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小鳩辞任は米国の力が強大だったからだ、で済ましてしまう議論がある。これは一つの側面としてある。だが、これだけでは時の政権の責任を免罪してしまう議論にしかならない。
やはり主要な側面は小鳩政権が弱腰だから屈したのだ、と捉えるべきであろう。これからも米国に訳もなく屈服する政権は誰であろうと何であろうとこの国の民衆の力によって何度でも崩壊させていく。何度でも崩壊させていく向こうに展望が開けてくると考える。
米国側にとっても米国に屈服する政権が1年も経たないうちに崩壊させられ続けては、交渉相手としての日本政府がいつまでたっても当事者能力を備えた安定したものでなく、困るであろう。そこに強大な米国を譲歩させる道が開けてくると考える。その譲歩の枠をだんだんと拡大させていく。
米国も交渉相手は時の政権だけでなく日本の国民全体を敵にまわしているのだということをいやがうえでも知るようになる(沖縄県民の闘いがそれを知らしめてきていると思う)。
単純なようだが、戦略の大筋はこんなところではないだろうか。下にアップした「最終的には民衆の力が世を動かしていく」というのはこんなことだと思っている。政治の
世界あるいは歴史の動的構造とでも言おうか。
・倒錯した思考法が特徴の小沢信者たち!
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