前議席維持と云う最低ラインに設定したところにも認められる。この異常性は、端から防戦一方の構えにしたことにあるのではない。物事はハードルを高く掲げて半分叶うのが法理であるのに、端からハードルを下げたらどうなるか。士気が下がりハードル以下のものしか得られまい。菅政権の解散前議席維持は、勝つ気がないことを示していたのではなかろうか。ここに問題を認めるべきであろう。

 この消極姿勢が批判されるや、何と菅政権は負けた時を前提にして選挙後の連立組み替えを語り始めた。これもオカシイ。意図的に民主党に幻滅を与える芝居ではなかろうか。選挙のさ中に、党中央自らが敵に塩を送る連立組み替えを語る異常性を見て取るべきではなかろうか。菅政権は総出で選挙区支援に向かったが効き目があったかどうか。行く先々で消費税10%増税の必要を説いたり説かなかったりの腰の引けた、支援にならないアリバイ支援にしかならなかったのではなかろうか。

 小沢派は逆風下の中で懸命に巻き返しに向かった。しかし、幹事長権力をもぎ取られており、為し得る事は限られていた。如何せん党中央の「上からの逆采配」の中での巻き返しであり、微々たる助けにしかならなかった。この状況のまま選挙日を迎える事になった。そして負けた。れんだいこは、民主党が最期の局面では底力を出すと期待していたが、選挙結果から見ると逆に離されている。

 これらを思い返すに、菅政権は、こたびの選挙を意図的故意に上から負けるように操作した節が認められる。かって、岡田代表の時にも、こういう変調が認められる。民主党は、小沢が采配した時だけまともになる。一応、誰の命令によってかは分からないとしておこう。れんだいこのこういう見方は変調だろうか。しかし、その証拠がある。メディアは一報したのみで隠しているが、れんだいこはオヤッと思った。民主党敗北の報を受けた菅首相が確か官邸から出てきたところが撮影報道されたが、菅首相が車に乗り込みながら真っ先に示したのは妙な「人差し指サイン」であった。鳩山首相の「親指サイン」に続く指サインであるが、これは何の意味だろうか。この仕草は偶然のものだろうか。

 この映像は一度きりしか放映されていない。気になるので、もう一度確認して見たいが、恐らく伏せられるであろう。これを紐解くのに、「人差し指サイン」はVサインの片方のサインであり、勝利又は半勝利を意味していると読める。つまり、こたびの民主党敗北は、奇妙ではあるが菅首相の胸中ではシナリオ通りに事が運んだという成功サインだったのではなかろうか。こうなると、誰かに向けてのVサインであったのではなかろうかと云うことになる。しかし、これは、れんだいこの特殊な受け取り方としておこう。

 普通に考えられることはこうである。こたびの民主党の敗北は変な負け方である。どう変なのかと云うと、勝ちに行って負けたのではなく、負けに行って負けたと云う謀略性が認められると云うことである。菅派は、こたびの選挙戦をわざと負けるように仕組み、わざわざそのように指揮し続けた形跡がある。力及ばずして負けたのではない、力を尽くさずして負けたのではない。党の最高指導部が逆向きに奮戦して敗北を誘導した風がある。通常は考えられないが、権謀術数渦巻く政治の世界ではあり得ることである。並みの神経ではこういう芸当はできないが、陰謀勢力に雇われている政治ピエロならできる。むしろ得意とする。こういう疑惑の目を持つ必要があるのではなかろうか。鳩山政権−菅政権をこういう目で見れば、胡散臭い御仁がごじゃんと見えるではないか。れんだいこは、かく見立てる。こう見立てない総評は駄弁に陥る恐れがある。

 2010.7.13日 れんだいこ拝


れんだいこのカンテラ時評767 れんだいこ 2010/07/13 20:15

【2010参院選総括その3、民主党敗北の要因解析】

 思えば、政権交代後の民主党は変調続きではなかろうか。第1番手政権としての鳩山政権は意図的故意に公約をサボタージュし続けたのではないのか。辛うじて事業仕訳で人気を得たが重箱の隅をつつくようなものでしかない。本ホシの軍事費削減、公務員高給与見直し、天下り高給与見直し、退職金渡り阻止、原子力行政冗費見直し等々に向かわない形でのすり替えでしかない。やろうと思えばできるのに向かわない。

 緊急の景気浮揚、不況打開に向かわない。景気刺激策として期待されていた有料高速道路無料化公約は後回しにされ、鳩山政権末期になってようやく経済効果の最も薄い形で実現されると云うテイタラクを見せている。これって偶然だろうか。子供手当は実施されたが、財政悪化を懸念させ消費税増税の口実にされる形で導入されている。沖縄の普天間基地問題では自公政権案差戻しのみならず、更なる出費を強いる形で新展開されようとしている。他方で、取り返しのつかない危険性が懸念されている原子力開発が推進されている。自衛隊の海外派兵が進行している。鳩山政権下のこうした動きは果たして偶然だったのだろうか。かの郵政再改革法案は先送りされてしまった。これもオカシイ。今や赤信号が点滅したと思わねばなるまい。

 多くの論者は鳩山善玉、小沢悪玉論を唱えたが、れんだいこには逆に映る。それはともかく、鳩山政権の坊ちゃん政治が食傷され、政権交代二番手として菅政権へと移行した。菅首相を市民運動上がりというだけで左派者視して警戒する見方があるがナンセンス極まりない。菅政権のどこに左派性が認められると云うのだろう。市民運度上がり程度で左派などと買い被る評者の頭脳がサブイ。

 菅政権は鳩山政権より臭いのではなかろうか。鳩山政権が、党内の縁の下の力持ちとしてカゴをかき汗をかいてきた小沢派をもそれなりに待遇したのに対し、菅政権は露骨に排除し、代わりに党内シオニスタン派を大胆に登用させた。これで選挙に勝ちに行ったのならまだ分かる。マスコミの反小沢運動に対する逆手取り戦術として有効であったからである。しかし、こたびの参院選を見る限り、菅政権は先に述べたように負けに行った。こうなるとどういうことになるのか。菅政権はトンデモな喰わせ者政権ということになるのではなかろうか。

 菅政権は案の定、こたびの決定的敗北にもかかわらず何らの責任をも負おうとしない。選対責任者はむろん幹事長の責任をも免責し、落選閣僚の千葉法相をもそのまま据わり続けさせようとしている。菅首相は、「私の説明不足から、ご迷惑をおかけした。大変重い選挙戦だったが、私の至らなさだ。結果を真摯(しんし)に受け止め、もう一度再スタート、政権にあたらせていただきたい」と述べ、「執行部人事の凍結」を申し渡して逃げ切りを図ろうとしている。しかし、こういう方便を許すと、政治責任という言葉が死語になるのではなかろうか。忌まわしい先例は作らない方が良い。民主党が野党になった場合、今後はどのように口を回すのだろうか。自分たちは免責、相手には求責という便利なお口を持つ野党暮らしに戻りたいのだろうか。れんだいこは、民主党の日共化と蔑む。

 こういう手合いに限って、政治とカネ問題で頻りに小沢を批判する。しかし、どう考えても、収支報告書に記載している小沢を咎め、記載していない者らが免責ではお話にならないのではなかろうか。それでも敢えて小沢批判に興じる癖を持つ政治屋が多いが売弁売文しているに過ぎない。一体誰から身元を安全保証され、免責お墨付きを貰っているのだろうか。これらは、引き続きの民主党幻滅政策への誘導と云わずして何であろうか。

 菅政権は組閣の時点から賞味期限が過ぎている。菅政権は本来なら、こたびの参院選敗北を見て退陣すべきである。まずそう述べて、党内からの引き留めを待てばよい。それを逆に居直るのは許されない。少なくとも千葉法相、選対責任者は更迭すべきであろう。消費税増税論議を選挙戦に持ち込んだ者も同様である。それをせぬまま、党内の真っ当な要望を、あたかも敵を見るかのように見立て中央突破なる妄言でスル―しようとするのは正気の沙汰ではないのではなかろうか。れんだいこには、こういう政治痴態をずるずると続けることで早期の衆院解散まで持って行かされようと誘導されているように見える。これが裏からの指令であり、これを引き受けるのが菅政権の使命ではなかろうかと勘繰りたくなる。

 民主党内がこう読まず、菅政権を無傷で延命させようとすれば、次の選挙で又お灸を据えられることになろう。そういう意味で、民主党内の能力が問われている。為すべきはケジメである。それがどこまで及ぶのかは別として何のケジメもないままに9月の代表選に進むとしたら民主党の明日はない。要するに民主党の政治能力が問われている。願うらくは、政治の模範基準を創るべきであり逆をするべきではなかろう。一時は逃れても倍する咎めを受けることになろう。党の明日を賭けて正々堂々たる党内抗争を開始されんことを願う。

 こういうのが政治であろうが。これができない手合いに消費税増税などされて堪るか。消費税は何度も指摘しているが中毒税である。これに蝕まれると社会が壊死する。その挙句に国が召しとられる。見え見えではないか。以上を、れんだいこの第22回参院選総括とする。

 2010.7.13日 れんだいこ拝

 

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コメント
 
01. 2010年7月14日 20:03:32: UPzOQ3Tl6g
2010参院選
党派別得票数・得票率・当選者数(選挙区)

            得票数     得票率    当選者数
民 主  22,756,000    39.0      28
自 民  19,496,083    33.4      39
公 明   2,265,818     3.9       3
共 産   4,256,400     7.3       0
国 民     167,555     0.3       0
改 革     625,431     1.1       0
社 民     602,684     1.0       0
たち日     328,475     0.6       0
みんな   5,977,391    10.2       3
諸 派     610,657     1.0       0
無所属   1,314,313     2.3       0
合 計  58,400,807   100.0      73

(時事通信社調べ)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010071200775
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010071200772
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
参院選「一票の格差」、最大5倍超 前回より拡大
http://www.asahi.com/politics/update/0624/TKY201006240431.html


02. 2010年7月14日 21:03:59: 2x4YvzElMw
世襲候補、18人が当選=参院選

 父母や祖父母らが国会議員を務めた世襲候補32人のうち、今回当選したのは18人。29人中15人が当選した前回と比べて当選率は4.6ポイント上がり、56.3%だった。選挙区は23人のうち15人が当選し、地域で強固な支持基盤を持つ世襲候補の強みを示したが、全国レベルで争う比例代表での当選者は9人中3人にとどまった。
 政党別に見ると、最多の17人が出馬した自民では、今期限りで政界を引退した青木幹雄前参院議員会長の長男や、4月に辞職した若林正俊元農林水産相の長男ら13人が当選した。民主は故田中角栄元首相の女婿ら3人、みんなは上野公成元官房副長官の女婿ら2人がそれぞれ当選した。 

◇世襲候補の当落

【民主】
当 田中  直紀 (新潟・現)
落 坂野  真理 (鳥取・新)
当 江田  五月 (岡山・現)
当 石橋  通宏 (比例・新)
落 大石  正光 (比例・現)
【自民】
当 山崎  力  (青森・元)
当 中曽根 弘文 (群馬・現)
当 関口  昌一 (埼玉・現)
落 椎名  一保 (千葉・現)
当 中川  雅治 (東京・現)
当 野上  浩太郎(富山・元)
当 若林  健太 (長野・新)
当 岩井  茂樹 (静岡・新)
当 青木  一彦 (島根・新)
当 宮沢  洋一 (広島・新)
当 岸   信夫 (山口・現)
当 福岡  資麿 (佐賀・新)
当 金子  原二郎(長崎・新)
【自民】
落 阿達  雅志 (比例・新)
落 臼井  正人 (比例・新)
落 木村  義雄 (比例・新)
当 小坂  憲次 (比例・新)
【みんな】
落 中川  賢一 (北海道・新)
当 水野  賢一 (千葉・新)
落 井出  庸生 (長野・新)
落 桜内  朋雄 (島根・新)
落 本田  顕子 (熊本・新)
当 上野  宏史 (比例・新)
【たち日】
落 村岡  敏英 (比例・新)
【改革】
落 鳩山  太郎 (比例・新)
【無所属】
落 小西  理  (滋賀・新)
落 田村  公平 (高知・元)

(2010/07 /12-09:15)
www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2010071200240


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