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参院での与党過半数割れを受け、野党共闘の試金石になるとみられた参院議長人事への対応をめぐって12日、野党内で足並みの乱れが表面化した。自民、みんなの両党は、民主党が握る議長ポスト獲得への意欲を示すが、公明党が「参院の慣例」を理由に、一線を画す姿勢を鮮明にしたためだ。
7月末にも召集される臨時国会で、野党側から議長を出す構想は、参院選で「民主劣勢」が伝えられた選挙戦終盤からささやかれ始めた。
参院議長は、「第1会派から」との慣例に従い、民主党出身の江田五月氏が務めている。しかし、みんなの党の渡辺喜美代表は11日夜の記者会見で、野党側から新議長を出すべきだと提起。自民党の谷垣禎一総裁も12日未明の会見で「通常国会で首相問責決議案を上程せずに握りつぶした江田議長の続投は認められない」と呼応した。
もっとも、今回の参院選で自民党は改選第1党になったとはいえ、非改選を合わせると第2党のままで、民主党が最大勢力であることに変わりはない。このため、公明党の山口那津男代表は同日、「第1党が議会の要職を占めるというルールは確立している」と難色を示した。
自民党内からも異論が上がった。12日の役員会。谷垣氏は「今後は参院が主戦場となる。他の野党と連携を取りながら、しっかりやっていただきたい」と呼び掛けたが、尾辻秀久参院議員会長は「参院のことは放っておいてくれ」とクギを刺した。
尾辻氏にとって、谷垣氏の言動は参院自民党への「越権行為」と映ったためだが、「対民主党で野党の共闘態勢を築く前に、野党内の溝を露呈するのは得策でない」との判断もあったようだ。(2010/07/12-19:35)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010071200973
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