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2010年07月05日
いやいや、良い調子ですね。政治屋・菅直人の支持率がまたまた落ちました。
朝日の世論調査では39%まで落ちたようです。読売が45%に下落を止めているのは米国隷米宣言の菅への配慮と云う事でしょう。
小沢一郎が怒る度に菅の支持率は下がり続ける。それに菅政権が反駁すればするほど、菅直人の命が縮んでいく按配だ。
昨日久しぶりの休みで、様々な政治関連のブログを覗いていたのだが、ネトウヨさん達を除いたブログランキング上位者の中に菅直人を応援しているブログサイトが一つもない事に気づいた。変節政治屋を応援する躊躇いか、そもそも魅力もヘッタくれもないかのどちらかである。
民主党応援と云う曖昧な主張のブログもあるが、総じて政治家小沢一郎の陣頭指揮によるダイナミックな真の政権交代を望んでいるサイトである。この唯一政治家個人として選ばれている小沢一郎と云う政治家はネトウヨの集中ターゲットであることも、注目に値する。
早い話、小沢一郎以外の政治家に魅力(反発も含め)を感じていない証左と云う事なのだろう。そんな政治家小沢一郎に政治をさせるのが国益だと云う事が何故国民は判らないのか?不思議でたまらない。(笑)
昨日の党首討論は菅直人が多くの条件を付した上、ディベートとは言えない詭弁弁証法に近い論法で切り抜けた。よく三百代言が常套的に使う方法でもある。「まず(他党党首からの質問に)お答えした後、私からも質問させていただく」と云う姑息な逆質問形式をとった事で野党諸君の消化不良を生んだだけの党首討論になってしまい、特に馬脚が顕れる事態にはならなかったが、小沢一郎の一言一言が記事になる度に5%ずつ支持率が低下して行くのは愉快な事である。(笑)
毎日新聞が民主党、改選前議席54議席確保などと決めつけて報道しているが、この調子で支持率が低下すれば50議席がやっとでしたと云う筆者の読みに現実味が出てきている。
田原・高野グループが「民主党内の小沢の力はなくなった」と云うプロパガンダは菅の次を仙谷にしようと云う参議院選後の転ばぬ先の杖作戦らしいが、そんな簡単に力を失う小沢一郎ではない。
どうも密室の話でイマイチ情報が曖昧なのが「検察審査会」の動きである。あきらかなことは、アノ司法ファシズムの回し者、米澤敏雄という検事上がりの弁護士(補助員)が敵前逃亡したと云う事実だけである。
別の補助員が選ばれ一回目の議決に参加した5人の審査員が残った状態で新たな6人が参加して審査され、7月末に議決が出るのか定かではない。仮に7月末に議決が出ない場合、おバカな議決を全員一致で議決した5人も消えるので、ほぼ問題は解決する。答えは「不起訴相当」である。
この結論を最も知りたいのは小沢一郎ではなく、菅直人と仙谷由人なのではないだろうか。参議院選の結果がどうであろうと「ころころ首相が代わるのは良くない」などと、自ら麻生太郎になってしまった菅直人には笑ってしまうが、現実はそうもいくまい。単独過半数でも取ればおめこぼしもあるだろうが、その可能性はゼロである。
それこそ間違いなく小沢一郎は全面戦争を仕掛けてくるだろう。 「不起訴相当」の議決を背中に背負った小沢一郎は夜叉になるぞ。それは筆者よりも菅・仙谷の方が何倍も知っている。
鳩山・横路グループのスタンスも明確になる。どう動いて良いのか迷っていた各種支持団体も縛りを解かれ小沢グループに賛同する。これでは9月末の代表選で現政権の全員が生方状態になる。どうせ殺されるのなら、殺しに行こう。破れかぶれ解散はあり得る。菅も仙谷も玉砕戦法は得意だろう。(笑)
しかし、小沢一郎はそこまでも読んでいる。小沢グループ、小沢チルドレンなど選挙戦術を真面目に踏襲した衆議院議員は生き残れる。ヨコクメは落ちるよ!(笑)今回の参議院候補の中で落選した優良な小沢系候補者はそのまま有力な候補者にもなれる。
2人区に二人を擁した意味がここで生きてくる。
流石に民主党は308議席を取ることはないだろうが、小沢系議員は生き残って帰還する。 この選択も菅直人と仙谷にとって「前門の虎、後門の狼」状態だ。
それではこの変節グループは何を考えるか?自民党・みんなの党との大連立なんてウルトラCを考えることはないのだろうか?そんな勇気も、人脈もないとは思うのだが、ここでCIAナベツネ・船橋が動かないとも限らない。この辺は今ひとつ読み切れない状況だ。
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