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家族に対して熱い思いがある暖かい国家建設へ
国民新党の熱い思い
東京の皆様、「江木 さおり」氏宜しく
比例、国民新党 宜しく
亀井静香(かめいしずか) 代表 (1)
http://www.youtube.com/user/KokuminChannel#p/a/u/2/aNx5FzEgcak
亀井静香(かめいしずか) 代表 (2)
http://www.youtube.com/user/KokuminChannel#p/a/u/1/Bn1rdTsnods
国民新党の主体した連立政権へ
亀井代表が「参院選党首に聞くE」のコーナーに出演。ゆうパックをめぐる混乱や財政規律、消費税などについて司会者の古舘伊知郎氏、コメンテーター一色清(朝日新聞編集委員)の質問に答えた。日本郵便の混乱は民営化に原因があることや、日本の財政の健全性と消費税増税の不要を説明した。
ゆうパック遅配は民営化・分社化に原因
古舘)ゆうパックはペリカン便との統合で32万個の遅れが出た。赤字うんぬんの話も出たが、信用の問題では。
亀井代表)あんなことが起きるように小泉さん、竹中さんが民営化した。組織を4つに分けたからガタガタになった。ああいうことが起きないよう、今郵政改革法案を出している。郵政改革を基本からやらなければ。
古舘)官僚出身が幹部を固めたところに、無理があったのでは。民間の知恵に逆行して。
亀井代表)これは斎藤社長はじめ幹部に責任というより、前社長の西川さん時代に事業を分断し、全体として利益を挙げていたのを日通と合併しお釈迦(しゃか)にした。ゆうパック事業を継続しなければならないのに、今回のように混乱が起きた。もっと慎重にやればよかったが、今のゆうパックはサービスが悪い。お客さんに親切でなく、民間に比べて劣っている。そういう基本からやらないと。組織がやる気なくさせる状況を、郵政改革で思い切ってやり直させることが大事だ。
古舘)この時期にあえて統合する必要なかったのでは。
亀井代表)その前に、日通と無理矢理一緒にしようとしたことがあり、その混乱をきちんと整理してやればよかったのを、現場が動いているから、つい先走ったのだろう。基本からやり直さないと。民営化すればいいというものでないし、お役所仕事でもいけない。モラルが低下している。そこをきちんとしないで仕組みだけ直しても。やる気が出るようにしないと。だから今度、非正社員6万5000人を正社員にすると、斎藤社長以下が取り組んでいる。今のゆうパックの問題を今の経営陣のせいにするのは、かわいそうだと思う。
古舘)仮にそうだとしても、これは厳しいと思う。ゆうちょ・かんぽに預けている人は、自分たちの金が郵便事業に充てられるのではないかと思っている。
亀井代表)三菱、住友などメガバンクは、高尾山の奥まで支店を出す義務がない。民間の小包配達にしても、採算を重視できるが、不便な所に住んでいる人もいる。日本に住んでいれば、ちゃんとしたサービスをやっていくというのがユニバーサルサービス。それをやらせるには、どうしたらいいか。ちゃんとサービスが行き届く仕組みを今度の郵政改革法案でつくった。
日本は世界一の債権国、今のうちに財政出動を
一色)日本の財政の状況について、どう思われるか。
亀井代表)(財務省の)勝(栄二郎)主計局長にも言って聞かせるが、日本の財政状況はもっと客観的に判断しないと。単年度「入るをもって出(いずる)を制す」みたいに、税収の範囲内で予算を組むということにとらわれている。確かに今、日本は借金がたくさんあるが、世界一の債権国家。(対外純資産が)270兆円、米国にも200兆円以上金を貸している。それを純ちゃんがガタガタにした。(GDPは)550兆から470兆円に減った。今、国力のあるうちに、国力を回復しないと。財源が要るが、消費税を与野党が混ぜご飯で作っている。痛んでいる国民から税を取る前に、ほかに方法を考えるのが政党の責任だ。特別会計も、民主党も去年の選挙前言っていた。あれはやれる。腕が悪いからできないだけ。
古舘)100兆、200兆円もとんでもないという意見がある。昨日、みんなの党の渡辺喜美さんが「30兆円出せる」と同じことを言っていた。どこに違いがあるのか
亀井代表)特別会計は、役人が積み上げている。それを政治が取り戻す。「本当にこれだけの積み立てが必要か」と。そうやれば、あっという間に「必要ない」と20兆、30兆出てくる。民主党も政権を取ると主計局にごまかされて、消費税に走っている。
古舘)亀井さん、今まで自民党にいて、何でできなかったのか。
亀井代表)政調会長をやっているとき、橋本元総理が消極財政をやった。主計局の手の平に乗せられて。そしたら、ズドンと経済が落ちた。その後、わたしは小渕・森内閣で大蔵省に「お前たちは会社で言えば経理係だ。わたしは事業部長だ」と党主導でやったから、マイナス成長から2%になった。やり方の問題。経理係に「これだけしか税収がないから、これだけしか出せない」みたいなことを言って、小泉さんがそれをやったから、10年間でこうなった。
古舘)自慢しているように聞こえるが。
亀井代表)だって、現実がそうでしょ。調べてごらんなさい。
古舘)欧州はじめ緊縮財政の流れがある。中国だって、この不動産バブルは危ないとか…。
亀井代表)オバマ大統領は、日本から官民合わせて200兆借りている。それを返さずに、去年だって七十数兆円の緊急財政出動をやった。米国は基軸通貨を持っているから、刷ればいいだけ。米国はまず、経済を成長させなければと考えた。日本は世界に金を貸しまくっているくせに。
古舘)亀井さんは、長期金利がバーンと跳ね上がることはないと。
亀井代表)今、下がっているじゃないか。数字を見てみなさいよ。中国まで買ってきている。国内だって、三菱や住友まで産業界に金を貸さないで、「国債」「国債」と。長期金利が上がる状況ではない。わたしは抽象論でなく、現実を言っている。今のうちに財政出動をして国力を上げて、国力が上がれば税収がひとりでに上がってくる。
古舘)分かりました!
亀井代表)だって、クリントンがやったでしょ。
国民新は政策の党、今後も曲げない
一色)少数政党である国民新党は郵政をはじめ、去年の政権交代から大暴れしてきた感がある。(民主党は)小沢幹事長だったときの方がやりやすいのでは。
亀井代表)いや、あの人は政策に口を出さないと言い続けてきた。予算編成のときもそう。自分の決めたルールにこだわる人。幹事長は政策を断行させる責任があると、わたしは言っている。
古舘)今後、消費税に関して意見が似ている小沢さんが菅代表と対立になったとき、亀井さんはまた小沢さんと組んでグッと出てくるチャンスあるか。
亀井代表)勝手に妄想をたくましくしても駄目。あなたのおっしゃる通りになることもあるが、ならないこともある。国民新党は政策の党。弱肉強食の市場原理至上主義を純ちゃんがやった。それを「駄目よ」と民主党・社会党と組んだ。今から菅さんがやると思う、われわれと合意した政策を。何もけんかは必要ない。要は政策。民主が政権与党としてやっていけば、われわれ連立を組んできちっと微力だが頑張る。
古舘)わたしが政治家の方々を信用できないのは、「政策」「政策」と言いながら、結果、権力闘争の中で、全く違うところも離合集散するから。この日本が大事なときに、法案が通らない。
亀井代表)国民新党は政策で愚直にきた。何と言われても、われわれは曲げない。今からもそうやっていく。
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