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前に小沢氏が「メディアによる選挙結果の予測と実際の選挙は違う」のようなことを言ったことがある。実際結果は民主党の圧勝になったが、いまの世論調査のやり方を見ていると、彼の言わんとしたことが分かったような気がする。
現在働いている「勤労者本人の回答」を拾っていない電話調査に、正確な得票予測など出せるわけがない。税金を払い家族を養っている当人が回答することができなくて、何の世論調査か。彼らは間違いなく投票に行くというのに。
安易で安上がりの「調査」を連発するから、サンプルの偏りを修正できない。「回答率」はつかんでいても、回答者がどのような人たちであるかなどは採取する時間も余裕もあるまい。「何パーセントの回答者が反対しています」ではその回答者とは、どんな人間なのだ?
回答者の選定が無作為でも調査時間の設定いかんにより、回答できる人は大きく偏る。そんなことはメディアの大学出なら分かることだ。それでも平気で「国民の声」と発表する。例えば新聞各社の調査結果が、数字の動きはあるにしても見事に同じ傾向を示す。一般の人々はこれを見て「やはり国民はそう考えているんだ」と納得する。日本人ぐらい他人の意見に気を使う国民はまれだから。
しかしだ、各新聞社が同じ方法で同じ時期に調査をしたのであれば、同じ偏りを含んでいるのではあるまいか? 回答できた人びとが同じグループに属しているなら、それぞれの調査結果もまた同じ傾向を示すことになるのでは?
かような「不合理を含む世論調査」などは気にせずに、自分の考えで「一票の実弾」を駆使しようではないか。自分の一票が政権を交代させたことは実証済みだから。
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