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年間自殺者が12年連続で3万人を超えるなか、急務であるはずの自殺対策が参院選で大きな焦点になっていない。家族を自殺で亡くした遺族は「私たちの声にも耳を傾けてほしい」と切実な思いを募らせている。
自殺対策について各党はマニフェストなどで▽相談体制の充実、メンタルヘルス対策や精神科医療の受診環境整備(民主)▽うつ病の早期発見に向けた対策を図る(自民)▽うつ病対策やカウンセリング、遺族への支援を推進(公明)▽(自殺の背景にある)貧困を減らす(共産)▽勤務間の休息を保障し過労自殺をなくす(社民)−−などと掲げる。
しかし自死遺族たちで作る「しまね分かち合いの会 虹」(島根県出雲市)の代表、桑原正好(しょうこ)さん(59)は「選挙で話題になることが少なく、うわべだけの印象がぬぐえない」と話す。
桑原さんは06年、24歳だった次男を亡くした。2年後に会を作り、遺族同士で交流を続ける。自治体の自殺対策については「担当者は2〜3年で交代してしまい、遺族の声が反映されにくい」と感じている。それだけに「自治体に自殺問題に対応できる職員を養成してほしい」と望む。
桑原さんも参加する「全国自死遺族連絡会」は、社会の偏見などの2次被害から自死遺族を守るため、国に法整備を求める署名活動を6月から始めた。世話人の一人で「藍の会」(仙台市)代表の田中幸子さん(61)は、06年に成立した自殺対策基本法で政府が遺族支援に取り組むと明記していることを指摘し「苦しい立場に置かれている遺族のつらさを分かってほしい」と話している。【百武信幸】
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