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マドモアゼル・愛
■ もうすぐ選挙 New! 2010年07月02日(FRI)
次の次の日曜はもう選挙、、、。ずいぶんとシャッフルされている感じの政局。このところのドタバタを見ていると、政策なんかどうでもいいという感じで、結局は日程がなかったために採決できなかった重要法案は、お流れになってしまうのだろう。デタラメすぎる話しだが、日本は占領されている敗戦国であることを、この一年は露骨に国民に示してくれた。管なども、血迷ったように消費税10パーセントを言い出すのは狂気の沙汰であって、民主党勝利のためなら言い出すはずがない。だいたい、民主党は4年は消費税をいじらない、、、という約束だったはず。民主党を大勝させない力が加わったとしか考えられない。
そして何もわからない管は脅されてその路線を突っ走った。民主敗北路線は、自民党浮上ではなく、少数党の浮上政策であり、その中に、姿をかくしたアメリカのご意向に沿う政党を入れ込み、弱体化する民主と連合させる。すると国を本気で思うメンバーと、そうでないアメリカンボスの一派が対立し、あわよくば分裂。国民新党も離れてしまうのだろう。
そうなれば少なくとも、一致団結した日本の政治は行えなくなる。一億が固まったら日本の力は異常なほどものすごいことになることを西洋列強はよく知っているので、日本支配の方法のもっとも重大な点は、とにかく分裂させておくこと、それ以外にない。
まあ、そうした戦略のおかたぼうかつぎがマスコミなのだが、またまた今回も同じ手にやられるとは、日本人の質も落ちたものである。本当はここいらで、真剣に、アメリカンボスのままでいいのか、それとも日本は真の独立を目指すのか、そういうものを争点にしてもらいたいものだが、そこに争点が行ってしまうことを官僚やマスコミはもっとも嫌う。本質と関係ないことで争わせ、分裂させるのが、日本人から搾り取るには欠かせない条件なのだろう。
ただ面白いのは、もうこうした構造を一般国民のある程度の意識を持っている人なら、それこそ私以上にもうわかっている点だ。そこが10年前とは違う。マスコミが国民新党を政党扱いせずにその支持率すら公表しないという態度も、考えてみれば暴力的に思えるほどすごいものだが、わかっている人はあきれてものが言えない。
そうか、マスコミが隠したいものが本物なのか、、、と気付く人も多くなる道理である。私は別に国民新党を支持しているというわけでもないが、はっきりと郵政改革法案を通す意思を示してくれる唯一の党である点は確かだ。そして今回の混乱づくりの本当の狙いは、実はすぐに金が欲しいアメリカンボス勢力による動きであると私は感じるし、そうした勢力がもっとも嫌うのが、現在では郵政改革法案をあきらめない国民新党であることも確かだろう。その国民新党に対して、マスコミは無視戦略をとっている点、かえって答えを示してもらったのと同じである。
問題は民主党内のまともな人々である。乗っ取られつつある民主党の中でどういう態度に出てくるか、、、。選挙が終わればまた小沢が出てきて体制を立て直す、、という考えもあると思うが、小沢が出てこない絵も十分にある。小沢が怒って民主分裂に導く絵もあるにはあるが、むしろ分裂するにしても、その中心に小沢がいるとはもう限らない。それほど急展開しているのがこのところの政治なのではないか。
いずれにしても世界情勢の変化の流れが日本の政治にも反映されてこよう。たとえば北朝鮮に対するテロ指定をアメリカは見送った。感覚的にはおかしな話しである。嘘までついて天安沈没犯人を北にしてファイト姿勢を示したのもつかの間、今度はテロ指定をはずすなどということは常識では考えられない。思慮深い韓国国民が朝鮮半島を戦争に巻き込もうとする勢力に気付き、それに従おうとした政権を否定した。そのことが大きかったわけだが、これでは戦争を起こせないアメリカは急きょ方針を変更。今度は中東に戦艦を集結させる動きのようだ。はたしてどこがどう乗るか。
こうした動きによっても日本の政治の方向が変化するわけで、官僚もマスコミも本当は大変なんだと思う。腹を決められないままでの世論誘導しかできないから、どこかで必ず、ボロを出す状況が近づいている。
日本語は、母音という生命言語により構成されているので、最終の段階に来ると、官僚であれマスコミ人であれ、こんな人生を送ったって結局何になるのだ、、という感情が芽生え、本当は西行的な生き方がしたくなってくる。
いくら金を持っても、ビルを建てても、それだけでは日本語を話している以上、物足りない人生に思えてくるようになっている。成功し、金も地位も得た、、、でも、誰からも尊敬されず、悪いことをしてだけで終えるのはいやだ、、、という気持ちがわいてくる。必ず罪滅ぼしがしたくなってくる。
こうした日本人の傾向をおそらくアメリカンボスもわかっていて、脅かし、恐怖させる手を緩めないまま支配構造に取り組むのだと思う。そうしない限り、最終のところで民衆の安寧をとられてしまうと思うからだ。
だから、あまり日本を裏切った人を悪く言ってもしょうがない。色々な事情、やむないような脅しがきっとあったのだと思う。どうしようもなく見える管直人だって、あの顔を見れば、今にも泣き出しそうに私には見える。彼も苦しいんだろう。だからあまり管のことを悪く言わないことだ。どこかできっと命掛けの反抗に出ないとも限らない。まあ、期待はできないが。誰に言わせられたかわからないが、今におよんで消費税10パーセントを言い出したらどうなるかは、管自身が当然わかっていることではないか。身を削って、裏切り覚悟で、どうにかやっている。ずるい人かもしれないが、ひょんなきっかけで、涙とともに変身する可能性もまだあるのだから、まあ、やらせておこうよ。そのうちだんだんと見えてくると思う。
みんなの目に、色々なものが見えてきて、それを誰も責めずにいれば、おかしなものや、作為のものは、力を失っていく。そうやって新しい時代がやってくる。誰もが同じ時代を生きてる仲間なのだ。一人は悪役、一人は壊し役、一人は夢役、そして見物人も、、、誰もがこの時代を必死に生きている。役柄はめぐりあわせ。
この世に良い人も悪い人もいない。みな登場人物。だから楽しめばいい。しかし残念なのは、一生懸命やっているのは、なんだか悪役ばかりが目立つ点。努力している者が今のところ勝っているということだろう。
(関連)
●母音物語
伊藤一夫公式サイト「以和為貴」
http://www.itokazuo.com/
角田理論についての解説があります。
「時の玉手箱へ」
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伊藤一夫公式サイト
http://www.itokazuo.com/weblogs/
2010年6月30日
古今伝授
古今伝授とは、日本の古い伝統文化の本質を一子相伝によって伝える秘儀である。和歌の作り方や歌い方、すなわち披講についてもその神髄が伝えられていたようだ。
その昔、細川幽才が古今伝授をしていたおり、豊臣と徳川の争いが始まり、幽才の城は敵方に完全包囲されてしまう。絶体絶命のピンチに、なんと天皇が介入する。武家同士の争いに天皇が介入をはかるのは、後にも先にもこの時だけ。「幽才を打ってはならぬ」の天皇勅旨が告げられるが、その理由は「幽才は古今伝授の家である。幽才を打ったら古今伝授が途絶えるので、打ってはならない。」というものだった。こうしてまで守られたのが古今伝授であり、和歌や披講の奥義だった。その後古今伝授は宮中に入り、民間の預かり知らぬところとなるのだが、日本が文化をいかに大事にし、その中でも和歌がどんなに大切だったかを教えてくれるエピソードだ。
その和歌を歌うことを披講というのだが、これを民間で教える唯一の会が、私が主宰する「星と森披講学習会」。日本の文化の中心的な核にあたるものであるにも関わらず、和歌は俳句などにくらべてその人口も少なく、まして、披講になると、それができる人は日本全体でも200人にも満たないという現状がある。しかしたとえ現状がそうだろうとも、では、和歌を歌うことにもう力がなくなったか、と言えばそうではない。千年前から変わらぬ力がそこにはある。むしろ、和歌を歌わなくなったから、和歌の力が、そして日本語の力が弱っていったと私などは考える。命あるものは昔も今も命をもっている。このことを多くの人に知ってもらい、ひとりでも多くの方が和歌や披講に関心を抱いていただけたらこんなにうれしいことはない。
和歌を披講し、幾多の霊魂を慰める仕事もこれからは必要だろう。元神明神社における千年祭における奉納披講では、元神明神社創建の勅旨をだされた一条天皇の和歌、すなわち御製だが、を披講したが、それまで晴れていた空が一転にわかに曇り、真上から落ちてきた稲妻を皮切りにこれまで体験したことのないような雷を見た。それは奉納披講の間中鳴り響き、途絶えることはなかった。奉納披講にあずかった6人のメンバーは驚いたものの、なぜか、もっともっと、早く、待っていた、、、というような声というかイメージをそこから皆共通に受け取った。
和歌を歌うことで、文化的役割が見えるような気がした。
あなたもぜひ、星と森披講学習会に入って、一緒に歌を歌いませんか?
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