http://www.asyura2.com/10/senkyo89/msg/570.html
Tweet |
以下は国税庁の統計による平成18年度「給与階級別給与所得者数・構成比」です。
http://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/minkan2006/menu/pdf/001.pdf
100万円以下 8.0 %
100万円超 200万円以下 14.8 %
200万円超 300万円以下 16.0 %
300万円超 400万円以下 16.9 %
400万円超 500万円以下 13.9 %
500万円超 600万円以下 9.6 %
600万円超 700万円以下 6.4 %
700万円超 800万円以下 4.5 %
800万円超 900万円以下 3.0 %
900万円超 1,000万円以下 2.0 %
1,000万円超 1,500万円以下 3.7 %
1,500万円超 2,000万円以下 0.8 %
2,000万円超 0.5 %
これは給与所得者に対する調査で、総計 4472万人が対象です。
日本の就労人口は 約6500万人と言われています。
この差額 2000万人が所謂、自営業者と言うことです。
年収比の換算は、給与所得者と同じと考えます。
其の上に 350万人という完全失業者がいます。
整理して考えると
年収が200万円以下の ワーキングプアと言われる人が 6500×0.228=1482+350(失業者)=1832万人いると言うことになります。
年収が300万円以下では 1832+6500×0.16=2922万人となります。
年収が400万円以下では 2922+6500×0.169=4020万人です。
これは就業者個人についての統計ですので、総人口に換算すると
12000÷(6500+350)=1.75倍
年収200万円以下の世帯の人口 1832×1.75=3206万人
年収300万円以下の世帯の人口 6500×0.16×1.75=1820万人
年収400万円以下の世帯の人口 6500×0.169×1.75=1922万人
如何でしょうか、総人口 1億2000万人と言いますが、年収400万円(税及び社会負担費込)で暮らしている方は 7000万人近くいます。
年収300万円(ボーナス込)とは、税金や健康保険などの社会負担費を差し引くと1ヶ月の手取りは20万円に少し及びません。
400万円とは言わなくても、350万円の年収よりない世帯では、子供1人を育てるにも四苦八苦の状態であることが解るでしょう。
最近、国際基準に照らして、我が国の貧困人口が2000万人であるという発表がありました。
貨幣価値の問題もあるので、200万円近い年収があっても、アジア、アフリカを含んだ貧困の部類に入るのでしょう。
本日のクソ菅が選挙の遊説で次のように言いました。
「年間所得が300〜400万円以下の人間は一旦徴収した消費税を全額還付する」
此処で年収と、年間所得の菅違いもあると思いますが、
年間所得で400万円以下といえば、国税庁の統計で全就労者の56.6 %、つまり3680万人の就労者の扶養家族を含めて6440万人からは消費税を取らないと発言しました。
これじゃ消費税率をUPしても税収は殆ど増えないのではないか。
最も、低所得者にしてみればこの上のない話であるが、
結局は、またまた国民を騙す魂胆であることは間違いない。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK89掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。