http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/301.html
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以下は http://list.jca.apc.org/public/cml/2010-July/004784.html からの転載。
[CML 004874] 母子加算復活、児扶手拡大は「民主党の成果」か?
塚田 俊一 lutmg at yahoo.co.jp
2010年 7月 9日 (金) 21:21:01 JST
自民党政権によって廃止された生活保護の母子加算が政権交代後に復活し、
児童扶養手当が父子家庭にも支給されるようになりました。
民主党はこれらを弱者に配慮した民主党政権の成果だと宣伝しています。
先月29日には生活保護の母子加算を受給している母子家庭へのアンケートで
39%が生活が上向いたと回答したと発表しました。
http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010062901000670.html
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000007dnb.html
これらの貧困対策の前進は、自民党政権ではありえなかったことですから、
「政権交代の成果」であるのは間違いありません。
しかし、決して「民主党の成果」ではありません。
野党時代からこの問題に取り組んできた長妻昭厚生労働大臣や
山井和則政務官は民主党政権の中で圧倒的に少数派・非主流派です。
そして、今年度予算の編成過程において、
母子加算復活や児童扶養手当拡大などの実現を、財務省は徹底して妨害しました。
そうした貧困対策潰しの先頭に立ったのが野田佳彦財務大臣(当時は副大臣)です。
(詳しい経緯は下記の原稿に書かれています。
http://www.peoples-plan.org/jp/ppmagazine/pp49/pp49_murata.pdf)
連立与党3党(当時)の重点要望に盛り込むなどして政権内で尽力した社民党や
かねてから国会内外でこの問題に取り組んできた共産党、
そして政権の外の社会運動の圧力がなければ、絶対に実現しませんでした。
「民主党政権のプラス面を伸ばすために必要なのは民主党の議席を増やすことではない」
ということを痛感しています。
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肝炎対策など予算計上認めず/財務副大臣
2009.12.11読売新聞東京朝刊4頁
財務省と厚生労働省は10日、2010年度予算編成に向けた副大臣級の折衝を本格的に開始した。
野田佳彦財務副大臣は、厚労省が概算要求で「事項要求」として掲げた肝炎対策や生活保護世帯への母子加算
など6項目について、09年度補正予算の削減や行政刷新会議の事業仕分けなどとは別に新たな財源を出さない
限り、予算計上を認めない考えを示した。また、診療報酬改定では、長浜博行厚労副大臣が「10年ぶりのプラ
ス改定を行うことが必要」と主張した。
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山井和則・厚生労働政務官の昨年12月11日のメルマガより
http://archive.mag2.com/0000027832/20091211135332000.html
本日のテーマは6つ。
診療報酬改定、協会けんぽへの国庫補助、肝炎治療の医療費助成、
障害者の自己負担軽減(応益負担を応能負担へ)、
児童扶養手当を父子家庭に支給、生活保護の母子加算。
しかし、いずれも財政が厳しいという理由で、
予算獲得には至りませんでした。大変厳しい状況です。
いずれもマニフェストの目玉の政策であり、
予算が獲得できないと有権者に対する裏切りとなります。
今日の交渉のために、これらの予算もかなり縮減し、
さらに、この3ヶ月間、
合計1兆3000億円(うち一般会計は8000億円)ものムダ削減、
基金返上など私たちは厚生労働省で行ってきました。
官僚の方々とも戦いながら、
また、官僚の方々と協力し、大幅な予算カットを行ってきました。
しかし、予算獲得は非常に厳しい状況です。
多くの方々の命や人生がかかった予算です。
連日、深夜まで予算交渉の打ち合わせや
子ども手当ての議論などを厚生労働省で行っています。
12月13日のメルマガより
http://archive.mag2.com/0000027832/20091213223011000.html
過去一ヶ月の交渉の中で、かなり方向性が見えてきましたが、
下記の項目がまだ難航しています。
それは、
子ども手当、
診療報酬引き上げ、
協会健保の保険料引き上げ抑制、
肝炎医療費助成予算、
生活保護の母子加算
(父子家庭にも支給されています)、
父子家庭への児童扶養手当支給
(なぜか、母子家庭にしか出ない)、
障害者福祉の応能負担への自己負担軽減
などです。
景気も悪く、税収が大幅に減り、
財務省からは ゼロ回答なのですが、
多くの方々の命と暮らしがかかっているので、
こちらも 譲れません。
12月18日のメルマガより
http://archive.mag2.com/0000027832/20091218105649000.html
今日も財務省と交渉を行いました。
しかし、事態は厳しい。
診療報酬については、ネット(全体)で引き上げを求める
私たち(長浜副大臣、足立政務官、私)に対して、
財務省は引き下げを主張。
協会けんぽに対する国の補助についても、
来年4月以降の母子加算の継続も、
低所得の障害者の自己負担軽減や父子家庭の
児童扶養手当の支給も厳しい状況。
1時間20分、交渉をしました。
財務省からは「明日18日が交渉のリミット」とのこと。
そこで、長妻大臣が藤井財務大臣に面会(金曜日)を申し入れました。
今日議論した診療報酬などの6つの予算は、
すべて「いのちを大切にする政治」「弱者を大切にする友愛政治」
「コンクリートから人へ」などのシンボルとなる予算です。
何としても実現せねばなりません。
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2010 FIFA World Cup News [Yahoo!Sports/sportsnavi]
http://pr.mail.yahoo.co.jp/southafrica2010/
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