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※同ブログより
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2010年07月03日
民主党内『小沢vs反小沢』勢力図予測:2010参院選候補者編
参議院選が告示されたが、サッカーワールドカップと大相撲野球賭博でかき消され、いつにも増して盛り上げに欠ける選挙になっている。
しかしながら、今回の参院選は日本にとって非常に重要な選挙である。
昨年の衆院選で(国民の反自民の声に乗って)民主党が圧勝し、戦後60年あまりの自民党支配体制を打ち破り政権交代がなされた。そして、今回の参院選で民主党が過半数を確保できれば、「アメリカ→官僚支配の日本の政治」を大きく改革できる可能性が開かれた。
ところが、民主党を政権与党に押し上げた鳩山・小沢政権(実質は小沢政権)は、“政治とカネ”のレッテルを貼られ、参院選直前の6月2日に菅直人・仙石由人・前原誠司・枝野幸男・野田佳彦をはじめとする反小沢派(米隷属派)による民主党内クーデターで倒された。
そして、菅政権が樹立して今回の参院選が行われているのだが。。。。
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菅政権は、国民が支持した衆院選のマニュフェストを悉く破棄した参院選マニュフェスト(消費税10%など)を打ち出した。
それゆえ選挙民は、菅政権のマニュフェスト破りを目の当たりにして反民主に流れそうなのだが、今回の菅民主党の公約が自民と何ら代わり映えしないから、反民主といっても投票先が無く戸惑っている、というのが選挙民の意識状況であろう。
与野党の争点が無い今回の参院選は、どの政党にも強烈な逆風もないが追い風もないという様相になっており、結局は現状と変わらない結果になりそうである。
つまり、民主党は、過半数の60議席以上確保の圧勝は出来ないが、改選前の54議席近くを確保して惨敗もなく、日本の政治を改革できるだけの数を確保できないまま、現状と変わらない状況で政権を維持するのではないだろうか。
画像 写真 ※同ブログより
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とすると、今後「アメリカ→官僚支配の日本の政治」を大きく改革できる芽が残るかどうかは、民主党内の小沢派と反小沢派のパワーバランスにかかってくる。
つまり、民主党内の小沢派が大勢を占めればまだ可能性残るが、反対であれば最早民主党に可能性は無く、当然ながら野党第一党の自民にも可能性は無いのだから、日本の政治改革の芽は大きく遠ざかることになる。
また、参院選後の政界再編が起こるかどうか、また再編が起こるとしてもそれにより可能性が残るかどうかは、参院選後の小沢勢力のいかんによる。
そのため、民主党内の小沢派か反小沢派(米隷属派)かの身極めが重要になる。
そこで、今回の参院選候補者の誰が小沢派か反小沢派か色分けしてみます。
■2010参院選候補者の『小沢vs反小沢』評価リスト
画像 リスト ※同ブログより
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※各候補者の情報は、「ウィキペディア」「各候補者の公式サイト」と「その他サイト」から抽出。
普天間基地・消費税に対する候補者の見解は「静かなる革命2009」より引用させて頂いた。
上表の予測から、
【 小沢系】 ◎小沢派3人+○親小沢派10人=13人
【反小沢系】 ▼嫌小沢20人+×反小沢7人=27人
【 流動 】 △21人
この予測結果からは、流動的な浮動候補者の動向次第で局面が変るが、反小沢の方が優勢である。
(これは候補者なので当落により変わる。さて、選挙後はどうなるか。。。)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
次回に、改選前の参議員、次々回に現在の衆議員についても、同じように小沢派か反小沢派かの色分けを行い、今回の参院選後の民主党内の小沢派と反小沢派の勢力を予測します。
乞うご期待!
by kirin at 20:31
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