http://www.asyura2.com/10/senkyo89/msg/842.html
Tweet |
http://otd10.jbbs.livedoor.jp/1000013618/bbs_plain
れんだいこのカンテラ時評763 れんだいこ 2010/07/05 20:28
【第22回参院選の議席予想その3】
第22回参院選がいよいよ終盤に突入した。次第に関心が高まりつつあるが盛り上がりには欠ける。その理由は、昨年の総選挙では政権交代を廻る熱い闘いがあったのに比して、こたびにはそれがないからではなかろうか。本来なら、公約履行の結果としての政権交代効果の信を問う選挙戦になるべきところであるが、鳩山政権の公約サボタージュ、菅政権の公約蹂躙という失望下での公約そっちのけの単なる議席争奪と云う不燃焼選挙にさせられている。
これに加えて、菅政権の挙動不審が目立つ。本来の争点ではないのに俄かに消費税10%増税論を持ち出し、その是非を問う選挙にせんとしている。過去の例に倣えば、増税を持ち出した時、言いだしっぺは必ず手酷いしっぺ返しに遭っている。それを承知で消費税10%増税論を煽る菅政権の魂胆はどこにあるのだろうか。菅政権が自ら勝つ気のない選挙を仕掛けていることがすぐ分る。改選54議席を得れば十分とする姿勢も臭い。端から守りに入っていることが分かる。
評するべきは、一体誰がこういう選挙シナリオを作っているのかであろう。こういう痴態が偶然である訳がない。れんだいこには、裏の策士が透けて見えてくる。思い起こせば、2005.9.11総選挙では「自民も民主も外資系選挙請負PR会社に広報委託」していた例がある。日本政治は選挙まで含めてかようにコントロールされているということであった。こたびも、そういう仕掛けが入っていることは十分に考えられよう。鳩山政権時の参院選挙前の諸新党誕生、社民党切り、小沢幹事長切り、菅政権の唐突な消費税10%増税論持ち出し、国民新党日干しは、この線から窺うべきではなかろうか。鳩山も菅も、シナリオ上で踊るピエロに過ぎない。
そういう訳でクソおもしろくない選挙にされているが、政治は本来真剣なものであるから逃げる訳には行かない。民主党内小沢派、国民新党と、社民の三角同盟こそが日本再生のキーであり、この同盟を強く育てねばならない。このことだけがはっきりしている。それ故に、自民党、民主党、新党諸派の各党内シオニスタンが轡(くつわ)を並べて目の仇にする。これも請負で雇われているからに他ならない。消費税増税、所得格差拡大、自衛隊の海外派兵、優良企業の外資売り、中小零細企業の死の行進、教育の荒廃、日本語不要化、国技相撲の蹂躙等々は皆同じ線で結ばれている日本溶解策動であろう。
これを踏まえてどう闘うべきか。既に戦略戦術は先の投稿で記しているので繰り返さない。社民、国民新党には何とか現議席維持、議席増で踏ん張ってもらいたい。比例票で大きく躍進することを願う。れんだいこの推定するところ、民主は58議席前後、自民は35議席前後(従前の自民党26は有り得ないので訂正しておく)、みんなが10議席前後、公明が8議席前後、社民と国民と共産党が2議席前後、たちあがれと新党改革と日本創新党が1議席前後、無所属2議席となる可能性が強い。結局、民主と自民抗争は改選前とさほど変わらなかったということになろうか。注目すべきは社民、国民新党の伸び具合である。マスコミ予想と違って、国民新党の健闘が光った選挙戦であったと総括してみたい。亀ちゃん頑張れやぁ。
2010.7.5日 れんだいこ拝
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK89掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。