http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/554.html
Tweet |
参院選で惨敗した民主党は、菅直人首相(63)や枝野幸男幹事長(46)をはじめ執行部全員が留任し、落選した千葉景子法相(62)まで続投するという、異例の責任の取り方を選択した。枝野氏や仙谷由人官房長官(64)、千葉氏が弁護士出身だけに、党内不満分子からは「保身の敏腕自己弁護団」との皮肉も聞こえてくる。
枝野氏は12日の記者会見で、党内に出ている辞任論について「私自身、個人としてはさまざまな思いはある」としたものの、「首相から職務を全うしてほしいと強い指示があった」として続投を表明した。
「個人の思い」については言及を避けたが、周辺によると11日夜には辞任に傾いていたといい、「首相の指示」を金科玉条にしたかったようだ。
仙谷氏は12日の記者会見で、「政治家の責任の取り方は、すっきりくっきり一枚一枚カードを取り換えていけばいい、ということではない場合が多々ある」と独特の言い回しを使い菅首相や党執行部を擁護。千葉氏の続投については「行政の継続性の観点から続けてもらうのが望ましい」と述べた。
ただ、菅首相や枝野、仙谷両氏は、野党時代には政府・与党追及の急先鋒だっただけに、党内にも「変わってしまった」(若手議員)と見る向きが多い。
例えば、菅首相は2007年7月、参院選で敗北してねじれ国会をつくったのに続投した当時の安倍晋三首相に対し、「国民の審判とまったく矛盾する行動は理解できない」として退陣を求めていた。
仙谷氏は、麻生政権下の09年2月に予算委員会で、新聞の世論調査で首相辞任を求める声が39%あったことを理由に、「国民あるいは日本人にとっては極めて不幸だ。総辞職をする、そして憲政の常道に従って、一度野党に政権を渡して選挙をするべきでは」と発言している。
自民党中堅議員は「世論調査と選挙、どっちが辞任の根拠として強いかは明らか。菅内閣こそ総辞職すべきだ」と話す。
小沢系のベテラン秘書も「彼らに一般常識的な理屈は通じないよ。自分たちに都合のいい理屈をどこからかひねり出す。敏腕弁護士だから。『自分の保身が第一。民主党』だ」と、皮肉なコメントを残した。
[ 2010年7月13日17時00分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_kan_ministry__20100714_5/story/13fujizak20100713003/
※自民党に正論言わせてるようじゃ終わり
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK90掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。