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GENKIのブログ
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(7月12日ムネオ日記)転載開始
第22回参議院選挙は、民主党の惨敗という結果になった。
選挙中の唐突(とうとつ)な消費税発言により、国民は菅直人首相を「くさかんむり」のとれた“官”直人首相と受け止めた。
市民活動からスタートし、3度、国政選挙での落選を乗り越えて今日(こんにち)ある叩き上げの菅首相が、官僚の手の平にのった“官”首相になっては、国民はガッカリである。
鳩山前首相も、普天間問題で官僚のつくった案に乗り、辞任に追い込まれた。
菅首相も財務官僚によって大変な痛手を受けた。
官僚政治打破を訴えてきた鳩山前首相、菅首相だが、官僚にやられてしまった。
逆に、徹底的に官僚を叩いた「みんなの党」は躍進した。
とてもわかりやすい結果である。
北海道はお陰様で、新党大地が強力に応援した民主党徳永エリさんが堂々たる当選である。
新党大地・鈴木宗男として、それなりの役割を果たせたことに大満足である。
全国比例代表では、八代英太さんの当選を目指して頑張ったが、残念ながら次点である。
八代さんに申し訳ない気持ちで一杯だ。
新党大地・鈴木宗男は、弱い者、弱い立場に置かれている人の味方である。
バッヂがつかなくとも、八代さんには今後社会保障、福祉政策の充実のため、知恵をお借りしたいと思う。
それにしても、全国比例代表の開票について北海道選管の対応はなっていない。
各市町村の開票は終わっているのに、それを公表しない。
まさに役人仕事である。
各市町村の選管が責任を持って開票を終えているのに、それをすぐ公表させない北海道選管の対応は、官僚仕事そのものである。
北海道選挙管理委員長も、元北海道議会議員からの天下りである。
こうした人事が官僚、役人任せとなり、国民不在のやり方となる。
自民党政権時代の悪しき慣例が今も続いていることは、不幸なことである。
自民党政権55年のアカ、ツケの払拭には、それなりの時間がかかるとつくづく思い知らされる。
IT・情報化時代に何ということかと、腹立たしい限りであった。
「日本も二大政党制になるのか?」という話が良く出るが、日本の2000年以上の歴史や地域性、文化から言って、二大政党に収れんすることはない。
今回も公明党は現状を維持し、みんなの党は第3極を訴え、それなりの支持を得ている。
共産党、社民党も議席を守っている。
多様な歴史、文化を誇る日本には、二大政党制はなじまない。
このことをよく考えていかなくてはならない。
それにしても、菅首相の不用意な発言により、全く違った結果となってしまった。
選挙の実務責任者は幹事長である。
司令塔としての枝野幹事長に対して「小沢幹事長が指揮していれば、逆の結果になったのではないか」という声もあると、多くの人から聞かされる。
選挙とは難しいものである。
同時に、結果責任があることを、司司の人は心すべきである。
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