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政権与党である民主党が116議席から10減で106議席、自民党が71議席から13増えて84議席、みんなの党が1から10増えて11議席という結果でした。 1. 栃木選挙区で、民主党現職の簗瀬進氏が落選し、自民党元県議の上野通子氏が当選したこと。みんなの党の荒木大樹氏が22万票を取った影響があったとはいえ、意外だった。上野氏が32万5千票、簗瀬氏が32万票で5千票の違いであった。過去の参議院選挙で、簗瀬氏は33万票から38万票を獲得していたのだから、たとえ5千票という僅差でも自民党に敗れたと言うのは、意外な結果だった。上野氏は高校教員であったと言う。自分が住んでいる指宿市で今年の春あった市長選も、元小学校教頭であった方が元県議であった方などを抑えて当選している。それに、山梨選挙区で自民党新人の元教師の方が民主党参議院のドンと言われる輿石氏に4000票あまりの僅差にまで迫っていた。輿石氏が18万7千票で宮川氏が18万3千票だ。 ともかく、民主党の退潮が目立ってしまった結果だった。その中で比例区での健闘は、小沢一郎氏の戦略が実ったものだろう。ただ、二人区で二人目として立候補した方がほとんど落選したのは残念だった。 *6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<43>>
第22回参議院議員選挙結果(三つの疑問点)
幾つか印象的な結果があったので、それをまとめておきます。
2. 民主党岩手県連代表であった工藤堅太郎氏が比例区で落選したこと。6万6千票あまりの得票で、民主党の比例区最下位当選が10万票あまりだから、明らかに当選ラインに達しない得票数だった。岩手選挙区での民主党候補は35万票という圧倒的な得票で当選しているのだから、奇妙な結果だった。
3. いわゆる小泉チュウドレンの猪口邦子、片山さつき、佐藤ゆかりの三氏が当選したこと。特に佐藤氏の当選は意外だった。比例区で片山氏は30万票で自民党の獲得票一位、佐藤氏は28万票で同二位だ。なお、佐藤氏の過去の獲得票は、小泉純一郎による郵政選挙(第44回衆議院選挙)の時、岐阜一区で8万1千票、その後の第45回衆議院選挙で東京五区で12万1千票だ。
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