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マスコミは、倒産するまで直りはしない
2010/07/02 22:38
http://udonenogure.iza.ne.jp/blog/entry/1680672/
少し前だが、魚住昭氏の寄稿した記事が、週刊現代の連載「ジャーナリストの目」に載っていた。
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情報には恐ろしい魔力がある。それがディープなものであればあるほど情報源と記者との一体感が強まり、記者の情報源に対する批判的な目は失われていく。記者は無意識のうちに情報源の前にひざまずき、相手を正当化し、ある種の「共犯関係」に陥ってしまう。
検察が極めて重要な情報源である限り、この「共犯関係」は変わらない。捜査当局に依拠する事件報道は当局の太鼓持ちをするよう宿命づけられている。
たいていの事件では記者も読者もその欠陥に気づかない。気づくとしても足利事件(DNA鑑定の誤りが明らかになり、無実が証明された)のように十数年たってからのことである。
だが、今回の小沢氏の事件では、検察による小沢狙い撃ちの構図が当初からあからさまに見えた。多くの人々が捜査の公正さに疑問を感じた。だから報道批判も強まったのだろう。
これから次第に小沢事件の真相が明らかになっていく。一連の報道を検証してみると、新聞やテレビがいかに検察の尻馬に乗って虚報や誤報を連発したかが明らかになると思う。
それでもたぶんメディアは責任を他に押しつけ、口をぬぐってすませるだろう。今まで同じ過ちを何度繰り返しても、当局との関係を根本的に改めようとしなかったのだから。
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この記事を読み返しながら、マスメディアの記事作成過程(取材中)で検察に上手に仲間に引き込まれ「共犯」として利用をされ始めても気がつかない記者の倫理観、そして気がついても相手(検察)を正当化してしまう事に違和感を感じない(感じている方が皆無ではないだろうが)未熟な正義感を非常に強く感じてしまった。
基地の存在の色々な意見は各自の判断であるからその部分には触れないが、普天間問題でも先日まであれだけ煽るようにして報道し、まったく問題が解決したかのように支持率が上がった事だけを書きたてるていたマスメディアの体質とは一体何なのだろう。
マスメディアが書き報道することがすべて正しいのだろうか。正しいのあればそれはそれなりに一応理屈(屁理屈かも)としては通るのだが、正しいとはどうしても思えないのが近頃の報道内容である。
政府の吊るし上げが、政党は違えど「安倍・福田・麻生・鳩山」と4代続いているのだが、菅政権もそのうち同じ道をたどるだろうと思わう。もう明確にマスメディアは「権力である」ことを明確にしたということなのであって、その権力が正しく行使をされているかが判断をされる立場になったという事である。
倫理観を持たない(少ない・欠如)記者取材による未熟な正義感で書かれ報道される記事が、果たしてこの日本という国に必要なものなのだろうか。であれば、現状報告を伝える事(information)の方がまだましだと自分は考える。本来であれば、新聞・テレビの記事や報道がメディア本社の意向に沿った解説で(Intelligence)となるべきものが、情報提供者側の思惑に沿ったものになった時点で、何の価値観も持たないゴミ記事と化しているのであって、intelligenceの欠片もないばかりか、propagandaと化しているのである。
ここのところ続いている選挙中の消費税の引き上げ問題にしても、基本的に「引き上げ賛成」の立場での記事のオンパレードであり、「増税ありき」の論調を見るにつけ、非常に違和感を覚えている読者の事は無視をせざるをえないのであろう。
900兆円以上の赤字国債を抱え云々と書かれた記事や報道には、日本の国の保有資産の事は一行も書かれてはおらず、菅総理の言葉を拾い上げ「ギリシャのようになる」との記事が踊っている。一方向からみた側面をpropagandaと化しているのであって、本質について書かれた記事は殆ど皆無である。
果たしてこのような報道や記事をマスメディアいつまで続ける心算なのであろうか。おそらく、破綻をするまで続けるのであろう。最近はそのようにしか思えない。
共産党が「デタラメ」 枝野氏「公務員労組と民主党は無関係」発言に
2010.6.29 20:43
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100629/stt1006292047006-n1.htm
民主党の枝野幸男幹事長が27日のフジテレビ「新報道2001」で「国家公務員労組が支持しているのは大部分が共産党で、民主党支持の組合はほとんどない」と断言したことが波紋を広げている。評判があまりよくない公務員労組と民主党は無関係と言わんばかりの枝野氏の発言に、名指しされた共産党や共産党系の公務員労組がこぞって「デタラメ発言だ」と猛反発しているのだ。
「新報道2001」では、共産党の市田忠義書記局長が「共産党は、労組であろうと団体であろうと、特定政党の支持を押し付けたことは一度もない。取り消しなさい」と反論した。それでも枝野氏は「(共産党が)支援を受けているのは間違いない。われわれは国家公務員組合の支持をほとんど受けていない」と主張し、双方の激しい応酬が続いた。
枝野氏の発言に納得しない共産党は、28日付機関紙「しんぶん赤旗」で「枝野氏は17日、連合本部に自ら出向いて、参院選で支持を受ける協定を取り交わした。労組に特定政党支持を押し付けている張本人だ」と指摘した。共産党系の全労連傘下の日本国家公務員労働組合連合会(国公労連、11万人)も、枝野氏に発言の撤回を求める岡部勘市書記長名の談話を発表した。
そもそも、国家公務員の労組は主に、国公労連と、民主党を支持する連合の傘下の国公関連労働組合連合会(国公連合、12万人)に分かれ、両労組は集会などで、それぞれの党と共通する主張を展開している。
また民主党は、国家公務員労組ではないが、自治労や日教組などの支援も受け、参院選ではそれぞれの労組が民主党の公認候補を擁立している。公務員労組を公務員制度改革の「抵抗勢力」と攻撃するみんなの党の人気に、枝野氏は思わず労組との“親密さ”を隠したくなったのか。
まぁ〜言い訳枝野らしい出来事である。
民主党の広告に「元気な日本を復活させたい」と書かれている。しかし、「穏やかな日本を復活させたい」と願っている有権者が本当は多いように思えてならない。
官邸機密費から女房のパンツまでツケ回しをするマスメディアに国民・有権者の気持ちが果たして理解できるだろうか。またマスメディアの報道を真に受けて発言を変えてきた政治家もまた一部の政治家を除き、国民・有権者の気持ちを理解をしているとは到底思えない。これは何も民主党だけではなく自民党はじめ野党もしかりである。
もっとも、その報道や記事い踊らされて「小沢氏」の排除を口にした国民も同罪ではあるが。
カテゴリ: 政治も > 政局 フォルダ: マスコミ(主に産経) コメント(1) | トラックバック(1)
タグ: マスメディア、倫理観、官邸機密費
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コメント(1)
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2010/07/03 04:32
Commented by Todd さん
お仲間意識でやっているうちはろくな記事も報道も出来ません。所詮、日本のマスコミは三流以下です。何も期待していません。
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