★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK89 > 653.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
『第22回参院選の議席予想その2』  れんだいこのカンテラ時評761  
http://www.asyura2.com/10/senkyo89/msg/653.html
投稿者 韃靼人 日時 2010 年 7 月 02 日 08:25:17: XfUHcQiPmEZmc
 

http://otd10.jbbs.livedoor.jp/1000013618/bbs_plain

れんだいこのカンテラ時評761 れんだいこ 2010/07/01 21:20

【第22回参院選の議席予想その2】

 2010年の第22回参院選(7.11日投開票)が中盤戦に突入した。れんだいこが改めて議席予想しておく。

 参議院選挙区は1都2府1道43県の47選挙区からなる。そのうち1人区が29、2人区が12、3人区が5、5人区が1となっている。1人区29選挙区のうち、民主党は香川と沖縄を除く27選挙区で公認候補を擁立しており自民と激突している。先の衆院選以来、民主党、社民党、国民新党、日本新党、新党大地の政権交代派と自民党、公明党、その他諸雑派の旧政権派との政権争いが続いている。この構図は変わらない。

 鳩山、菅と続く民主党党中央はこの間、社民党を斬り捨て、国民新党との同盟関係に亀裂を走らせ、何をトチ狂ったか躍起になって自ら政権交代政権の支え棒を毀損しつつあるが、小沢前幹事長時代に築いた提携関係は揺らいでいない。恐らくこのまま選挙の日を迎えることになると思われる。これによると、民主党は、岩手、奈良、岡山、徳島、高知などで絶対優位に立っている。他方、自民党の絶対優位区はなく、これまでの金城湯池の群馬、山口でも予断を許さない選挙を強いられている。これが趨勢である。

 2人区12選挙区のうち、いずれも民主1は手堅く、残りの1議席を自民、民主が争い、選挙区によってはみんなの党、社民、国民新党が割り込む混戦構図になっている。民主の議席独占を狙う二人擁立が吉と出るか凶と出るか注目されているが、小沢前幹事長の後ろ盾を失った二人目の候補が一部を除いていずれも苦戦を強いられている。但し、競合により比例票を押し上げる効果を持つことには変わりない。

 3人区5、5人区1選挙区の場合、民主、自民両党がそれぞれ1議席を手堅く固め、民主党は2議席目を視野に入れている。3議席目以下を公明、みんなの党、社民、国民新党、新党改革、たちあがれ日本、日本創新党が取り合う形になっている。比較的元気の良いのがみんなの党のようである。

 ちなみに、各党の立候補選挙区数は、民主45選挙区61名、自民47選挙区49名、みんなの党21、社民党8、新党改革7、たちあがれ日本4、日本創新党4、公明党3、国民新党2、その他となっている。

 特異な戦術を採っているのは共産党である。相変わらず全選挙区に独自候補を擁立している。従来、共産党の候補者擁立が自公政権候補当選を間接的に呼び水していたが、このところそれを上回る民主党票が形成されており、共産党の割り込みが功を奏さなくなっている。他方で、共産党票の民主党ブロックへの移動も見られており、全選挙区候補者擁立による比例票獲得狙いが全く機能していない。供託金没収の悲哀のみ味わっているが、党中央の戦略戦術は一向に変わらない。それでいて責任問題も出ない不思議なガラパゴス党になっている。

 以上から推定すると、れんだいこ議席数予想は、民主60、自民26、みんな10、公明8、共産3、社民3、新党改革3、国民2、立ち上がれ日本2、日本創新1、革新系無所属2の計120となる。変動するとすれば、みんなの党がそれほど伸びず、減った分を民主が吸収する可能性であろう。結果的に民主は引き続き好調健闘、自民が更に陥没、みんなの党と公明が並び、社民、共産、国民新党がほぼ現状維持、その他新党が僅かに議席獲得と云うことになる。一番割りを食ったのは自民党と云うことになろう。これをれんだいこ予想とする。

 この予想が崩れるとしたら、民主党党中央が終盤戦になりふり構わず自絞殺運動を開始することによってである。菅政権は明らかに意図的故意に負けるように逆走し始めている。終盤戦ともなると何が飛び出すのだろう。民主党支持者が、菅政権の短命化を見据え、次の政権を展望していれば動じないであろうが不気味ではある。いずれにせよ、勝っても負けても選挙後の菅執行部への責任追及弾劾は必至となった。菅は思っていた以上にアカンタレである。鳩山のハトヤマ美人、菅のカン文句が新たな政治造語となった。

 特段の必然性もないのにわざわざ消費税増税論をぶち上げ、批判が高まると低所得者層には増税分還元するなどという思いつきにダマサレル有権者は居ないのに、ブチ上げ抜いているのは狂態以外の何ものでもない。問題は、誰に指図されてピエロしているかであろう。常識的には考えられない。苦労して組み立てた勝利の方程式構想を壊されつつあるのを見て小沢が怒るのは無理もない。それを逆に怒る枝野、野田とは何者ぞ。尋常ではない。特殊な腹話術師たちではある。

 2010.7.1日 れんだいこ拝

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2010年7月02日 10:16:26: q3L2Y7vVIk
カンカラカン(菅から官へ)。菅空缶(カンカラカン)。

02. 2010年7月02日 13:56:47: pp0EWQcIBU
誰か、素人予想の当選者数一覧を作ってくれないかな。
新聞予想も含めてもいいから。
そうすれば選挙後になって誰が馬鹿か誰がひいき目なのかが一目でわかる。

03. 2010年7月02日 20:57:19: mw2m8WoLIY
正当支持率から判断するかぎり(マスコミの世論調査がいかにあてにならないとはいえ)1人区で自民党が勝つことはまずないように思える。10年以上も前から世論調査では自民党の支持率がトップだったが、比例区の得票は常に民主党が上回っていた。マスコミの世論調査の数字はほんの数日で変動する(?)ようであるが、得票に結びつく政党の支持率は年単位で少しずつしか変化はしないと見る。

現在の菅代表・首相の迷走はひどいが、それでも自民党の大敗は間違いないだろう。政権与党としての利益誘導の影響力もなく資金も枯渇している。金で結ばれた集団の離反は早い。金の切れ目が縁の切れ目である。ただ、菅内閣の政策は旧自民党政権とどこが異なるのかは定かでなくなってきた。いかに「既得権連合」の力が大きいかを改めて感じている。

ここは判断が難しいが、とりあえず民主党を勝たせ、その後、民主党内部の生活が第一と考えるグループが主導権をとることを期待するのが現実的な選択か。


04. 2010年7月03日 16:29:01: QIWRsoXzfH
03さんの意見に同意する。
阿修羅内では最近、国民新党の評価が高いようだけど、掲げている政策の一部がちょっと極右に近い感じがして、何か違うだろと思っている。
一方、民主党も菅内閣になり、想像以上に余計不安になってきた。
何か悔しく情けないが、でも完璧ばかりを唱えてもきりがない。

選挙では民主党系の候補者に入れる。しかし比例代表で、「民主党」と書くかは正直?だ。個人名ならありうるけど。

異論は認めない。 
 


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 コメントの2重投稿は禁止です。  URL紹介はタイトル必須
ペンネームの新規作成はこちら←
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK89掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK89掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧