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2010年07月04日
最近筆者は、大手マスコミの参議院選中間選挙情勢を睨みながら、考えることがある。大手マスコミの選挙情勢は民主党52〜58議席、自民党28〜34議席と云う予測である。
しかし、筆者は菅民主党が50議席以上をクリアーするイメージが湧かない。“それはオマエが菅直人を嫌いだからだ”と言われれば、そうなのかもしれない。
この大手マスコミが予想している数字の面白いところは、民主党の単独過半数(60議席獲得)は絶対ないと読んでいるところだ。そして、与党(民主・国民)過半数の56議席を微妙な線上に置いている点だ。
筆者は拙コラムにおいて、菅民主党よりも「小沢一郎の今後に役立つ候補者」を応援する立場を採っているので、思い込みかもしれないが菅民主党が50議席以上の当選を獲得することは難しいと、今でも考えている。
第一は根拠と云うより願望だが、50議席前後獲得である事が小沢一郎の民主党内での影響力を更に強める事になると考えるからだが、その他にも根拠はある。
その根拠は、まず投票率の問題だ。筆者の調査レベルだと、今回の参議院選の投票率が非常に低くなるのではないかと云う予想である。筆者の予想投票率は52%前後と読んでいる。
何故かと云うと、一番は民主党支持者の候補者選択の迷いである。筆者が自らの頭を整理するつもりで「小沢一郎の今後に役立つ候補者」なんてコラムまで書く始末、絶対的に民主党支持者が菅民主党支持者ではなくなっていることだ。
選挙区によっては異常なほど投票率が低下する可能性が高い。民主党候補なのだが、反小沢なので迷ってしまう。このような迷いは時間経過で解決するものではないから「面倒だ、棄権してしまおう」となる可能性は相当ある。比例区だけ投票に行くのも不自然。
そうなると、地方組織が未だに生きているのが自民党であり、公明党だ。報道によると苦戦の最中のようだが、案外投票率低下で浮上する目も残っている。
連合組織があるだろうと言うが、思った以上の成果が出せる運動はしていない。そして、みんなの党も予想上滑りで、一桁議席獲得にとどまるような気がする。
さらに有権者を迷わせているのが、菅民主と鳩山民主は似て非なるものなっている事で、有権者の混迷は更に深まる。
筆者の予測では、今後の1週間で菅直人の人格的欠陥が党首討論などを通して有権者に伝わる。勿論政策にいたっては、隷米市場原理主義者に乗っ取られた社会主義者の男と云うイメージが定着して行くだろう。
社会党の村山富一さんと菅直人はダブって見えてくる。(笑)村山さんは人格的欠陥より人柄だけでもっていた政治家だ。大手マスコミは自民党に有利とか、そういう思惑を離れてでも、面白おかしく菅直人政権のドジの限りを報道しまくるのは間違いない。
選挙の争点が消費税に無理やり向けられるのは必定で、菅直人も言った以上は逃げ腰では、マスメディアの餌食になるのがオチだが自分の考えだと思い込んでいる洗脳脳の持ち主だけに、ボコボコにされ逆切れの醜態を晒すのではなかろうか?
筆者は実は心からそうなることを念じている。裏切り者は永遠に裏切り者である。変節も時にはあっても良いのだが、人を陥れる変節は断固天罰を受けるべきである。(笑)
筆者の予測では菅民主党は50議席前後、自民党は40議席前後、公明党10議席前後、みんなの党8議席前後。想像以上に自民党、公明党が善戦すると読んでいる。案外目の前で投票行動を起こす有権者は“この一票が政治にねじれを起こす”等とは考えないものである。
かくして菅直人はネジレ国会を生みだす。枝野の辞任で済む問題ではない。首相の辞任は当然だが、アヤツは絶対に辞任しない。
引きずりおろす常道は9月の代表選だが、仙谷の危ない戦略が実現すれば臨時国会冒頭の「破れかぶれ解散」だ。 50議席を割る体たらくの菅政権が求心力を持つことは難しい。みすみす代表選で貧乏くじを引かされるくらいなら、解散しようと云う方向に走る可能性は高い。
小沢グループの死の粛清人事が間違いなく押し寄せるのだから、天下の宝刀を抜くかもしれない。場合によるとみんなの党との連立もあるだろうが、その連立に小沢一郎が「チョット待った!」と言うのも間違いない。
これからの1週間が見物だ。ねじれ国会だ!菅直人の責任追及だ!仙谷に後は継がせぬぞ!
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