http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/267.html
Tweet |
http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/41647246.html
天安艦事件検証(34)ロシアが魚雷攻撃説正式否定
2010/7/9(金) 午前 8:30
ロシア調査団が「魚雷攻撃説」を否定していることはこれまで伝えてきたが、そうした内容の調査結果を今週初め正式に韓国政府に通知したことが明らかになった。
韓国メディアはロシアのメドベージェフ大統領がすでに胡錦濤・中国主席に電話で説明し、アメリカ政府にもロシア政府から伝えられたと報じている。
「北朝鮮の魚雷による撃沈」などと声高に伝えてきた韓国の保守系メディアや日本のメディアは現時点で沈黙を守っているが、不都合な真実からこれ以上顔を背け続けることは許されない。
韓国の三大テレビの一つであるMBCが昨晩9時のニュースで「ロシア『天安艦沈没、北攻撃ではない』」と伝えた。
それによると、「5月末に海難事故専門家たちを韓国に派遣し、調査をしていたロシアが『天安艦は北の魚雷攻撃により沈没したとみなすことは難しい』との結論を出し、調査結果をわが政府に今週初め公式に通報した」。
「『艦艇外部水中爆発が原因の一つと見られるが、魚雷攻撃によるものとは沈没形態が異なる』というのが通報の内容である。特に、(韓国の)合同調査団が決定的証拠として提示した魚雷推進体について『腐食の程度から天安艦と直接関連したと見るのは難しい』との見解を明らかにし、沈没原因を北の魚雷攻撃とした合同調査団の結論を認めないとした。」
さらに「ロシア側は韓国に通報した調査結果を公式には発表しないと知られている」とし、韓国政府の反応について「政府関係者は具体的な根拠がなく、ロシアの主張を受け入れることは出来ないと述べた」という。
http://imnews.imbc.com/replay/nwdesk/article/2656754_5780.html
MBCニュースは「(韓国)政府は早ければ今週末にも安保理対北非難の議長声明を出すことを目標に理事国を説得しているが、中国に加えてロシアの非協力により難しくなった」と報じた。
当たり前のことである。非難声明は北の関与が明白なことを前提にしており、ロシアが独自の調査でそれを否定している以上、名分がなくなったということになる。
ロシアは外交的配慮から独自の調査報告の公表を控えているようだが、濡れ衣だと主張している北朝鮮が「それみたことか」とばかりに韓国、米国、日本などの謝罪を求めて逆攻勢を強める可能性があり、国連安保理での協議は新たなステージに入ることになろう。
事態を政治外交的に収束させる妥協の産物として曖昧な議長声明が出される可能性があるが、北朝鮮非難が抜ければ李政権は事実上の敗北である。
「文脈上、北非難は明らか」と強弁したところで、全く逆の解釈も可能であり、通じる話ではない。
すでに首脳レベルの外交戦が始まっている。
進歩系のハンギョレ新聞は「メドベージェフ大統領が自主調査結果を先週、胡錦濤主席に電話で伝え、ロシア政府からアメリカ政府にも同じ内容の報告書が伝達された」と内幕を明かしている。
なお、ロシアの報告書の内容について「ロシア事情に明るい複数の外交消息筋」の話として、「ロシア政府は ‘1番魚雷’ のペイントと腐食程度などに問題を提起し、その出処に疑問を表した」 また、「天安艦のスクリューが曲がっている事実に注目し、複数の元海軍将校らがハンギョレとの通話で『スクリューが回っている状況で砂地に当たれば同じように曲がる』と指摘した」という。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=20&fid=600&articleid=2010070823205988523
ロシアは韓国への通告を中国、アメリカよりも遅らせているが、意図的であろう。
韓国政府関係者がMBCにリークしたのは頭越しにロシアの調査報告が流れ、孤立するのを恐れたためと読めるが、野党・在野勢力が李明博政権への批判を強め、世論の風当たりが厳しくなるのは避けられまい。
ヤフーコリアのヘッドラインを飾った前記ハンギョレ記事には「亡国の輩が」「自分で自分の足を踏んだ」と李政権の「天安外交」を批判する書き込みが殺到しており、今月末の国会議員再補選は苦戦が予想される。
「天安艦事件検証Nロシア調査団が北魚雷説否定」でも指摘したように、ロシア調査団が北魚雷説を否定していることはかなり前から知られていた。
オバマ政権が北朝鮮を非難しながらもテロ支援国家再指定を見送るなどの「生ぬるい措置」を取ってきたのもそうした事実を把握していたからであり、どう転んでも対応できるようにする外交的な狡知である。ゲーツ国防長官の訪中を中国側が受け入れたのも新たな動きとして目が離せない。
http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/41489613.html
http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/41596526.html
苦しくなってきたのは、2階に上らされて梯子を外されそうな李政権と、それに付き合ってきた外交音痴の日本である。
北犯人説一色で世論を煽った日本のマスコミの責任も小さくない。韓国メディアのようにロシアの調査報告を客観的に報じる多角的な視点や見識・柔軟性・謙虚さがあるかどうか、注目したい。
http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/41643693.html
天安艦事件検証(33)「右スクリュー前方変形」と座礁
2010/7/8(木) 午後 1:00
李明博政権のレームダック化が始まった。行政新都市建設計画を白紙化する政府提出の「世宗市修正案」が否決されたのだ。与党が多数を占める国会では通常ありえないことだが、反大統領派が公約違反と反旗を翻した。
チョン・ウンチャン総理が先月30日の記者会見で事実上の辞意を表明し、李大統領は慰留しているが、足元の混乱が支持率下落に拍車をかけている。
天安艦沈没事件直後の支持率アップは今は昔、逆に内外から「北朝鮮魚雷攻撃説」に日に日に疑惑の目が向けられ、李大統領は苦しくなってきた。
一次資料を曖昧にして急造した軍民合同調査団による「調査結果」の嘘が暴かれているが、引き上げられた天安艦の「右スクリュウ前方への変形」も、その一つ。
「不注意運転による砂地浅瀬との接触座礁のためではないか」と、沈没原因を特定する有力な物証として日本でも注目されているのだ。
右スクリュー変形は、前進航行中、スクリューが水を後方に押しやって前進推力を得る反力として、後より前への力を受けていることと関連する。
そのため、浅瀬接触時には砂礫で表面が磨かれ、先端は船首側に曲げられる。特に、前進中の接触時表面は船尾側の方が船首側よりも砂に強く当り磨かれる。
公開されたスクリュウの写真を見ると、右は5枚とも砂にかなり接触し、左は船底に近い一番上は少し捩れ、変形が認められる。全速後退時には反対にスクリュー先端等で船体を後に引寄せようとする力が働き、船尾側に変形するはずである。
変形スクリュウ及び関連写真から想定される事故の流れは、前進航行中に不注意運転による砂地浅瀬との接触など右方向に曲がる急迫の不正航行事態が発生し、 後続他艦艇との右舷側面小衝突(V字型衝突跡)が起きた。浅瀬、岩礁等が多い海域で、後続艦は十分な衝突回避動作が出来なかったと思われる。
航行再開したが、右スクリューの推力不足による航行速度低下で右側へと航路が逸脱する不正航行となり、右舷側が半潜水状態の潜水艦と衝突し、船体が3分断され、沈没した。
未公開の天安航跡記録とTOD熱映像監視装置情報を分析すれば、以上の推論が裏付けられよう。
なお、船首、船尾部分に魚雷爆発とみられる影響は殆ど認められない。 タービン室部分も衝突後の船体破断時の影響と考えられる。隔壁等には飛来物体による損傷が認められる
タービン室の損傷が大なのは海底着床、海流による移動、船体引上げ等の影響が考えられる。
http://www.youtube.com/watch?v=90EfJ-OUWTY
http://www.vop.co.kr/2010/05/21/A00000297357.html
以上は私にメールでもたらされた読者の所見を基に再構成した。
参考投稿↓ 力作です。
天安事故は不注意から 浅瀬接触右スクリュー変形 後続艦との小衝突 航行再開 潜水艦との衝突沈没
http://www.asyura2.com/10/warb5/msg/296.html
投稿者 ninoue 日時 2010 年 7 月 08 日 09:11:16: LezwjZK6TLQqI
2 81 +−
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK90掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。