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京都 擁立決定までモメた民主・河上氏が急迫
「小沢戦略はツボにはまれば政権をひっくり返すほどのパワーを発揮するが、コケるときは大コケだ。今回は大コケの典型だな」と民主党京都府連関係者。そして、こう吐き捨てた。「何しろ、河上満栄氏の顔を、まともに分かる地元の党関係者がどれほどいるのか」
痛烈に小沢一郎前幹事長を批判する背景には、民主党が、河上氏の擁立決定までにモメにモメた経緯がある。
「京都は、反小沢の急先鋒、前原誠司国交相のおひざ元で、現職の福山哲郎氏は前原グループ。そこに、小沢氏が『2人区は2人擁立だ』と手を突っ込み、勝手に2人目を擁立しようとした」(同)
小沢氏側は当初、地元・長岡京市で才色兼備と有名だった女性市議の擁立を画策した。府連では以前から「共倒れの危険がある」として慎重論が強かったが、小沢氏側が手続きを無視して2人目擁立に走ったため猛反発した。
すったもんだで最終的に決まった候補が、昨年の衆院選で当選したばかりの小沢ガールズ・河上氏。しかも、府連が出馬条件として党本部に飲ませたのは「府連は河上氏にはノータッチで結構」というものだった。
その後、選挙情勢は一変した。6月上旬、小鳩退陣で菅直人内閣が誕生し、「小沢外し」が好感され、内閣支持率がV字回復したのだ。福山氏は官房副長官に抜擢され、全6候補中トップの勢い。
一方、河上氏は後ろ盾の失権が響き失速ぎみ。地元府議も「改選2で、福山氏と自民党の二之湯智氏が抜け出している」と分析する。
ところが、ここにきて、上位2人を共産党の成宮真理子氏と、河上氏が猛追し始めた。菅首相の「消費税10%」発言が効いているという。
「京都は、共産党がもともと強いうえ、同党は消費税に断固反対。河上氏も『無駄を無くしてから増税論議』と菅方針を暗に批判する。小沢氏に近い鈴木宗男衆院議員や、河村たかし名古屋市長らも応援に駆けつけて、後押ししている」(京都府議会関係者)
福山陣営は、前原氏や岡田克也外相、蓮舫行革刷新担当相など、大物弁士の応援で逃げ切りの体勢。自民党も、京都は谷垣禎一総裁の地元だけに、野中広務元幹事長が中心となり1議席死守に必死だ。(ジャーナリスト・田村建雄)
【京都選挙区】(改選2)
▲成宮真理子40党府副委員長 共新
△二之湯 智65元総務政務官 自現
▲河上 満栄39前衆院議員 民新
中川 卓也50コンサルタントみ新
○福山 哲郎48官房副長官 民現
北川 智子47党府役員 幸新
《記号の読み方》〇は「優勢」、△は「やや優勢」、▲は「やや劣勢」
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100707/plt1007071607004-n2.htm
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