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http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/e/d0707ff7cddee1c72ab9ab73b447f292
2010-06-27 14:53:36
菅直人首相は、参院選で目標として掲げた改選54議席以上を獲得できなかった場合でも、辞任しないとの考えを示した。
一度握った権力は手放さない積りである。彼にとっての真の使命は、彼にとって邪魔な「小沢はずし(小沢抹殺?)」であるに違いない。
先日(23日、24日)の日記では、消費税アップの不当性について述べた。どう考えても消費税アップを云々する時ではない。消費税アップを主張すれば、大幅に支持率の低下を招き票を減らすことを、彼が知らぬはずはない。
http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/e/833bd599d09766b3ba8700904b6dd9d1 (23日)
http://blog.goo.ne.jp/info/digibook/?from=modadv (24日)
選挙を前にして、そういう犠牲を払ってでも敢えて消費税アップを主張するのは、支持率低下によって民主党が仮に過半数を切った場合でも国民新党との約束を破っても、小沢グループを切り捨てて、自民党との大連合を仕掛けることを念頭に置いているからに違いない。
彼は、わざわざ「自民党の消費税10%案」を参考にすると言っており、自民党との連合のためのハードルを失くしており、参院選後は自民党との合併?連合?を暗に示唆しているようなものである。そうでなければ党内でも反対派がいるのに、選挙を前にして野党(自民党)案に迎合するなどと馬鹿げたことは言わないだろう。
多くの国民が消費税アップを望んでいないにもかかわらず、消費税アップを主張する自民と菅グループの民主が一緒になって消費税アップ政権が出来る? とは、なんという皮肉なことか(思惑通りいくかどうかわからないが)。
それにしても、彼がこれだけの自信をもって主張できるのは、米国の奥の院からのバックアップがあるからに違いない。今米国は極めて深刻な財政危機(3年連続1兆ドルを超す財政赤字)にある。米国にとって日本は、打ち出の小槌である、大量のワーキング・プアーが生活にあえぐなかで、毎年2000億円を超える思いやり予算(米軍駐留経費)を貢いでくれる。
米側にとっては梃子でも動かない小沢氏が邪魔な存在であるに違いない、彼を政権与党から消し去りたいからである(米側にとっても、菅氏にとっても利害が一致している?)。
過去にも述べたけれど、私は陰謀論を好む者ではありませんが、このようにでも考えない限り合理的な解釈ができない。
目が眩んでしまっている彼は「おれおれ詐欺」と言われようとも、「米国の操り人形だ、奴隷だ」と言われようとも、第二の小泉を演じようとしているように見える。哀れなのは何も知らない国民である。
私が読んでいる山崎行太郎氏の政治ブログ「毒蛇山荘日記」が昨日の日記で、痛烈に菅政権を批判しているのでそのまま転載します(太字及び段落は筆者の独断によります)。
URL:http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/
菅直人政権は徳之島に強行着陸し、国家の暴力装置を発動するつもりか?
「日米安保マフィア」に脅迫されたのかどうか知らないが、普天間問題をめぐって鳩山政権が米国に全面的に屈服する形で崩壊し、鳩山政権が受け入れた「日米合意」を受け継ぐ形で誕生した従米属国の菅直人政権の誕生を経て、自民党よりも従米属国の植民地スタイルがすっかり板につき始めた民主党の政治姿勢だが、鳩山時代に普天間基地の一部移転先として「腹案」として持ち出され、現地住民の猛反発をかった「徳之島案」だが、単なる「案」を超えて、いよいよ米軍基地の移転先としての徳之島が現実的な政治問題として浮上してきたようである。
「徳之島整備に1000億円超」と「給油施設新設」などを米政府は、菅直人政権に要求してきたようであるが、
市民運動家の仮面をかなぐり捨てて、国民や住民の意思を無視したまま、自ら進んで米国の「奴隷」と成り果て、今では植民地の現地支配人に相応しく、「ご主人様」の前にひざまづき靴までも舐めるかのような卑屈な政治スタイルが身につき始めた菅直人は、どう対処していくつもりなのか。
「ご主人様」にはひたすら忠誠を尽くしつつ、国民や住民に対しては猛々しく牙を剥くつもりなのか。
今まで明らかにされていなかったが、日米共同声明には施設整備の中身についての言及はないが、しかし日米実務者協議などで米側は(1)航空管制施設(2)燃料給油施設(3)格納庫−などの建設が新たに必要になると主張しているらしく、「ヘリコプターの離着陸に耐えうるよう滑走路の強度を改修することや、計器飛行が可能となるよう滑走路の着陸帯の幅を300メートルに拡張すること・・・」を要求し、ほぼそれを日本政府側は受け入れるつもりらしい。
つまり、国民や住民には知らせないままに、そこまで、防衛省や外務省の官僚たちは、話を具体化しているということのようだ。
はたして彼等の思惑通りに、とんとん拍子で話が進むのかどうか。それとも、住民の反対を押し切り、国家の暴力装置を行使してまでも、菅直人は強行突破するつもりなのか。はたしてそれが出来るのか。けだし見物である。
以上、転載おわり。
日本の政治家、マスコミは、どうしてかくも堕落したのだろうか。
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