http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/384.html
Tweet |
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-902.html
予想通り 民主党は惨敗した。
まあ、あたりまえ。
これで、民主党が54議席以上とっていたら、むしろ気持ち悪い。
日本国民に不信感を抱いてしまう。
民主党を落としたということは、比較的健全な判断だったと言うことだろう。
その上で、少し分析めいたことをやってみたい。
まず、散々言われた二人区の共倒れはひとつも無かった。
そして、選挙区では惨敗だった民主が、比例区では自民党に勝っている。
つまり、小沢一郎の戦術が、ギリギリのところで功を奏したということだろう。
もし、二人区に一人しか立てていなければ、比例区はもっと少なかったはずだ。
今、テレビで生方某が、民主党への期待がどうのこうの と抜かしているけれども、比例区が多いのは、小沢の作戦以外の何ものでもない。
ボロ負けの底を支えたのは、二人区で落選した民主党の候補が比例票を集めてくれたおかげだったということ。
党の県連からも連合からも、露骨なシカトをされながら闘った、静岡、長野などの二人目の候補者が、20万票以上を集めたのスゴイことだった。
次に、特徴的だったのは、みんなの党以外の雑多な党が完全に沈没したと言うことと、タレント候補が票を集められなかった。
この二つは、有権者はバカじゃない ということを示した。
いくらテレビの露出が多くても、それだけで投票するような脳天気な有権者は、非常に少なくなった。
大阪の岡部まりが落選した原因は、政策を語らなかったということだろう。大阪での知名度は抜群であり、実は私も落選するとは思わなかった。
ただ、何をしたいのか分からない、ということが私自身投票する気持ちを起こさせなかった。
その反面、みんなの党は比例区で自民党の半分以上の得票を得ている。
これは、冷静に考えると、みんなの党の主張は分かりやすかったということだ。
本気じゃないという致命的な問題はあるけれども、表面的には、このアジェンダとやらに投票してしまう有権者の気持ちはわからないでもない。
つまり、表面的に見えている限りでは、有権者は非常に健全な選択をした、ということと、その反面、それが本物かどうかという情報までは手に入れる手段を持っていない、ということ。
今回の選挙の総括というならば、私はその一点に尽きると思う。
これからどうなるのか。
何も分かる訳はないが、最悪のシナリオは、前原誠司−渡辺喜美連合だろう。
枝野が辞任不可避なのは計算外だったろうが、そのぶんだけみんなの党がボロ勝ちしているので、おそらくは、前原と渡辺で新体制を作ろうとするだろう。
それに対して、民主党内でどのくらい反省がおこなわれるか。
もしも、何の反省もなく、従米政権への途を進むのであれば、本気で民主党を見限る日が近いのかもしれない。
現時点で、報道では残り1。
社民党は、140万票余りを取りながら、ギリギリ1。
他党は1人につき70万票前後なので、もっとも効率が悪い。
社民と共産の低迷は、マスゴミの言うとおり、みんなの党に食われたという減少なのは間違いない。
マスゴミがみんなの党をプロデュースしたという面と、先にも言ったように、表面的にはみんなの党の主張は分かりやすかったと言う面の、両面がある。
このまま保坂のぶとさんが落選するとすれば、まったく残念と言うしかない。
あらら もう3時を過ぎている。
サッカー見ている余裕はないので もう寝よう。
選挙はどうなろうと、明日は来る。
明日も生きていくのだから。
(南青山コメント)
比例区は小沢の作戦勝ち、というのはその通りだろう。
それでも、一人区でこれほど負けるとは予想外だったのではないか。
ここまで負けては、菅は持たないだろう。
今後はこのブログ主が言うように、この選挙結果を踏まえて民主党は反省できるか、変われるか(元通りになれるか)にかかっている。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK90掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。